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映画『U-571』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『U-571』の概要:第二次世界大戦中に実際にあった、ナチスドイツの暗号解読機「エニグマ」奪取作戦を基にした潜水艦アクション映画。救難信号を出したドイツのUボートU-571にアメリカ海軍は救援を装って、潜水艦を乗っ取る作戦を実行する。

映画『U-571』の作品情報

U-571

製作年:2000年
上映時間:116分
ジャンル:アクション、ヒューマンドラマ、青春
監督:ジョナサン・モストウ
キャスト:マシュー・マコノヒー、ビル・パクストン、ハーヴェイ・カイテル、ジョン・ボン・ジョヴィ etc

映画『U-571』の登場人物(キャスト)

アンドリュー・タイラー大尉(マシュー・マコノヒー)
アメリカ海軍将校。次の出撃では艦長に抜擢されると思っていたが、そうはならず一介の乗組員として潜水艦S-33に乗船する。S-33が撃沈された後、艦長としてU-571の指揮をとる。
ヘンリー・クロフ曹長(ハーヴェイ・カイテル)
アメリカ海軍兵士。古参の潜水艦乗りで、タイラーに艦長としての心得を伝えたり、タイラーを艦長として認められない乗組員たちを叱ったりしてタイラーをサポートする。

映画『U-571』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『U-571』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『U-571』のあらすじ【起】

1942年春、ナチスドイツのUボートによって、連合軍は不利な戦いを強いられていた。Uボート571号は、敵艦を撃沈するが、イギリス軍の駆逐艦に発見される。爆雷攻撃を受け、水中を逃げ回り、何とか駆逐艦から逃れ急速浮上する。そして、U-571の艦長はベルリンへ救援要請を打電するのだった。

アメリカ海軍のタイラー大尉は、パーティーに参加していた。艦長になれなかったタイラーは、古参兵のヘンリー・クロフ曹長に愚痴をこぼしていた。パーティーは突然中止になり、タイラーたちは出航を命じられる。タイラーは、ドイツ系白人の無線技士と共に司令室に呼び出される。しかし、そこでは作戦内容は伝えられず、ただ無線技士のドイツ語を試され、合格だと言われる。司令部から海兵隊も乗艦し、潜水艦S-33は出航する。出航後、艦内で作戦概要の説明がおこなわれる。救難信号を出した漂流中のUボートに、ドイツ軍の補給艦に偽装したS-33を近づけ、エニグマ暗号機を奪う作戦だった。

漂流中のUボートではエンジン修理が続いていた。そこへ、イギリス兵たちが救命ボートに乗り漂流してくる。彼らは、捕虜になることを望んでいた。しかし、ドイツ兵たちは、彼らを撃ち殺すのだった。

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映画『U-571』のあらすじ【承】

米軍潜水艦S-33は目標地点へ向かっていた。レーダーに反応があり、漂流中のUボートを発見する。タイラーたちは、ドイツ兵に変装し、U-571に乗り込む準備をする。嵐の中、ゴムボートに乗り、U-571へ向かい、奇襲をかける。艦内に侵入し、激しい銃撃戦の末に、エニグマ暗号機を発見、確保するタイラーたち。しかし、ドイツ兵乗組員たちを捕虜にし、エニグマ暗号機を積み出し、Uボートから離脱しようとした時、S-33は魚雷攻撃を受け、撃沈されてしまう。そして、タイラーたち数名を残し、S-33の乗組員はほとんど戦死してしまうのだった。母艦を失ったタイラーたちは、U-571に戻り、敵の追撃から逃れるため潜航を開始する。機器のドイツ語が解らないながらも、何とかU-ボートを操る。敵の魚雷をかわし、敵船を撃沈する。

U-571は、生存者救助のため再浮上し、ドイツ兵を一人救出する。そしてS-33の艦長の死体も発見するのだった。タイラーたちは、U-571を操艦しながらフランスへ向かう脱出作戦をたてる。

