映画『テラスハウス クロージング・ドア』の概要:人気テレビ番組テラスハウスの劇場版。男女6人の共同生活の日々を撮っており、恋愛や仕事、人間関係を描いている。てっちゃんこと菅谷哲也が残り、新メンバー達との生活が始まっていく。元テラスハウスメンバーの登場も懐かしさが蘇る中、一人一人の思いや気持ちの揺れが生じていく。
映画『テラスハウス クロージング・ドア』の作品情報
上映時間:129分
ジャンル:ラブストーリー、ヒューマンドラマ、ドキュメンタリー
監督:前田真人
キャスト:菅谷哲也、島袋聖南、松川佑依子、和泉真弥 etc
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映画『テラスハウス クロージング・ドア』の登場人物(キャスト)
- 菅谷哲也
- 俳優志望の21歳。通称てっちゃん。テラスハウスを出ていこうとした時に佑依子と出会い、そのまま残ることになった。恋愛に真っ直ぐで佑依子のことが好きになる。
- 和泉真弥
- デザイナー志望で専門学生の20歳。思ったことを口にする性格できつめだが、思いやりがあって優しい。洋さんのことが気になっている。
- 小田部仁
- 出版社の会社員の24歳。通称おたべ。仕事熱心で働き者。真弥に背中を押され佑依子をデートに誘う。自分に自信がないが、心が広く温厚な性格。
- 松川佑依子
- 金融関係の会社員かつグラビアアイドルの24歳。見た目が可愛く性格も女の子らしいが、少し小悪魔的な部分もある。
- 吉野圭佑
- バスケットボールコーチの19歳。通称よっしー。てっちゃんがお世話になったオーナーのお店でアルバイトすることに。
- 島袋聖南
- モデル志望の27歳。通称聖南さん。再びテラスハウスに戻ってきたが、恋人の大輝との距離が離れてしまう。お酒が好きで細かいことは特に気にしない性格。
- 今井洋介
- 元テラスハウスにいた写真家の30歳。通称ようさん。てっちゃんが仕事で2週間家を空ける間に入居することに。過去に離婚し3歳の娘と離れて暮らしている。真弥の素直な気持ちに揺れている。
映画『テラスハウス クロージング・ドア』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『テラスハウス クロージング・ドア』のあらすじ【起】
てっちゃんがテラスハウスを出ていこうと扉を開けた瞬間、新たにテラスハウスへ入居する佑依子と出会う。戸惑うてっちゃんであったが、佑依子からもう少しテラスハウスに残ってほしいと伝えられ、再びテラスハウスに生活することになった。次の日の朝、真弥とおたべがテラスハウスへやって来た。その頃、聖南さんが大輝へテラスハウスに行きたいと思いを伝えていた。大輝は困惑していたが、聖南さんの背中を押すことに。その日の夜、よっしーがテラスハウスへやって来た。遅れて聖南さんもテラスハウスへ入り、6人の共同生活が始まった。
テレビ番組同様に、テラスハウスを鑑賞しそれぞれの意見を出し合う役者達が揃っていた。聖南さんが戻ってきた意図は何だ、てっちゃんに好きな人は出来るのか、新メンバー達の性格はどうなのかなど、視聴者目線で話していた。
再び再会したてっちゃんと聖南さんは、食卓を囲んで大輝との関係などを話していた。久しぶりに会った聖南さんと大輝だったが、二人の間には気まずい空気が流れていた。
てっちゃんと佑依子の間で呼び合いの変化や、二人の距離が縮まるボディタッチなどが見られた。別の日、てっちゃんと佑依子が二人になり、結婚について話していた。佑依子は相手がしたいと思うならしても良いと考えており、そういう素振りをしたことはあると言った。てっちゃんは結婚したいと思える相手がいたら自分から伝えたいと話し、佑依子の方を見つめていた。
おたべが佑依子をご飯に誘い、二人で初めてのデートをした。おたべは単刀直入にてっちゃんとのことや佑依子のタイプなどを聞き出していた。佑依子はてっちゃんとは話してて楽しいと伝え、おたべが誘ってくれたことも素直に嬉しいと伝えた。その日の夜、佑依子は意外と楽しくデートができたと聖南さんと真弥に話していた。
おたべが仕事でインタビューをするために、テラスハウスの元メンバーだった山中美智子のお店に聖南さんと向かった。恋人の保田賢也もおり、テラスハウスが続いていることや久しぶりの再会に驚いていた。
映画『テラスハウス クロージング・ドア』のあらすじ【承】
仕事終わりにてっちゃんと佑依子がご飯を食べていた。他愛ない話をし楽しそうに食事をしている時、てっちゃんが仕事で海外に行くと佑依子に伝えた。佑依子は寂しいと言い、まるでカップルのような関係みたいにしみじみとしていた。その頃、真弥とおたべが洗い物をしている時、おたべが佑依子について真弥に相談していた。遠回しにうじうじしているおたべに対し、真弥は率直に気持ちを伝えろとアドバイスし、おたべの背中をそっと押していた。
てっちゃん、聖南さん、おたべ、真弥が話している時に、元テラスハウスメンバーであった洋さんが家にやって来た。よっしー、佑依子も洋さんを歓迎し、てっちゃんがようさんにテラスハウスへ入居を提案したことがきっかけで洋さんが入居することになった。
元テラスハウスメンバーである今井華、筧美和子と会ったてっちゃんは、テラスハウスが続いていると報告し、佑依子との恋愛相談をしていた。一方、佑依子はてっちゃんとの食事は凄く楽しかったが、その後芸能関係の友人とてっちゃんについて話している時、てっちゃんがクラブやキャバクラに行っていることを知ってしまった。佑依子はどのてっちゃんが本物か分からなくなったため、2週間家を空けることは丁度良いのかもしれないと真弥に話していた。
