ディズニー映画にとって初のダブルヒロイン形式をとった前作『アナと雪の女王』から5年。新たな主題歌をひっさげ、エルサとアナの姉妹がスクリーンに帰ってくる!子供からお年寄りまで楽しめる、心温かくなる物語。
映画『アナと雪の女王2』の作品情報
- タイトル
- アナと雪の女王2
- 原題
- Frozen2
- 製作年
- 2019年
- 日本公開日
- 2019年11月22日(金)
- 上映時間
- 不明
- ジャンル
- アニメ
アドベンチャー - 監督
- クリス・バック
ジェニファー・リー - 脚本
- 不明
- 製作
- ピーター・デル・ベッチョ
- 製作総指揮
- 不明
- キャスト
- イディナ・メンゼル
クリステン・ベル
ジョナサン・グロフ
ジョシュ・ギャッド
エバン・レイチェル・ウッド
スターリング・K・ブラウン
松たか子
神田沙也加 - 製作国
- アメリカ
- 配給
- ディズニー
映画『アナと雪の女王2』の作品概要
アカデミー賞の長編アニメ映画賞や歌曲賞を始めとし、当時ありとあらゆる賞レースの賞を総なめにした前作『アナと雪の女王』。主題歌である『Let it go』は映画公開前から大きな話題となり、老若男女が口ずさんでいるという状況だった。そんな、一時期社会的現象にまでなった前作から早5年。アナとエルサの姉妹がパワーアップして帰ってくる。本作のテーマは、前作においてもキーとなっていたが深く掘り下げられることがなかった『エルサの持つ魔法の力』。果たして、社会現象までになった前作を超えることはできるのか。
映画『アナと雪の女王2』の予告動画
映画『アナと雪の女王2』の登場人物(キャスト)
- エルサ(イディナ・メンゼル)
- 幼い頃より、不思議な魔法をその身に宿した女性。昔その力でアナを傷つけてしまったことがあり、人との関わりを絶っていた。
- アナ(クリステン・ベル)
- エルサの妹。元々明るい性格で、友達も多い。孤独な姉を助けたいと願い、真実の絆を取り戻す。
- オラフ(ジョシュ・ギャッド)
- 幼い頃にアナとエルサが作った雪だるま。エルサの魔法の力によって命を得た。
- クリストフ(ジョナサン・グロフ)
- 氷を売って世界を渡り歩く青年。トナカイのスヴェンと行動を共にしている。エルサを助けたいというアナを助ける。
映画『アナと雪の女王2』のあらすじ(ネタバレなし)
これまで深い深い雪に覆われていたが、エルサとアナの姉妹が真実の絆を手に入れことで再び春を手に入れたアレンデール王国。それからというもの、エルサは自身が持つ能力を徐々に受け入れ、少しずつ前向きに生きるようになっていた。また、元々が明るい性格のアナの手助けもあり、徐々に国民達とも打ち解けられるようになってきた。ようやく、エルサとアナの姉妹に明るい日々が戻ってきたのである。しかし、ある時から、エルサには不思議な音楽が聞こえるようになる。そして、その音楽はエルサしか聞くことのできないものだった。その謎を解き明かしていく中、エルサとアナは、エルサの中に眠る魔法の根源を知ることになるのだった。
映画『アナと雪の女王2』の感想・評価
前作越えなるか!?注目の主題歌
『アナと雪の女王』シリーズを語る上で忘れることができないのは、なんといってもその主題歌。前作の主題歌である『Let it go』は、映画公開前からCMなどで大きな話題を呼び、最終的にはその年の『紅白歌合戦』で披露されるほどの人気を得た。老若男女が口ずさみ、外出すれば必ずどこかでLet it goが流れている、そんな、まさしく社会現象となった前作。最新作でも、新たに7曲が本作のために書き下ろされ、パワーアップしたシリーズが楽しめる。既に本作のメインテーマソングとなる楽曲も公式ホームページから公開されており、是非映画鑑賞前に予習しておきたいところ。前作では応援上映もあったため、最新作でもその形態がとられることが予測できる。是非、劇場でアナとエルサと一緒に歌おう。
エルサの魔法の真実
一国の主であった両親を海難事故で失ったがために、若くして王座を継ぐことになってしまったエルサ。本来であれば、若い彼女には到底不可能と思える難題。しかし、彼女にはそれを可能にしてしまう力があった。その力こそが、彼女が昔から手にしている魔法の力である。雪や氷を操ることができるその力で、エルサは若くして国民を守ることができたのだ。しかし、その力故に彼女は幼い頃から深い孤独感を感じていた。そんな彼女の葛藤を描いたのが前作であり、魔法の力は本シリーズにおけるキーであるとも言える。まだ多くが謎めいている彼女の魔法の真実に迫ったのが本作。幸せな日々を送っていたエルサの耳に、不思議な歌声が届くようになる。そして、その歌声こそが、彼女を自らの力の真実へと結びつけるきっかけだったのだ。
映画『アナと雪の女王2』の公開前に見ておきたい映画
アナと雪の女王
言わずと知れた、2013年に公開された最新作の前作にあたる作品。これまでに数多くの作品を発表しているディズニーだが、アナとエルサというダブルヒロイン制度を採用したのは本作が初。主題歌である『Let it go』は社会現象と呼ぶべきほどの話題となり、老若男女に愛される大ヒットとなった。エルサとアナの姉妹は、アレンデール王国の王族だった。エルサは雪を操る魔法の力を持っており、ある日、ふとした事故からその力でアナのことを傷つけてしまう。さらに、海難事故によって両親を失い、エルサは完全に心を閉ざしてしまう。そして、時は流れ、エルサの戴冠式の日がやってきた。しかし、戴冠式の日、全てを覆す大事件が起きてしまう。果たして、エルサとアナは、再び絆を取り戻すことができるのか。
