「ゴーン・ガール」(14)の妻エイミー役で、強烈な個性を発揮した女優ロザムンド・パイク。彼女の魅力あふれる5作品を紹介します!現代劇もいいが、彼女が出演した歴史物にも注目したい。映画で人生を学べます。
ロザムンド・パイクが出演するおすすめ映画5選
ロザムンド・パイクは、両親が音楽家という家庭に育ち、豊かな感性を持っています。役柄によっては、田舎のダサい女性を演じる事もあり、そんな落差が面白い!
また共演者との相性が良く、風変わりな夫婦役を演じても説得力があるのです。綺麗な女性の内なる狂気を演じさせたらNO.1なのではないでしょうか。
特に「ゴーン・ガール」と「しあわせはどこにある」、「プライドと偏見」がおすすめ。今年は、ロザムンド・パイクのような脇をしっかり固められる女優が大人気になる予感。
彼女の出演作には名作も多いんです!
ゴーン・ガール
注目ポイント&見所
鬼才デビッド・フィンチャー監督が放つスリラー・サスペンス。原作はギリアン・フリンの小説。幸福な夫婦を突然襲った悲劇。結婚5周年の記念日に妻エイミーが失踪。大量の血痕が見つかり、夫ニックは妻殺しの容疑者になってしまう。
結婚生活の裏側を描いた、恐ろしくも悲しい物語。独身者は鑑賞注意かも!出演はベン・アフレック、ロザムンド・パイク、ニール・パトリック・ハリス。完璧すぎる妻エイミーを演じるロザムンド・パイクに注目。
「セブン」などデビット・フィンチャー作品が好きな人におすすめ。
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プライドと偏見
注目ポイント&見所
キーラ・ナイトレイ主演で、ジェーン・オースティンの名作「高慢と偏見」を映画化。美しい姉妹を中心に、次女エリザベスに高慢な態度を取る青年ダーシーとの恋や幸せを模索する物語。
共演はマシュー・マクファディン、ドナルド・サザーランド、ロザムンド・パイク。ジョー・ライト監督のデビュー作。18世紀末の英国文化やファッションも見どころ。
最初は大嫌いだった相手がいつの間にかかけがえのない人になってゆく。18世紀末の結婚観と現代の考え方を比べるのも面白い!恋のときめきをこの映画で取り戻してみて。
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しあわせはどこにある
注目ポイント&見所
サイモン・ペッグ&ロザムンド・パイクが同棲中のカップルを演じた、大人の幸せ探しコメディ。精神科医のヘクターは、中国からアフリカと世界中を巡り、幸せを探すが実は1番近くに幸せがあったというオチ。
予定調和な物語なのに、心温まるのはなぜだろう?物語云々というよりも、名言が面白い!例えば、”死を恐れる人は生を恐れる人”や”人は誰でも幸せになれる能力がある”といった名言に癒されます!
共演はジャン・レノ、クリストファー・プラマー、ステラン・スカルスガルド。大切な人と観たい映画。
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リバティーン
注目ポイント&見所
リバティーンとは、”放蕩者”と言う意味。17世紀のイギリスに実在した放蕩詩人ロチェスター卿の生涯を描いた作品。ジョニー・デップがロチェスター卿を荒々しく演じ、確かな演技力を魅せつけた。
見どころは、ロチェスター卿が病気に罹ったことをきっかけに信仰心に目覚めてゆくところ。しかし、詩や劇の内容が卑猥すぎてついてゆけない。共演はサマンサ・モートン、ロザムンド・パイク。
ロチェスター卿の妻を演じるロザムンド・パイクは、奥ゆかしさと夫への献身を見せているが、影のような存在であるのが興味深い。
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17歳の肖像
注目ポイント&見所
17才の女の子が経験する、年上の男性との恋をスリリングに描いた作品。主人公ジェニーを演じる、キャリー・マリガンがキュートで女の子なら共感する事、間違いなし!恋のお手本としても学べます。
共演はピーター・サースガード、ロザムンド・パイク。「幸せになるためのイタリア語講座」(00)のロネ・シェルフィグ監督作。
女性監督らしい、オシャレなセンスにハマります。ぜひ、10代後半の女の子に観て欲しい。
幾つになっても恋は思い通りにいかないもの。まずは教養を身に付けることから始めよう!
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まとめ
怖い女性という印象が先行している、ロザムンド・パイク。しかし、おすすめ映画5作品を観れば、とても素敵な女優だという事が分かりますよ。特に「プライドと偏見」の姉ジェーン役の美しい存在感にはうっとりしちゃう。
英国女優の気品は、格別なのです!また「ゴーン・ガール」で魅せた、完璧な妻の狂気を演じさせたら彼女の右に出る者はいません。主役じゃないけど、いつもおいしい立ち位置にいる女優です!
そんな彼女の活躍から目が離せない!名作揃いの作品をお楽しみ下さい。
映画を観る幸せがあります。
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