真弥が専門学校で就職や将来について先生に相談をしていた。今後の方針を固めていたが、自信がなく落胆している様子を見せていた。よっしーがオーナーの元へアルバイトをしている時、テラスハウスに入って変わったことや新鮮さを感じていることを話していたが、特に好きな人はいないとも言っていた。
真弥が水中写真を撮ってみたいと洋さんにお願いをし、また物作りをしている洋さんに興味があると積極的に伝えていた。洋さんは元テラスハウスメンバーである宮城大樹と湯川正人と、真弥について少し気になると話していた。真弥と洋さんが水中写真を撮っている雰囲気がとても良くお互いの写真もこそこそと撮っていた。
おたべが佑依子にデートを申し込んだが、今は二人になれないと断られてしまう。次の日に再びおたべがデートに誘い、佑依子のことをもっと知りたいと素直に気持ちを伝え、気持ちが揺れた佑依子はデートを承諾した。おたべの真っ直ぐな思いを受け止めた佑依子は、初めての経験でありそっと涙を流していた。デート当日、おたべは髪をバッサリ切り佑依子へプレゼントを渡した。
真弥が将来についての不安や心配していることを洋さんに初めて話し、洋さんは若いのにしっかりしていると真弥を慰めた。洋さんがテラスハウスを出る日に真弥へ歌を送った。
映画『テラスハウス クロージング・ドア』のあらすじ【転】
てっちゃんがテラスハウスへ帰って来たが、佑依子の態度に違和感を感じていた。気になって佑依子にデートを申し込んだが、断られてしまったてっちゃんは落ち込んでいた。更に追い討ちをかけるように、佑依子がクラブやキャバクラに行っているてっちゃんを信用できないと伝え、てっちゃんは脱け殻状態になってしまった。数日後、てっちゃんは佑依子に自分がしてきたことを反省しており、もうがっかりさせないと伝えていた。
おたべは元テラスハウスメンバーの湯川正人、武内桃子に仕事のインタビューとして話を聞いていた。その夜、佑依子がおたべにグラビアアイドルとして掲載された雑誌を渡しデートの誘いを承諾していた。それを間近で見ていたてっちゃんは嫉妬し、被せて佑依子をデートに誘う。おたべとてっちゃんが話し合いをした結果、てっちゃんが日曜日に佑依子とデートをすることになった。
デート当日、気合いを入れてデートプランを作ったてっちゃんだったが、佑依子は年の差を感じてしまった。海へ行くならもっとラフな格好で行きたかったと感じていたのだ。
映画『テラスハウス クロージング・ドア』の結末・ラスト(ネタバレ)
佑依子がおたべに男性としてではなく友達として見ていきたいと話し、その直後にてっちゃんに前回のデートについて前もって言って欲しかったと素直に伝え、今後の進展に繋げていきたいと前向きに話していた。
サーフィンの約束をしていたてっちゃんと湯川正人と共に行くことになった聖南さん。久しぶりの元メンバーとの時間であり、てっちゃんにアドバイスを送る。一方、宮城大樹と今井華も二人で会っており、てっちゃんの恋の行方や人として成長してほしいと願っていた。
クリスマスの日、それぞれが大切な相手と過ごしていた。てっちゃんと佑依子は船に乗り、高級レストランで食事をし、その後てっちゃんが花束とプレゼントを渡した。大きな観覧車が見える所で佑依子へ愛の告白を伝えたが、背伸びしていると言われ断られてしまう。真弥は洋さんの画廊へ行き海外を飛び回った話をした後に、食事の際に洋さんへ男性としてではなく憧れの存在であることを伝えた。大輝は聖南さんのためにサプライズを用意しており、養えるようになってから結婚してほしいと伝え、聖南さんは承諾した。おたべとよっしーは男だけのクリスマスを家で過ごしていた。
テラスハウスを出る前の日、てっちゃんは振られたことを報告しながら聖南さんと二人で海の景色を見ながら見納めをしていた。夜は洋さんと宮城大樹とベロベロになりながら飲み倒していた。
そして当日、てっちゃんは朝から髪の毛を全てバリカンで剃り坊主になった。みんなで家を出るとき、最後に出ようとしたてっちゃんは家の中で一礼をし、テラスハウスを出た。
映画『テラスハウス クロージング・ドア』の感想・評価・レビュー
てっちゃんだけ残り、新しいメンバー達とテラスハウスが始まる最初のシーンが印象的であり、テレビ番組の続きを見ているようで面白かった。元メンバー達も見られ、てっちゃんへエールを送る場面も懐かしかった。佑依子へアタックをかけるてっちゃんとおたべの三角関係も見所であり、他のメンバー達の変化も見ていて楽しかった。てっちゃんがテラスハウスを出る前に、一礼をするシーンが感慨深く寂しさも感じた。(MIHOシネマ編集部)
男女が同じ家で生活する様子に密着した恋愛リアリティ番組『テラスハウス』。当時、見ていない友達はいないほど人気の番組で私も見ていましたが、今作にも登場する「ようさん」のキャラクターが好きになれず見るのをやめてしまいました。
ようさんは女の子が好きで、新しく入ってくる子に心を奪われては、テラスハウスを引っ掻き回している印象でしたが、今作の主人公はてっちゃん。相変わらずツイてないというか可哀想なキャラクターで応援したくなってしまいます。
人気に便乗して映画化されたのだと思いますが、わざわざ映画化してテレビ番組と同じものを見せられても…と勿体なく感じてしまいました。(女性 30代)
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