映画『U-571』のあらすじ【転】

艦長が戦死したため、タイラーが作戦の指揮を執ることになる。タイラーは、クロフ曹長に艦長としての心意気を授けてもらう。海上に浮上したU-571は、上空を飛ぶドイツ空軍機に発見される。旋回する戦闘機に対し、甲板に出ていたタイラーは手を降るように指示をする。しかし、兵の中には、このまま撃ち落とす方が得策だと主張するものもいる。砲撃手は機銃を握ったまま、動けずにいた。戦闘機は、体制を整え、攻撃してくるかのような高度で、U-571に迫ってくる。砲撃手は、タイラーの命令に従い、機銃を握ったまま戦闘機をやり過ごす。戦闘機も、そのまま飛び去っていくのだった。

タイラーたちは、戦闘機が飛び去った方角に、ドイツ軍の駆逐艦を発見する。救難信号を受け、救助に来た駆逐艦だった。駆逐艦のドイツ兵たちは、ボートに乗ってU-571に向かってくる。タイラーは、機関室に潜航の準備を、砲撃手に攻撃の準備をさせ、ボートでやってきたドイツ兵に銃を向け、駆逐艦の通信室を砲撃し、一発で破壊する。そして、急速潜航をしながら駆逐艦の船底をくぐり抜け、脱出を図るのだった。しかし、U-571は爆雷攻撃を受ける。

映画『U-571』の結末・ラスト(ネタバレ)

U-571には、後たった一発の魚雷しか残っていなかった。この一発で駆逐艦を沈める作戦を立てるタイラー。エニグマ暗号機を奪取したタイラーたちは、もし駆逐艦を鎮めることができなかったとしても、捕虜になることはできないのだった。

駆逐艦からの爆雷を避けるため、限界深度200メートルまで潜航するU-571。水圧のため潜水艦のあちこちが軋み出すが、Uボートは想像以上に頑丈にできていた。爆雷は、U-571が潜航している深度までは到達しないのだった。しかし、突然艦内各所から激しい浸水が始まる。U-571は浸水により、さらに深い海に落ちていく。このままでは、水圧に耐えられなくなるため、クロフはU-571を緊急浮上させる。緊急浮上は制御が効かず、そのまま海面まで上昇していくU-571。タイラーは、艦尾の魚雷発車装置の修理を急がせ、そして最後の一発で駆逐艦を撃破するのだった。

U-571は、これ以上航行することはできない状態になっていた。タイラーたちは、エニグマ暗号解読機を救命ボートに載せ、U-571から脱出をする。海面を漂う救命ボート。その救命ボートを、友軍機が見つけるのだった。

映画『U-571』の感想・評価・レビュー

一時廃れた潜水艦映画を再び世の中に戻したエポックメイキングな作品。新鮮なアイデアはまるでないがその分質実剛健な作りで安定感がある。潜水艦映画のすたれた理由の一つに外が見えないのでどうなっているかがレーダーでしかわからず伝わりにくいという点があるが、この映画では見えないことを逆に武器にして静けさを緊張感の憑代にしている。きしむ艦内の音響効果も抜群でスリリングな時間を楽しめるだろう。ぜひとも部屋の明かりを消してご鑑賞いただきたい。(男性 30代)

みんなの感想・レビュー

  1. マナイタ より:

    ムービープラスで途中から見たので何が何やらわからなかった。どちらがドイツ軍かもわからなかった。Uボートに黒人が混じっていたので余計にこんがらがったが最後漂流しているボートにカタリナ飛行艇とおぼしき機体が飛んできたのでやっと筋がぼんやりわかってきた。ドイツの魚雷でドイツの駆逐艦がやられるハリウッド映画の真骨頂だったな。

  2. 匿名 より:

    駄作中の駄作。
    ハリウッドお得意のドイツと日本は極悪、アメリカの正義ばんざーい。