誰もが知る名作である『トイ・ストーリー』。そんな伝説的シリーズが、9年の時を経て再始動。新たな仲間フォーキーを加え、懐かしのキャラクターも再登場する。果たしてウッディ達の友情、そして、恋の行方は。
映画『トイ・ストーリー4』の作品情報
- タイトル
- トイ・ストーリー4
- 原題
- Toy Story 4
- 製作年
- 2019年
- 日本公開日
- 2019年7月12日(金)
- 上映時間
- 100分
- ジャンル
- アニメ
アドベンチャー - 監督
- ジョシュ・クーリー
- 脚本
- ステファニー・フォルソム
アンドリュー・スタントン - 製作
- ジョナス・リベラ
マーク・ニールセン - 製作総指揮
- アンドリュー・スタントン
リー・アンクリッチ
ピート・ドクター - キャスト
- トム・ハンクス
ディム・アレン
アニー・ポッツ
トニー・ヘイル
キアヌ・リーブス
キーガン=マイケル・キー
ジョーダン・ピール
クリスティーナ・ヘンドリックス - 製作国
- アメリカ
- 配給
- ディズニー
映画『トイ・ストーリー4』の作品概要
現在も数多くのヒット作を生み出し続けているピクサー・アニメーション・スタジオを代表する有名シリーズ、『トイ・ストーリー』。おもちゃと人間の友情を描いた感動的なストーリーが大ヒットし、これまで三作ものシリーズか制作されてきた。そして、第3弾で終了したと思われていた『トイ・ストーリー』シリーズに、とうとう続編が登場。9年の時を経て、大人気キャラクター達が全員帰ってくる。持ち主が変わったアンディ達に次に待ち受けている大冒険とは。
映画『トイ・ストーリー4』の予告動画
映画『トイ・ストーリー4』の登場人物(キャスト)
- ウッディ(トム・ハンクス)
- カウボーイの人形で、おもちゃ達のリーダー的存在。実はプレミア人形。ボニーの元で、新しい生活を楽しんでいる。
- バズ・ライトイヤー(ティム・アレン)
- ウッディの親友のスペース・レンジャーの人形。昔ながらの人形であるウッディとは違い、今時の人形。
- ボー・ピープ(アニー・ポッツ)
- 元々ウッディとは相思相愛の仲だった人形。元の主人が手放したことで離れ離れになっていたが本作で再会。
- フォーキー(トニー・ヘイル)
- ウッディ達の新しい持ち主であるボニーが作ったおもちゃ。自分をゴミだと思い、ボニーの元から逃走する。
映画『トイ・ストーリー4』のあらすじ(ネタバレなし)
長年、持ち主アンディの元で仲間のおもちゃ達と共に楽しい日々を送ってきたカウボーイ人形、ウッディ。そんなウッディと仲間達も、アンディの成長に伴いボニー・アンダーソンという女の子の元に渡ることとなった。無邪気なボニーの元で、再び楽しい日々を満喫していたウッディ達。そんなある日、ボニーはスプーンやモールなどを使用して、フォーキーというおもちゃを手作りした。それからというもの、フォーキーはボニーの一番のお気に入りのおもちゃとなる。しかし、自分をゴミだと思い込んでいるフォーキーは、ボニーの元からある日突然いなくなってしまう。フォーキーがいなくなるとボニーが悲しむ、とフォーキーを追うウッディだったが、その先で再び大冒険に巻き込まれることになるのだった。
映画『トイ・ストーリー4』の感想・評価
新しいおもちゃ、フォーキー
これまで、数多くのおもちゃ達が出演してきた『トイ・ストーリー』シリーズ。その中でも、主人公であるウッディや準主役であるバズは、毎回大きな活躍をしてきた。そんなレギュラーメンバーが登場するのは勿論のこと、今作では新しいおもちゃも登場する。そのおもちゃの名前はフォーキー。ウッディの新しい主人であるアンディが、スプーンやモールといったあり合わせの道具で制作したおもちゃである。しかし、そんなフォーキーは他の仲間と違い、自分はゴミだと思い込んでしまうところから物語は動き出す。かつて、誰しも工作で思い思いの物を作った経験があるだろう。そんなフォーキーがどんな風に物語を動かしていくのか、要注目。
進展はあるか!?ラブロマンス
『トイ・ストーリー』シリーズと言えば、おもちゃと人間の絆を描いた友情物語であると思っている人も少なくないだろう。勿論、それが本シリーズの最大の魅力であることは間違いない。しかし、実はトイ・ストーリーには、多くの恋愛要素も含まれているのだ。例えばウッディの親友であるバズはカウガールの人形、ジェシーは相思相愛の仲。そして、実はウッディにも最愛の相手がいたことをご存知だろうか。その相手こそ、本作にも出演するボー・ピープ。元々はピンクのドレスに身を纏い、女性らしい人形だった彼女。しかし、二人の仲はアンディが彼女を手放したことで引き裂かれてしまう。再び登場した彼女は、以前とはまるで別人の姿に。果たして二人は本作で結ばれるのか?
映画『トイ・ストーリー4』の公開前に見ておきたい映画
トイ・ストーリー
言わずと知れた、『トイ・ストーリー』シリーズの原点にしてピクサー・アニメーション・スタジオが制作した第一作目の映画。1995年に公開されて以降、その感動的なストーリーが人気を博し未だに多くのファンから愛されている伝説の一本。カウボーイの人形、ウッディは、持ち主であるアンディの元幸せな日々を送っていた。そんな中、アンディはクリスマスにバズ・ライトイヤーという子供達の間で大人気のおもちゃを貰う。自分とは違い最先端のおもちゃであるバズにアンディの気持ちを取られるのではないかと不安に駆られるウッディ。そんな中、謝って二人はアンディとはぐれてしまう。そして、二人は悪童として名高いシドという少年に捕まってしまい…?
