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映画『太陽は動かない』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

鷹野一彦は秘密組織「AN通信」に所属する優秀な諜報員である。若手諜報員の田岡亮一とタッグを組み、「全人類の未来を決める次世代エネルギー」の極秘情報を手に入れる任務に就く。

映画『太陽は動かない』の作品情報

太陽は動かない

タイトル
太陽は動かない
原題
なし
製作年
2021年
日本公開日
2021年3月5日(金)
上映時間
110分
ジャンル
アクション
サスペンス
監督
羽住英一郎
脚本
林民夫
製作
森井輝
小出真佐樹
古屋厚
製作総指揮
不明
キャスト
藤原竜也
竹内涼真
ハン・ヒョジュ
ピョン・ヨハン
市原隼人
南沙良
日向亘
加藤清史郎
製作国
日本
配給
ワーナー・ブラザース映画

映画『太陽は動かない』の作品概要

小説『横道世之介』や小説『悪人』などの原作者としても知られている、吉田修一による人気サスペンス小説を元に制作された作品。秘密組織「AN通信」に所属する諜報員を中心に、次世代エネルギーの極秘情報を巡る争奪戦が描かれている。実力派俳優の藤原竜也が主演を務め、竹内涼真、ハン・ヒョジュ、ピョン・ヨハン、市原隼人、南沙良らが共演している。幅広い年代から人気のロックバンド「King Gnu」の楽曲『泡』が主題歌に起用されている。

映画『太陽は動かない』の予告動画

映画『太陽は動かない』の登場人物(キャスト)

鷹野一彦(大人:藤原竜也 / 高校時代:日向亘)
秘密組織「AN通信」の諜報員。冷静沈着。優れた頭脳を持っており、諜報員として優秀な人物。
田岡亮一(竹内涼真)
秘密組織「AN通信」の若手諜報員。鷹野一彦の相棒。感情的な一面もあるが、心優しい人物。
AYAKO(ハン・ヒョジュ)
謎の女性。次世代のエネルギーについての情報を集めている。

映画『太陽は動かない』のあらすじ(ネタバレなし)

天涯孤独の身となった鷹野一彦は、秘密組織「AN通信」に拾われ諜報員となった。頭脳だけでなく身体能力にも優れており、優秀な諜報員として様々な任務をこなしていた。そんな彼の相棒は、若手諜報員の田岡亮一。

秘密組織「AN通信」は表向きニュース配信会社を装っていた。その裏で国や企業を相手取り、機密情報の売買を行っていた。秘密組織「AN通信」に所属する諜報員達は、胸に爆弾を埋め込まれていた。裏切りを防止するためのもので、24時間ごとの定期連絡を怠ると爆発する仕組みだった。

鷹野一彦と田岡亮一は「全人類の未来を決める次世代エネルギー」の極秘情報を手に入れる任務に就く。その極秘情報は中国の巨大エネルギー企業に協力する諜報員を始め、様々な人物が狙っていた。果たして、鷹野一彦達は無事に任務を遂行することができるのだろうか?

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映画『太陽は動かない』のネタバレあらすじ結末と感想
映画『太陽は動かない』のネタバレあらすじと感想。ストーリーを結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載。

映画『太陽は動かない』の感想・評価

話題作を世に送り出してきた人気小説家・吉田修一

本作は月刊小説誌「PONTOON」で連載されていた吉田修一原作のサスペンス小説を元に制作されている。吉田修一は小説『最後の息子』で「第84回文學界新人賞」を受賞し、小説家としてデビューを果たす。「第127回芥川龍之介賞」を始め「第15回山本周五郎賞」や「第69回芸術選奨文部科学大臣賞」など、様々な賞を受賞している。

代表作としては、小説『パレード』、小説『悪人』、小説『横道世之介』などがある。ちなみに、この3作はいずれも映画化されている。小説『パレード』は藤原竜也が主演を務めており、「第60回ベルリン国際映画祭・国際批評家連盟賞」を受賞した。小説『横道世之介』は俳優・高良健吾×女優・吉高由里子が共演したことで大きな話題を集めた。

命懸けの頭脳戦

主人公の鷹野一彦が所属するのは、秘密組織「AN通信」。表向きはニュース配信会社だが、裏で国や企業を相手取り機密情報の売買を行っている組織である。鷹野一彦は優秀な諜報員として、様々な任務を遂行していた。

組織は裏切りを防止するため、24時間ごとの定期連絡を怠ると爆発する爆弾を諜報員の胸に埋め込んでいた。鷹野一彦は相棒の田岡亮一と共に、「全人類の未来を決める次世代エネルギー」の極秘情報を手に入れる任務に就くことになる。その極秘情報は「AN通信」だけでなく、様々な人物が狙っていた。

