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映画『ソウ6』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ソウ6』の概要:数々の個性的な死のゲームで多くの観客を魅了してきた『ソウ』シリーズ。今作では、ジグソウの後継者であるホフマンが大暴れ。連続殺人はまだ終わってはいなかった。圧倒的な恐怖が、今ここに復活。

映画『ソウ6』の作品情報

ソウ6

製作年:2009年
上映時間:95分
ジャンル:ホラー
監督:ケヴィン・グルタート
キャスト:トビン・ベル、コスタス・マンディロア、ベッツィ・ラッセル、マーク・ロルストン etc

映画『ソウ6』の登場人物(キャスト)

ジグソウ / ジョン・クレイマー(トビン・ベル)
長きに渡り、残虐なゲームを行い数多くの人間を殺してきた殺人犯。既に他界している。
マーク・ホフマン(コスタス・マンディロア)
密かにジグソウの後継者として活動している人物。前作でストラム捜査官に容疑を向けられ、彼を殺そうとした。
ダン・エリクソン(マーク・ロルストン)
ストラムの上司。前作ではホフマンに踊らされ、ストラムに容疑を向けてしまうが、今作では改めてホフマンに容疑の目を向ける。
ウィリアム・イーストン(ピーター・アウターブリッジ)
死のゲームの新たな参加者。保険会社で働いており、生前のジグソウから恨みを買っていた。
パメラ・ジェンキンス(サマンサ・レモール)
ウィリアムの妹で、長年ジグソウに関する調査を進めてきたジャーナリスト。ホフマンによるゲームに巻き込まれる。
ブレンド・アボット(デヴォン・ボスティック)
ホフマンのゲームに参加させられた。父親を殺したウィリアムに対して、とある行動を起こす。
タラ・アボット(ショーナ・マクドナルド)
ブレンドの母親。夫を失う原因を作ったウィリアムを長年恨んでいた。
ジル・タック(ベッツィ・ラッセル)
ジグソウの元妻。今作は、今後のストーリーを左右するとあるアクションを起こす。

映画『ソウ6』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ソウ6』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ソウ6』のあらすじ【起】

末期癌を患い、余命宣告をされた男、ジョン・クレイマー。そんなジョンは、生きたくても生きられない自分がいる裏腹に、命を粗末にしている人間がいることに憤りを感じていた。そして、自らがそういった人間に罰を与えてきたのである。しかし、そんなジョンも死に、ジョンの意思は彼の後継者であるホフマンに引き継がれることとなる。

前作で、自らに疑いを向けていたストラム捜査官を見事罠に嵌めたホフマンは、再び不穏な動きを見せていた。ホフマンには、ジョンから言い伝えられた仕事がまだ残っていたのである。その一つが、アンブレラ保険会社で働くウィリアムという男を拉致し、ゲームに参加させることだった。

実はウィルとジョンには繋がりがあった。アンブレラ社は悪徳な保険会社で、患者の命よりも自らの会社の利益を何よりも大切にしていた。当時、ジョンが自らの末期癌を治すための唯一の希望であった治療をうけるためアンブレラ社に頼ったところ、金にならない、とウィリアムはその申し出を断ったのである。

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映画『ソウ6』のあらすじ【承】

そして、捕まったウィリアムには、4つのゲームが言い渡された。ウィリアムの四肢にはそれぞれ爆発物が設置されており、ゲームをクリアするごとにその解除キーが手に入るのだ。一つ目のゲームは、会社の掃除夫との『どちらが長く息を止めていられるか』というゲームだった。幸い相手がヘビースモーカー且つ肺気腫を患っていたということもあり、ウィリアムが勝利を収める。

2つ目のゲームでは、2人の人間が巻き添えになっていた。2人を助けるためには、ウィリアムが2人を繋ぐハンドルを引っ張り続けるしかない。しかし、一人で二人の人間を支えるのは難しく、ウィリアムは一人を諦め、そのうちの一人を救出したのだった。3つ目のゲームは、デビーという女性が迷路を90秒以内にクリアしなければいけなかった。ウィリアムは彼女をサポートし、結果鍵を手に入れる。

