映画『21世紀の女の子』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし) | MIHOシネマ

「21世紀の女の子」のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

第31回東京国際映画祭に出品されたオムニバス作品。14名の若手映画監督、1名のアニメーション監督が、共通のテーマのもと、それぞれ8分以内という短編を製作し持ち寄った。それぞれの監督の個性が楽しめる作品。

21世紀の女の子の作品情報

21世紀の女の子

タイトル
21世紀の女の子
原題
なし
製作年
2018年
日本公開日
2019年2月8日(木)
上映時間
不明
ジャンル
ファンタジー
青春
ヒューマンドラマ
監督
山戸結希
井樫彩
枝優花
加藤綾佳
坂本ユカリ
首藤凛
竹内里紗
夏都愛未
東佳苗
ふくだももこ
松本花奈
安川有果
山中瑶子
金子由里奈
脚本
不明
製作
不明
製作総指揮
小野光輔
三谷一夫
キャスト
朝倉あき
石橋静河
伊藤沙莉
唐田えりか
北浦愛
木下あかり
倉島颯良
黒川芽以
製作国
日本
配給
ABCライツビジネス

21世紀の女の子の作品概要

溺れるナイフ』などの監督を務めた山戸結希が企画・プロデュースを担当した意欲作。とある共通のテーマをもとに、多くの新人監督が作品を作成し持ち寄ったオムニバス作品。なんと、総勢15名もの監督が出演する超豪華作となった。一作は8分ずつと短いながらも、その枠の中で各監督が壮大なストーリーを繰り広げる。そして、本作のテーマは『自分自身のセクシャリティあるいはジェンダーが揺らいだ瞬間が映っていること』。非常に難しいテーマだが、若き女性監督陣はこのテーマをどのように描くのか。

21世紀の女の子の予告動画

21世紀の女の子の登場人物(キャスト)

15名の監督によるオムニバス作品(短編8分×15作)のため省略

21世紀の女の子のあらすじ(ネタバレなし)

15名の監督によるオムニバス作品(短編8分×15作)のため省略

21世紀の女の子の感想・評価

若手監督達の爆発する個性

今作でフィルムを回したのは、まだ自分の形も作風も『定番化』していない15名の若手女性監督達。そのため、その時それぞれが一番『面白い』と感じた内容、映像が、フィルムに詰め込まれている。その分、監督毎に作風もストーリー展開も全く異なる、オリジナリティ溢れる展開となっている。同じテーマでありながら、撮る人間によってこれだけ違う物語が生まれるのか、と人の想像力、感性に感動すら覚えることだろう。これから、それぞれが映画監督として花を咲かせていくことになるだろう若手監督達。今のうちから、お気に入りの監督を見つけてその監督人生を応援していくのも楽しいかもしれない。若手監督の作品を中々見る機会がない人にも、ぜひ好き嫌いせずに挑戦してほしい。

難しいテーマ

本作の趣旨は、とあるテーマをもとに15名の監督がそれぞれ作品を作り持ち寄る、というもの。つまり、テーマ以外はどのようなアプローチをしても、どのような作風にしても自由なのである。そして、その肝心のテーマが『自分自身のセクシャリティあるいはジェンダーが揺らいだ瞬間が映っていること』。元々自分のセクシャリティやジェンダーなど、自分でも普段考えることはなく、ましてや他者にアピールする機会もない。それらを真剣に考えるほどに、どこか気恥ずかしさすら生まれてくる。自分自身と真剣に向き合わなければ作り上げられないこのテーマ。まだ若き新進気鋭の女性監督陣は、それぞれと向き合い、自らのセクシャリティを通じてどのような作品を生み出すのか。それぞれの監督の奥深くを覗くことができる作品になっている。

21世紀の女の子の公開前に見ておきたい映画

映画『21世紀の女の子』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。『21世紀の女の子』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

SHORT PEACE

最新作、『21世紀の女の子』は計15名もの監督が集結し、短編策を持ち寄ったオムニバス形式をとっている。本作も、最新作と同様の形態をとっている。本作では、4名のトップクリエイターが集結、それぞれが渾身の作品を持ち寄ったなんとも豪華な作品。しかも、参加しているクリエイターがこれまた圧巻。『鉄コン筋クリート』の安藤裕章監督、『FREEDOM』の森田修平監督、『アニマトリックス』の森本晃司監督、そして、『AKIRA』の大友克洋監督。まさに日本が誇るトップレベルのクリエイターが一堂に会する形となった。それぞれが得意としているジャンル、表現方法が異なり、それぞれの持ち味が十二分に楽しめる作品。こんな豪華な短編集映画、見たことがない。

詳細 SHORT PEACE

溺れるナイフ

最新作、『21世紀の女の子』は15名もの監督が携わっている豪華作品。その中でも、個性も作風も違うメンバーをまとめているのが山戸結希監督。彼女は、これほど豪華かつ挑戦的な作品を企画・プロデュースした張本人でもある。そして、そんな山戸結希監督が2016年に監督を務めたのが本作。大人気少女漫画を原題とした実写映画であり、人気俳優菅田将暉を起用したことで話題となった。東京で雑誌モデルとして華々しく活躍していた望月夏芽。しかし、彼女は或る日突然、浮雲町という田舎町へと引っ越すことになる。東京とは全く違う寂れた田舎にがっかりする夏芽。しかし、彼女はそこで長谷川航一朗という男の子と出会う。そして、その出会いは彼女の人生を大きく変えていくことになるのだった。

詳細 溺れるナイフ

東映 presents HKT48×48人の映画監督たち

紅白の常連となり、今をときめくアイドルグループとなった、『HKT48』。そんなHKT48が、かつてとんでもないキャンペーンを行ったことをご存知だろうか。それは2017年のこと。HKT48は、グループ初のアルバムをリリースすることとなった。そんなHKT48は、これまで数多くの作品をこの世に送り出してきた東映に短編映画の製作をオファーしたのだ。その数なんと48本。48人の監督に、メンバー48人それぞれの短編映画を製作するように願い出たのである。しかも、そのメンバーがあまりに豪華。『銀魂』の福田雄一、『呪怨』の清水崇など、日本が誇る映画監督を次々と起用。また、最新作、『21世紀の女の子』でも短編作品を担当している松本花奈も参加している。これまでにないアイドルのプロデュース方法に、思わず関心が湧く。

詳細 東映 presents HKT48×48人の映画監督たち

21世紀の女の子の評判・口コミ・レビュー

21世紀の女の子のまとめ

これまで、周囲の前評判を大きく上回り大ヒットを博してきた無名監督やインディーズ映画なども多数ある。知名度の有無だけでは、その映画を評価することはできないのである。今作では15名もの監督が映画に参加。それぞれ作風もテーマの捉え方も異なる中で、あなたの心にぴったりハマる監督が一人はいるはず。本作を楽しむことは勿論のこと、お気に入りの監督を見つけ、その監督の他作品にも挑戦してみるなど、次に繋がる映画。構成やテーマなど、これまでにない新しい映画である今作。映画が好きという人にこそオススメしたい一本。

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