詳細 アナと雪の女王
雪の女王(2012)
最新作に多大なる影響を与えているのは、タイトルからも分かるように、アンデルセンの童話である『雪の女王』。数多くあるアンデルセンの童話の中でもトップレベルで有名な当作は、これまで数多くのメディア化を果たし、多くの作品に影響を与えてきた。本作もその一つ。2012年にロシアが『雪の女王』をアニメーション映画化した作品である。少女ゲルダが住む世界は、冷たい心を持つ氷の女王によって支配されていた。そんな女王に父親を氷漬けにされ、さらには弟とも生き別れてしまったゲルダは、孤独な日々を送っていた。しかし、ある時偶然にも兄弟は再会を果たす。家族を手にしたゲルダだったが、なんと弟は、父親からとある力を受け継いでいた。そして、その力を恐れた雪の女王は、弟を連れ去ってしまったのだ。失った家族を取り戻すため、少女ゲルダの冒険が始まる。
詳細 雪の女王(2012)
君の名は。
2016年に公開された、新海誠監督によるアニメーション映画。最新作との共通点は、作中に使用されている劇中歌が爆発的なヒットとなった点、また、社会現象と呼ぶほどまでに話題になった作品であるという点。本作で使用されている楽曲の全ては、アーティスト『RADWIMPS』が本作のために書き下ろしたもの。中でも、『前前前世』はその年の紅白歌合戦にも出演し、現在でもカラオケランキング上位に食い込むほどの人気を博した。作品自体も異例のロングヒットとなり、なんと、あの『ハウルの動く城』を超えて日本国内興行収入歴代2位に君臨した。その年のあらゆる賞レースを勝ち抜いた、まさに新時代を告げる一作。声優を務めた、神木隆之介の演技も必見。
詳細 君の名は。
映画『アナと雪の女王2』の評判・口コミ・レビュー
『アナと雪の女王2』(2019) 「なぜ、エルサに力は与えられたのか―。」ということだがあまり意外性はなく、ストーリーもディズニーの概念を覆した前作と比べて正直普通だと思った。前作へのメタ的視点でようやく成り立っている。しかし、グラフィックの美しさ、オラフのギャグはさすがといったところ。 pic.twitter.com/83WCTnSBWw
— (@nanaka_films) 2019年11月22日
『アナと雪の女王2』観た。
ストーリーとテーマ性を隅っこに置く代わりにエルサのバトルアクションとミュージカル要素がアホみたいに詰め込まれてて、ドラゴンボールの映画とディズニーが悪魔合体したみたいで完全に好みな映画だった。 pic.twitter.com/xysGiXU9qt— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) 2019年11月22日
『アナと雪の女王2』鑑賞。
ツッコんだらおしまいな気もするが、一歩間違えたら死ぬような場面でも擦り傷一つない。
ハッピーエンドなのもわかっているから、辛いシーンがあっても全然悲しくない。完全に狙っている80sなクリストフのソロパートと、インターステラーのような展開はなかなか良かった。 pic.twitter.com/QJnPZ3otRb
— CHOCOMONKEY (@_chocomonkey) 2019年11月23日
アナと雪の女王2観ました。大ヒットした前作で描かれていた物語の意味合い、印象をかなりの面で変えてしまう、勇気ある続編だった。個人的には前作の結末にかなり違和感があったのでスッと受け入れられたが、賛否両論に分かれそうな気もする。あと、水の表現が凄すぎて実写かと思いました pic.twitter.com/NTuP4WBkBS
— BWTT (@BoyWithTheThorn) 2019年11月23日
『アナと雪の女王2』鑑賞。
前作よりもエモーションなシーン炸裂だった。
いくつかエピソード交錯したり、ストーリーがスカーンと入ってくる感じではないので、出来れば1は予習推奨かな。エルサ大好きの自分にとっては彼女の輝きを一段と熱く観れる涙の胸アツムービーだった。 pic.twitter.com/phd3ChHP0N— とりから (@torikara14) 2019年11月22日
映画『アナと雪の女王2』のまとめ
街を歩けば必ずどこかで主題歌である『Let it go』が流れている。そんな、前作である『アナと雪の女王』が社会現象となってから早6年。アナ、エルサ、仲間達が、さらにパワーアップして帰ってくる。今回着目するのが、前作で大きな事件を巻き起こすキッカケにもなり、エルサが大切な人達を守る手段でもある彼女の魔法の力。なぜ、エルサだけが魔法の力を手に入れたのか、そして、その力はどうして身についたのか。美しい映像と共に描き出される魔法の数々に注目。そして、果たして再び『アナと雪の女王』の代名詞といってもいい、『Let it go』も聞くこともできるのか。
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