映画『コードネーム U.N.C.L.E』あらすじ・ネタバレ結末と感想

コードネーム U.N.C.L.Eの概要:単細胞で堅物のKBGのエリート、女好きで元美術品泥棒のCIAスパイ。犬猿の仲の2人がタッグを組んで挑むのは国際犯罪組織。『0011/ナポレオン・ソロ』を現代風にスタイリッシュにリメイクした一作。

コードネーム U.N.C.L.E あらすじ

コードネーム U.N.C.L.E
映画『コードネーム U.N.C.L.E』のあらすじを紹介します。

核兵器で世界征服を企むテロ計画を察知した米ソ連両国は、情報の鍵となる女性・ギャビー(アリシア・ヴィギャンデル)を確保しようとした。
その為、米CIAは腕利きのスパイ・ナポレオン・ソロ(ヘンリー・カヴィル)、ソ連KBGは、イリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)をギャビーの居るベルリンに送る。
翌日2人に与えられた任務は、互いに組んでテロに立ち向かえという信じられないものだった。

CIAとKGBの調査から、今回のテロ事件は、イタリア大企業ヴィンチグエラがナチス残党と手を組み、
ギャビーの父で科学者テラー博士(クリスチャン・ベルケル)を雇い核兵器を開発しようとしている事が判明していた。

ソロは古美術商と偽り、ヴィンチグエラの権限を握る社長夫人のヴィクトリア(エリザベス・デビッキ)に、
クリヤキンは、ギャビーの婚約者のフリをして、ヴィクトリアの右腕で博士の義兄ルディ(シルベスタ・グロード)に近づこうとする。

クリヤキンは、パーティー会場にいる人間を特殊カメラで写して現像し、ヴィクトリア、ルディなど、ヴィンチグエラの中核人物が被爆している事を突き止める。
そしてソロとクリヤキンは、ヴィンチグエラの倉庫に向かうと、証拠であるウランを見つける。

ウランを見つけたはいいが、倉庫の警報がなり、2人は命からがら逃走。
ヴィクトリアがホテルのフロントまで追いかけてきた所を、裏口から入るという失態を侵してまで、何とか平静を取り繕うソロとクリヤキン。

だが、ソロとクリヤキンは、ギャビーにより自分たちが、ヴィクトリアに『売られ』てしまったとはとは判らなかった。

コードネーム U.N.C.L.E ネタバレ結末・ラスト

ギャビーに裏切るように指示したのは、彼女の上司である、英国海軍中佐ウェーバー(ヒュー・グラント)だった。
ヴィンチグエラと博士の関係に目をつけ、ギャビーをスパイとしてスカウト。

ソロとクリヤキンは、ボディガード代わりで都合がいいと思っていたウェーバーだったが、英国情報部の作戦の邪魔となりギャビーに2人を売る様に指示したのだった。
ウェーバーは、アジトである島から漁船を隠れ蓑にして逃げようとしているヴィクトリアを突き止め、、迎撃ミサイルを打ち上げ、ヴィクトリアを亡き者にする。

ウェーバーは、2人の働きぶりを評価し、組織名を『U.N.C.L.E』と名づけ、自らが長官となり、以後も任務を与える事にする。

コードネーム U.N.C.L.E 評価

  • 点数:90点/100点
  • オススメ度:★★★★★
  • ストーリー:★★★★★
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★★

作品概要

  • 公開日:2015年
  • 上映時間:116分
  • ジャンル:アクション、ヒューマンドラマ
  • 監督:ガイ・リッチー
  • キャスト:ヘンリー・カヴィル、アーミー・ハマー、アリシア・ヴィカンダー、エリザベス・デビッキ etc

コードネーム U.N.C.L.E 批評・レビュー

映画『コードネーム U.N.C.L.E』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

コンビながら、ウマもあわない2人

映画の冒頭は、CIAから派遣されてきたソロが、ギャビーを尋ねるシーンで始まり、そこに車で追いつくクリヤキンが闇夜にかぶさる。
息もつかせぬカーチェイスぶりから、お互いへのライバル意識が垣間見える。

その翌日に顔合わせをした2人は、協力しあってテロに立ち向かえといわれ、死んだ方がマシだと吐き捨てる。
ヴィンチグエラのアジトに潜入する時でも、自国のガジェットがいかに素晴らしいかを、競って自慢するシーンは、いかにも冷戦時代だと思う。

正反対な2人が相棒になる瞬間

ソロとクリヤキンの性格は正反対だ。
ソロは楽天的だが芯を通す性格、クリヤキンは頑固だが心の軸がぐらぐらである。

それが顕著に出るのは、2人が奪った核兵器の情報がどうなるかという顛末である。
クリヤキンはKGBから、命にかけてソロから奪ってこいと言われ部屋中のものを壊す程暴れてしまう。

だがソロは、そんな事は最初からお見通しで、殺すなら殺して奪えといい、彼に時計を渡す。
それは、任務の最中でクリヤキンがナチスの残党のチンピラに奪われた父の形見の時計だった。

そして2人は、最初から核兵器の情報など存在しなかった事にしてしまうのだ。
正反対な性格の2人が相棒になる瞬間である。

新人俳優にシリーズものをあてて正解だった例

ナポレオン・ソロにはトム・クルーズがキャスティングされていたそうだが、俳優としての色がついていないカヴィルに譲って正解だったと思う。

また米国人のアーミー・ハマーがロシア人のクリヤキンを演じるのは、という話は賛否両論あったようだが、
銀幕で観てみると、これがまたはまっている。

コードネーム U.N.C.L.E 感想まとめ

スパイ映画のヒット作が生み出されない要因の1つとして、スパイ映画がシリアスになりすぎたという事がある。

この映画は、観た後に重々しさが残る近年の007やジェイソン・ボーンシリーズの様なスパイ映画ではなく、
観るものをニヤリとさせる『キングスメン』の様な、お遊び感覚がある所がいい。

それでいて、スパイ映画ならではの、ガジェット、スーツ、瀟洒なホテル、車などが随所に出てくる所も魅力だろう。
是非ともシリーズ化して欲しい作品である。

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