詳細 トイ・ストーリー
バグズ・ライフ
CGアニメーションを得意とする、映画界を代表する会社であるピクサー・アニメーション・スタジオ。そんなスタジオからはこれまで数多くの名作が生み出されてきており、最新作、『トイ・ストーリー』シリーズもその一つ。特に、トイ・ストーリー1はピクサーが最初に制作したという記念すべき一本。そして、その3年後にピクサーが発表したのが本作である。舞台は、虫たちだけが暮らす国。アリ達が住まうアント・アイランドに、発明が好きなフリックというアリが住んでいた。その奇天烈な発明から周囲から疎まれていたフリック。しかし、そこにアリを虐げるバッタ達がやってくる。フリックと仲間達は、そんなバッタ達に一矢報いる決意をするのだったが…?
詳細 バグズ・ライフ
ホッタラケの島 遥と魔法の鏡
本作は、2009年に日本が制作したCGアニメーション映画。最新作との共通点は、CGアニメーションである点、おもちゃと人間の友情を描いているという点、そして、成長と共に人間が忘れてしまう『なにか』を思い出させてくれる映画であるという点。女子高校生の遥は、父親と喧嘩したことをきっかけに祖母が暮らす街へとやってくる。そこで、遥は偶然、人が『ほったらかしにしたもの』を取って逃げる狐の姿を目にするのだった。その狐を追った遥は、人がほったらかしにしたものが集まった、ホッタラケの島へと迷い込む。そこで、かつて自分が大切にしていた人形、コットンと再会を果たした遥。しかし、ホッタラケの島を自分の好きなように改造しようという存在も現れて…?
映画『トイ・ストーリー4』の評判・口コミ・レビュー
『#トイストーリー4 (2019)』
一切の忖度なく、大傑作だと思います。
自分自身「自己肯定感が低く、閉じちゃってる」人間なので、この物語性にはかなり胸をえぐられた。
1mでクラッシュしても!12mは目を閉じて〜!のくだりで何故か号泣…。不屈の精神と閉じた心の解放。素晴らしい作品だと思う。 pic.twitter.com/6GT5ZnhqEX
— ろろ@映画垢 (@roro_filmaker) 2019年7月14日
とても良い物語なんだけど、この前1,2,3を復習しちゃったばかりであの独特の間合いと落ち着いた雰囲気だったボーピープのキャラ変がかなり激しくてそこだけずっと受け入れられなくてついていけなかった…
最近の流行りに乗っかるんじゃなくてキャラを大切にして欲しかったかな…#トイストーリー4 pic.twitter.com/qirGdN6wyi— ゆうたσ (@2000_hon) 2019年7月14日
『トイ・ストーリー4』映画館にて110本目。
アンディからボニーにおもちゃが引き継がれてからの物語。もう1つの結末を示したかったのだと感じた。多様性のあるアメリカだからこそ、おもちゃとしての使命を全うして自らの生き方を自分で選択したウッディを見せた。幸せであれば良い。 #EDDIE映画2019 pic.twitter.com/J4gss6Ma22— EDDIE@来季こそKingsPlayoffいこう (@eddie2yuji) 2019年7月14日
『トイストーリー4』
役目を終えたおもちゃ人生の分岐点に悩むウッディ達の人間ドラマ。24年間共に時間を過ごしたと勝手に思っている程思入れの強い作品、だからこそ受け入れ難く怒るのも分かる。が、全ての幕引きとして最高によかった、ありがとう、そしてお疲れ様。 pic.twitter.com/AMOZ1Lti9V— PIPO (@piporo_cinema) 2019年7月14日
#トイストーリー4 劇場鑑賞✨
まあ、鑑賞後にいい気分にはなれないですね・・・。
いい気分になれないどころか、気分悪くなりますね・・・。
これは賛否両論も納得。
いつものメンバーのわちゃわちゃ頑張る姿がトイ・ストーリーらしを感じさせる要素なんだけど、それがないから、とにかく残念😢💦 pic.twitter.com/CjLX4hEOfu— こい (@8koi_koi8) 2019年7月14日
映画「トイ・ストーリー4」観賞。シリーズを綺麗に完結させた3のハードルの高さにどう切り込むのか気になっていたけど、”完結編のその先の物語”としてはこれ以上なく上手く纏められていたと思う。テーマに対しての解答という意味では個人的には3に軍配が上がるけど、今作の解答もあっぱれでした。 pic.twitter.com/mJVcOSeLyx
— 千里 (@Chisato264) 2019年7月14日
映画『トイ・ストーリー4』のまとめ
誰にも、おもちゃで遊んだ経験があるだろう。大人になるにつれ減ってしまったその機会。そんな懐かしく暖かい気持ちを思い出させてくれるのが、この『トイ・ストーリー』シリーズの最大の魅力である。2010年を最後に幕を引いたと思われていた本シリーズ。そんなシリーズのまさかの最新作に、ファンの間から大きな喜びの声が上がった。本作では、人間とおもちゃ、おもちゃ同士の友情だけでなく、ラブロマンスにも大きな進展が。ウッディとボー・ピープは、とうとう結ばれるのか。注目が集まる一作。
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