そして、最後のゲーム。最後のゲームでは、部下6人の中から2人を選択しなければいけなかった。ウィリアムが選ばなかった4人は、その場でライフル銃で撃たれ死亡するのである。

映画『ソウ6』のあらすじ【転】

そして、2人を選択したウィリアムは次の部屋へと進んだ。その部屋には二つの牢屋が設置されており、それぞれ人が監禁されていた。一つ目の牢屋には、タラとブレンドという親子、二つ目の牢屋にはパメラという女性ジャーナリストがゲームに巻き込まれていたのだった。

実は、彼らはウィリアムと関わりがあった。パメラはウィリアムの実の妹であり、タラとブレンドは、ウィリアムが保険金を払わなかったために父を失ったという過去があった。そして、2つの牢屋の中央には、とあるレバーが設置されていた。そのレバーには、『LIVE』と『DIE』の選択肢が用意されていた。そして、タラとブレンドはそのレバーの意味を理解した。タラは躊躇うが、ブレンドはそのレバーに手をかけた。そして、レバーをDIEの方へと下げたのである。すると、ウィリアムにフッ化水酸素が注入され、彼は死に至ったのである。

一方、警察も新たな動きを見せていた。前作でホフマンに騙され、自身の部下であるストラムを疑ってしまったエリクソン。しかし、エリクソンは再びホフマンに容疑を向けていた。そして、長年ストラムとコンビを組んでいたペレーズと共に、事件の再調査に乗り出したのであった。

映画『ソウ6』の結末・ラスト(ネタバレ)

そして、彼らは必死の捜査の結果、とうとう一連の事件の真犯人がホフマンであることを突き止めるのだった。しかし、ホフマンが真実を知った者達を放置しておくわけがない。ホフマンは、エリクソンの首を思いっきり掻き切り、彼を殺害した。そして、ペレーズの腹部を刺すと、その場に油を撒き、彼らの遺体ごと証拠を隠滅したのだった。

なんとか危機を脱したホフマン。今度こそ安全を確保したと思っていたが、しかし、ホフマンを狙うのは警察だけではなかった。ホフマンは、とある人物によって拉致されてしまう。その人物とは、ジョンの元妻、ジルだった。拘束されたホフマンは、かつてゲームに使われた拷問用具を顔に設置されてしまう。そして、ジルは「ゲームオーバー」と言い残すと、その場を去って行くのだった。

しかし、ホフマンは簡単に死ぬ男ではなかった。ホフマンは怪我を負いながらも、見事その拷問器具を外してみせたのだった。そして、再び生を手にしたホフマンは、どこかへと姿を消すのだった。

映画『ソウ6』の感想・評価・レビュー

大人気スリラー『ソウ』シリーズの第6弾。死んだジグソウの後継者となったホフマン刑事がゲームを進めるのだが、今回のターゲットは悪質な保険会社の社員たちだ。ここまでくるとジグソウが必殺仕事人のような世直しキャラに思えてくるから不思議だ。やってることは殺人なのだが…。
ストーリーも入り組んだ伏線がだんだんと回収されていくところがまた面白い。
従来であれば下降していく人気が、まったく衰えないのも納得がいく作品である。(男性 40代)


大人気シリーズ第6弾。こういうシリーズ物が6作も作られること自体凄いのですが、人気が衰えないのも素晴らしいですよね。
今作では新たなジグソウとなったホフマンが、ジョンから託された「仕事」を成し遂げるために新たなゲームを始めます。
正直、これまでの作品に比べてグロさやショッキングさは抑えめだったように感じました。
ラストではジョンの元妻ジルがホフマンに「ゲームオーバー」を言い渡すので、次はジルが…!?と思ったのですが、ホフマンはまだ生きていそうですね。次作がとても気になります。(女性 30代)

関連作品

次作 ソウ ザ・ファイナル 3D
前作 ソウ5

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