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映画『461個のおべんとう』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

漫画化もされた大人気エッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』がとうとう映画。主演に好感度の高いV6の井ノ原快彦を起用。心温まる、感動の実話。あなたはこの物語に必ず涙する。

映画『461個のおべんとう』の作品情報

461個のおべんとう

タイトル
461個のおべんとう
原題
なし
製作年
2020年
日本公開日
2020年11月6日(金)
上映時間
119分
ジャンル
ヒューマンドラマ
監督
兼重淳
脚本
清水匡
兼重淳
製作
松井智
村松秀信
山元一朗
藤島ジュリーK.
小池健太郎
東口幸司
村田嘉邦
吉川英作
鉄尾周一
製作総指揮
不明
キャスト
井ノ原快彦
道枝駿佑
森七菜
若林時英
工藤遥
阿部純子
野間口徹
映美くらら
製作国
日本
配給
東映

映画『461個のおべんとう』の作品概要

これまで育児を母親に任せきりだった男性が、子供とたった二人で残されてしまった時、果たしてどうなるのだろうか。育児の勝手が分からず、子供との接し方も分からずに右往左往するのではないだろうか。しかし、真摯に接した時、二人の間に必ず絆は生まれるのだ。今作は、実際にある日突然、息子と二人きりの生活を余儀なくされてしまった父親の話。主演を務めるのは、『V6』のメンバー、井ノ原快彦。アイドルである井ノ原快彦も、既に44歳を迎えている。そんな、44歳を迎え人間的に深みが出てきた今だからこそできる、あたたかい役所。

映画『461個のおべんとう』の予告動画

映画『461個のおべんとう』の登場人物(キャスト)

鈴本一樹(井ノ原快彦)
自由に生きてきたミュージシャンの男性。妻との離婚が決まり、15歳の息子と二人で生きていくことになった。
鈴本虹輝(道枝駿佑)
一樹の一人息子。父親と共に生活をすることを選び、父親にとあるお願いをする。

映画『461個のおべんとう』のあらすじ(ネタバレなし)

妻と息子と幸せな毎日を送っていたミュージシャンの鈴本一樹。しかし、そんな鈴本の生活に転機が訪れる。長年連れ添った妻との離婚が決まったのだ。一人息子である虹輝は、一樹と共に生活することを選ぶ。しかし、虹輝は15歳という多感な時期。受験と親の離婚が重なり、精神的な負担が蓄積していく。自身はこれまで奔放な人生を送ってきた一樹は、虹輝が自由に生きることを願っていた。一樹の応援もあり、虹輝は高校に無事入学を果たす。そして、虹輝がある日、一樹にとあるお願いをしてきたのだ。それは、「高校生活中、昼ごはんにお父さんのお弁当が食べたい」というものだった。最愛の息子のため、一樹の挑戦が始まる。

映画『461個のおべんとう』の感想・評価

岡田准一だけではない!

ジャニーズグループ所属のアイドル『V6』。それぞれが幅広いジャンルで活躍するメンバーだが、俳優業を行っているのは岡田准一だけ、と思っている人はいないだろうか。もちろん、岡田准一はアカデミー主演男優賞を獲得した超実力派の俳優。しかし、井ノ原快彦もまた、長年俳優として活躍しているのである。数々の作品に出演している彼だが、特に、現在代表作であるのがドラマ、『特捜9』。2020年でシーズン3を迎える大ヒットシリーズとなっている。アイドルだからと言って、俳優としての技力が不十分というわけではないことは、同じメンバーである岡田准一が既に証明している。まだ、俳優としての井ノ原快彦の顔を知らない人は、是非本作でその魅力に触れてみよう。

井ノ原快彦の魅力

井ノ原快彦という名前を聞いて、一体何をしている姿を思い浮かべるだろうか。アイドルとして踊って歌っている姿か、長年『あさイチ』の司会を務めていたことから来る『朝の顔』というイメージだろうか。近年では、夜のバラエティ番組の司会も行っている。まさしく、引く手数多である人気者。果たして、彼の魅力は一体なんなのだろうか。どんな仕事をしていても、思い浮かぶのは笑顔の姿。音楽番組などでも、よく冗談を言って周囲を笑わせている姿が印象的である。CMにも数多く出演していることからも分かるように、好感度も高いのだろう。本作の役所は、そんな爽やかなイメージを持つ彼にぴったり。自分が井ノ原快彦にお弁当を作ってもらえるなら、と思いながら見ると、また違った楽しみがあるかもしれない。