鷹野一彦と田岡亮一は死の恐怖に怯えながらも、任務を成功させるために奔走する。色んな人の思惑が交差する重厚なストーリーだけでなく、派手なアクションシーンも見応えがある作品になっている。鷹野一彦と田岡亮一は命懸けの頭脳戦を制することができるのか、最後まで目が離せない展開が待っている。

老若男女を問わず人気のロックバンド「King Gnu」が主題歌を担当

主題歌を担当したのは、老若男女を問わず人気のロックバンド「King Gnu」。主題歌に起用された楽曲名は『泡(あぶく)』。ボーカル常田大希の力強くも繊細な歌声と独創的なメロディーが、印象的な楽曲になっている。過酷な任務に身を投じる鷹野一彦と田岡亮一の生き様を表しているかのような歌詞にも注目してもらいたい。

「King Gnu」は2019年に日本テレビ系列で放送されたテレビドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』の主題歌を担当することになり、楽曲『白日』を書き下ろした。動画投稿サイトYouTubeにアップされたミュージックビデオの再生回数は、3.1億回再生を突破している(2021年1月25日時点)。「King Gnu」の名が世間で広く知られるようになり、「第70回NHK紅白歌合戦」にも出場している。

映画『太陽は動かない』の公開前に見ておきたい映画

映画『太陽は動かない』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。映画『太陽は動かない』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

劇場版 MOZU

羽住英一郎が監督を務めた作品。逢坂剛原作の小説『百舌』シリーズを元に制作された刑事ドラマの劇場版。ドラマは2014年にTBS系列にて、シーズン1~シーズン2が放送された。俳優の西島秀俊が主演を務めており、香川照之、真木よう子、池松壮亮、伊藤淳史、長谷川博己など、実力派女優&俳優が脇を固めている。

警視庁公安部特務第一課捜査官の倉木尚武は、妻と娘の死の真相について調査を行っていた。そして、「ダルマ」と呼ばれる都市伝説の存在を知る。多くの人が夢の中で「ダルマ」と呼ばれる人物を見ていたが、実在するかどうかは誰にも分からなかった。ある日、テロ組織がペナム共和国の大使館を襲撃し、母と娘を誘拐する事件が起きる。倉木は事件を解決し、妻子の死の真相に辿り着くことができるのだろうか?

詳細 劇場版 MOZU

悪人

吉田修一原作の小説を元に制作された作品。原作の小説は「第61回毎日出版文化賞」と「第34回大佛次郎賞」を受賞しており、高く評価された。俳優の妻夫木聡&女優の深津絵里が主演を務めている。「第34回モントリオール世界映画祭 最優秀女優賞」を始め、様々な賞を受賞している。2018年には舞台化もされた。

保険外交員の石橋佳乃が遺体となって発見された。警察の捜査により、2人の男が犯人として浮上する。1人は老舗旅館の息子・増尾圭吾、もう1人は矢島解体建設で働く清水祐一だった。祐一は出会い系サイトを利用しており、馬込光代という名の女性に出会う。二人は不器用ながらも思いを重ねた。そして、祐一は光代に、人を殺してしまったことを告白した。

詳細 悪人

Diner ダイナー

藤原竜也が主演を務めた作品。「第13回大藪春彦賞」を受賞した平山夢明原作の小説『ダイナー』を元に制作されている。河合孝典作画によって漫画化もされた人気作。写真家として活躍する蜷川実花が監督を務めた。殺し屋専用の食堂でウエイトレスとして働くことになった女性、オオバカナコの波乱の日々が描かれている。

オオバカナコは怪しげな高額バイトに手を出し、ウエイトレスとして料理店「Diner」に売り飛ばされてしまう。その店の料理人・ボンベロは元殺し屋で、客の全員が人殺しだった。客を怒らせれば、殺されることもあった。オオバカナコは生き残るために、ウエイトレスの仕事を懸命にこなした。果たして、オオバカナコの運命は、一体どうなってしまうのだろうか!?

詳細 Diner ダイナー

映画『太陽は動かない』の評判・口コミ・レビュー

映画『太陽は動かない』のまとめ

人気小説家・吉田修一原作のサスペンス小説を元に制作された作品。秘密組織「AN通信」に所属する諜報員が次世代エネルギーの極秘情報を巡り、命懸けの頭脳戦を繰り広げる様子が描かれている。実力派俳優の藤原竜也が主演を務め、人気俳優の竹内涼真が相棒役を務めた。さらに、謎の女性AYAKO役でテレビドラマ『春のワルツ』で人気を博した女優ハン・ヒョジュ、韓国人エージェントのデイビッド・キム役でテレビドラマ『ミセン-未生-』でブレイクを果たしたピョン・ヨハンが出演している。

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