映画『X-MEN ファースト・ジェネレーション』あらすじとネタバレ感想

X-MEN ファースト・ジェネレーションの概要:時は’60年代。国際情勢が緊迫する中、2人のミュータント、プロフェッサーXとマグニートは運命的出逢いを果たす。第一世代のミュータントが人間に対して取るのは共存か支配か。X-menビギンズがここにある。

X-MEN ファースト・ジェネレーション あらすじ

X-MEN ファースト・ジェネレーション
映画『X-MEN ファースト・ジェネレーション』のあらすじを紹介します。

時は’60年代初頭。裕福な家に育ち名門学校に通うチャールズ・エクゼビア(ジェームス・マカヴォイ)は他人には明かせぬ秘密を隠していた。他人の心が読めてしまうが故に苦悶に晒されるからだった。
彼は幼い日に自分の屋敷に紛れ込んできた、青色の体を持ち変身能力のあるミュータントの少女・レイヴン(ジェニファー・ローレンス)を匿い、妹として傍に置いていた。

チャールズが青年になった時、CIAエージェント・モイラ(ローズ・バーン)は、人類を滅亡させようとするミュータント、ショウ(ケヴィン・ベーコン)と彼の軍団、ヘルファイヤー・クラブの存在を知らせに来る。
モイラの任務に協力を申し出た時に、チャールズが出会ったのは、ショウを親の仇として追うエリック(マイケル・ファスベンダー)という青年だった。

エリックは強靭な磁力を発生させ、ありとあらゆる金属を操れるミュータント。奇しくも彼の能力が最初に出たのは彼の親が目の前で殺された時だった。
2人は、手始めに天才科学者で、世界中に居るミュータントを探し出すセレブロを開発したハンク(ニコラス・ホルト)を招きいれ、若いミュータントを探し出し、チームとして鍛え上げようとする。

チャールズとエリックは、世界中を渡り歩き、それにより超音波を放つバンシー(キャレブ・ランドリー・ジョーンズ)、プラズマ状のエネルギーを放つ事が出来るハボック(ルーカス・ティル)、背中の羽から強酸を吹きかけ敵を倒すエンジェル(ゾーイ・クラヴィッツ)、環境の変化により身体能力を即座に変えるダーウィン(エディ・ガテギ)が集められる。
チャールズとレイヴン、ハンクを除く、ミュータントたちは、自分の能力をコントールすべく、チャールズの屋敷に集められたその日から、特訓を始めるのだが…。

X-MEN ファースト・ジェネレーション 評価

  • 点数:90点/100点
  • オススメ度:★★★★★
  • ストーリー:★★★★★
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★★

作品概要

  • 公開日:2011年
  • 上映時間:131分
  • ジャンル:SF、アクション、ヒューマンドラマ
  • 監督:マシュー・ヴォーン
  • キャスト:ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ケヴィン・ベーコン、ローズ・バーン etc

X-MEN ファースト・ジェネレーション ネタバレ批評

映画『X-MEN ファースト・ジェネレーション』について、感想批評です。※ネタバレあり

イデオロギーが違うチャールズとエリックの関係

ヘルファイヤークラブは、全身をダイヤモンドに変えるテレキネシス美女・エマ(ジャニュアリー・ジョーンズ)を使い冷戦に持ち込み、米ソ連間で核戦争を勃発させようとしていた。
チャールズとエリックは、ヘルファイヤークラブが、その手始めとしてキューバに核兵器を送り込もうとしているのを察する。

ショウに1人で立ち向かおうとするエリックに対し、人間の中にはまだ自分たちに理解を示すものも居ると諭すチャールズ。だが、エリックは人間不信の念が拭い去れない。
エリックことマグニート、チャールズことプロフェッサーXも、イデオロギーこそ全く違うもののお互いを尊敬していて、人間的に好きな相手だった。
しかし重要な局面に瀕し、彼らは重要な結論を強いられてしまう。

身の安全を保障してくれる者が欲しかった若いミュータントたち

スカウトされた若手ミュータントたちも、最初は合コン気分。特殊能力を持つが故に阻害されていたものたちが始めて同士が居る事に喜びを感じ、はしゃぐ。
ミュータント同士が、ニックネームで呼びあう様になった所以は、この頃に描かれる。
彼らの特性を生かしてニックネームにすればいいのではと、はしゃぐ少女時代のミスティークの素顔が画面にアップになる。後の彼女の顛末を知るものとしては哀れでもある。

それだけに、彼らは自分たちの能力を認めてくれるもので、身の安全を明日保障してくれるものであれば、誰でもいいという浅はかな考えに流れてしまう。
だからこそ彼らはヘルファイヤークラブに、ダーウィンが殺される姿を目の当たりした時、手のひらを返すかの様に敵側に移ってしまうのだ。

チャールズが車椅子になった理由

チャールズが車椅子になった理由は、モイラが向けた銃弾がチャーズルの腰椎に命中したからだった。
彼だけが、人間とミュータントの唯一の架け橋でもあった。特にエリックにとっては。

チャールズは、それでも人類を憎むなとエリックに言う。だがエリックにはそれが出来ない。
その結果エリックは、チャールズを傷つけた人類を憎む事で、自分が最も忌み嫌うタイプのもの『マグニート』として生まれ変わってしまう。

X-MEN ファースト・ジェネレーション 感想まとめ

『X-men』シリーズはヒュー・ジャックマンはハル・ベリーなど次世代スターを生み出した事でも知られている。今回の作品も同様に、チャールズとエリックを演じるのはジャックマンらの後輩格に当たる、ジェームス・マカヴォイとマイケル・ファスペンダーである。
彼らは、この映画出演前から頭角を現し始めていて、この映画出演後には、作品を選びつつ、才能を広げているのが判る。

またミスティークを演じたジェニファー・ローレンスは、この映画出演後『ハンガーゲーム』の主演女優として一躍脚光を浴びた。
この様な才能ある若手を纏めるのが『キングスマン』で、キレキレのスパイ映画を世に送り出したマシュー・ヴォーン。
そこに今まで『X-men』シリーズの監督、製作を手がけてきた、ブライアン・シンガーの手が加わるのだから、観ないというわけにはいかないだろう。

Amazon 映画『X-MEN ファースト・ジェネレーション』の商品を見てみる