感動の実話

本作の現代となっているのが、渡辺俊美によるエッセイ、『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』。渡辺俊美とはヒップポップバンド『TOKYO No.1 SOUL SET』のメンバーであるミュージシャン。近年、芸人やタレントなどによるエッセイが爆発的ヒットを博し映像化されるパターンはよく見られる。そして、本作もその一つ。一般人とは違う華やかな生活のイメージがある芸能人の意外な一面が見られることが人気の理由だろうか。その感動的なストーリーが話題となり、2015年から連載漫画、実写ドラマとしても人気となった。そして、この度とうとう実写映画化が決定。より多くの人が、この感動の実話を目にすることができるようになったのだ。こんなに素敵な愛の形が実在したことに、涙せずにはいられない。お弁当が親子の絆を繋ぐ、感動の実話。

映画『461個のおべんとう』の公開前に見ておきたい映画

映画『461個のおべんとう』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。映画『461個のおべんとう』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

今日も嫌がらせ弁当

お弁当というものに暖かさを感じる人は、きっと一人や二人ではないだろう。小さい頃、親に作ってもらっていたお弁当。幼い頃はそれが当然で、特に何も感じていなかった。思春期の頃などは、むしろ照れくささや鬱陶しさすら感じる時もあるかもしれない。しかし、その暖かさは、大人になってから気がつくのである。本作では、お弁当で紡がれる母親と子供の絆か描かれている。主人公である持丸かおりは、二人の女の子を抱える主婦。しかし、娘がとうとう高校に入学したと思った矢先、娘の激しい反抗期が始まってしまう。そんな反抗期に対して、かおりはまさかの行動に出る。なんと彼女は毎日『嫌がらせ弁当』を作ることを決意するのだった。暖かさで思わず泣きたくなる一本。

詳細 今日も嫌がらせ弁当

ホールドアップダウン

前述したように、井ノ原快彦や岡田准一など様々な才能を持つメンバーを擁するジャニーズグループ『V6』。現在ではソロの活動が増えているV6だが、過去にはメンバー全員が出演した映画が存在するのだ。それが2005年に公開された本作。2003年に公開された、『ハードラックヒーロー』でも全員が出演していたが、本作はその続編にあたる作品である。銀行強盗である木俣と佐川。二人は盗んだ金をコインロッカーに隠そうとするが、コインロッカーを使うための小銭を持っていなかった。そこで、二人はたまたま見つけたストリートミュージシャンである沢村に声をかけるが…?メンバー全員に見せ場がある、ファン必見の一本。

詳細 ホールドアップダウン

ステップ

子供と共に過ごす時間が多いのは、父親よりも母親ではないだろうか。共働きが増えている現代においては以前より減っているかもしれないが、それでもやはり、相対的にはそうだろう。産前産後休暇などで子供と過ごす時間が多く、授乳なども行うことがその背景にあるのだと思われる。母親と比べて子供と中々触れ合う機会が少ない父親が、もし、子供と二人で残されてしまったらどうなるだろうか。母親のように、子供とうまくやりとりができるだろうか。最新作も本作も、父親と子供が二人きりで向き合うという作品。主人公健一は、ある日突然妻に先立たれてしまう。まだ幼い娘と二人になってしまった健一。二人が様々な困難に直面しながらも、絆を深めていく10年間を描いている。これまで何作もの感動ストーリーを世に送り出してきた重松清原作の作品。

詳細 ステップ

映画『461個のおべんとう』の評判・口コミ・レビュー

映画『461個のおべんとう』のまとめ

家事イコール女性の仕事、というのは現代においてはもう化石のような考え方。近年では、男性が女性以上に料理スキルを持っていることもザラである。そんな、近頃流行りの料理男子に扮するのがアイドル、井ノ原快彦。実生活でも子供がいるパパでもある井ノ原快彦。普段から映画のように手料理を振る舞うことがあるのかもしれない、と思うと心が暖かくなってくる。お弁当は、親から子供への愛の形の一つ。果たして、作中ではどんな温かなお弁当の数々が登場するのだろうか。

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