あのボス・ベイビーが帰ってきた!今回のボス・ベイビーはなんと2人!?ボスとスパイの赤ちゃん達が今回巻き起こす騒動とは。感動の家族愛の物語。
映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』の作品情報
- タイトル
- ボス・ベイビー ファミリー・ミッション
- 原題
- The Boss Baby: Family Business
- 製作年
- 2021年
- 日本公開日
- 2021年12月17日(金)
- 上映時間
- 107分
- ジャンル
- アニメ
ヒューマンドラマ - 監督
- トム・マクグラス
- 脚本
- 不明
- 製作
- ジェフ・ハーマン
- 製作総指揮
- 不明
- キャスト
- アレック・ボールドウィン
ムロツヨシ
多部未華子
芳根京子
宮野真守
乙葉
石田明
坂本真綾 - 製作国
- アニメ
- 配給
- 東宝東和、ギャガ
映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』の作品概要
可愛らしい赤ちゃんが黒スーツに身を包み、最新機器を操作する。しかも、本家版ではあのアレック・ボールドウィンという、とにかく渋い声優つき。そんなギャップが受け、大ヒットとなった『ボス・ベイビー』。そして、前作から4年ぶりとなる2021年ファン待望の続編が誕生した。今作ではなんと、ボス・ベイビーが2人に!かもら今回のポスター・ベイビーは女スパイだという。果たして、その正体は…?パワーアップして帰ってきたボス・ベイビーから目が離せない。
映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』の予告動画
映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』の登場人物(キャスト)
- ボス・ベイビー(アレック・ボールドウィン)
- 赤ちゃんの中でも特別な力を持つスーパー赤ちゃん。前作で、普通の赤ちゃんとして生きる選択をしたはずだったが…?
- ボス・レディ(多部未華子)
- 本作で登場した新しいスーパー赤ちゃん。ティモシーの娘で、ボス・ベイビーと共に世界を救うため立ち上がる。
- ティム(宮野真守)
- ボス・ベイビーのお兄ちゃん。エリートな弟とは違い、専業主夫として日々慎ましやかに生活している。
映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』のあらすじ(ネタバレなし)
前作で壮大な冒険を繰り広げたティモシーとボス・ベイビー。ティモシーとの生活に幸せを感じたボス・ベイビーは会社には戻らず、普通の赤ちゃんとして、ティモシーの兄弟として生活していくことを選択した。それから約30年、彼らはすっかり大人になっていた。ボス・ベイビーは有能なCEOに、ティモシーは専業主夫になっていた。全く異なる生活をしている2人は徐々に疎遠になっていくが、そんな彼らの元にとあるニュースが舞い込んでくる。なんと、悪の博士が世界征服を企んでいるというのだ。世界を救うべく、ベイビー株式会社は再び2人の力を必要としていて…?そして、新たなスーパー赤ちゃんが彼らの前に現れる。
映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』の感想・評価
帰ってきたボス・ベイビー
あのボス・ベイビーが帰ってきた!今回の舞台は、前作から30年後の世界。つまり、前作で『普通の赤ちゃん』として生活していくことを選んだボス・ベイビーは、立派な大人になっているはずなのだ。実際、流石元ボス・ベイビーというべきか、彼は投資会社のCEOへと成長を遂げていた。しかし、今作のポスターを見ると、ファンの見慣れたあの愛くるしい姿が映っている。確かに、スーツの似合う大物へと成長したボス・ベイビーも魅力的。しかし、やはり前作から本作を楽しんでいるファンからすれば、愛くるしさとクールさが同居したあの姿を楽しみたいところだろう。パワーアップを遂げて帰ってきたボス・ベイビーから、本作も目が離せない。
複雑な家族関係
『シュレック』などもそうだが、最新作を手がけた『ドリームワークス』は、家族愛をテーマとした作品に定評がある。新生児とは、誰からも愛される存在。時折ニュースなどで痛ましい事件を耳にするが、本来であれば愛され、庇護されるべき存在なのだ。しかし、勿論赤ちゃんだけが家族ではない。赤ちゃんが生まれたことで、マイナスな感情を抱いてしまう人もいる。先に生まれていた兄や姉は、これまで自分だけの存在だった両親が取られてしまうと感じてしまうかもしれない。前作で、その寂しさを乗り越えた2人。果たして本作では、どのような試練が2人を待ち受けているのだろうか。
ディズニーとの違い
ドリームワークスと何かと比較されることが多いのが、ディズニー作品。どちらも海外のアニメーションスタジオで、これまで数多くの名作を残してきた大手中の大手。しかし、一見似通っている両者だが、その実、全く異なるスタンスを貫いている。ディズニーのテーマが『子供と、大人の中にある子供心』に訴えている一方で、ドリームワークスは『大人と、子供の中にある大人心』に訴えているのだ。まさに正反対の両者。ドリームワークスは、これまでいつかの作品が日本で公開されないという憂き目にあってきた。そんなドリームワークスにとって、本シリーズはまさにチャンス。1弾目が高く評価された本作で、再びディズニーと肩を並べることができるだろうか。
映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』の公開前に見ておきたい映画
ボス・ベイビー
タイトルからも分かるように、本シリーズの第一弾にあたる作品。『シュレック』などで知られるドリームワークスが新たに送る、家族愛の物語。日本版声優にムロツヨシを起用したことでも大きな話題となった。ある日、テンプルトン家に赤ん坊がやってきた。しかし、兄となったティモシーだけが、その赤ん坊が普通でないことに気がついていた。それもその筈、その赤ちゃんは、ベイビー・コープ社で働く大人のような精神を持った赤ん坊だったのだ。彼は、年々下落し続けている赤ちゃん人気問題を解決するために、この世界へと派遣されてきたのだ。この問題を解決すれば、彼は再び会社へと戻るという。再び両親の愛情を独占するため彼の任務を手伝うことにしたティモシーだったが…?
詳細 ボス・ベイビー
ヒックとドラゴン2
ドリームワークスには、数多くの有名シリーズがある。最新作の『ボス・ベイビー』もそうであるし、『シュレック』シリーズもそう。そして、忘れてはいけないのが、この『ヒックとドラゴン』シリーズ。計4作あるこのシリーズだが、特にこの2作目は別格。ゴールデングローブ賞の、長編アニメーション賞を獲得した名作なのだ。しかし、なぜか日本人にはあまり馴染みがない。それもそのはず、なんと本作は、日本での劇場公開がなかったのだ。ファンの間でも署名活動が起こり、更には監督直々に日本での公開を熱望したにも関わらず、ついぞ叶わなかった幻の作品。ドリームワークスの隠れた名作を是非楽しもう。
詳細 ヒックとドラゴン2
コウノトリ大作戦!
最新作同様、赤ちゃんと、赤ちゃんを取り巻く周囲を主人公に描いた物語。よく耳にする、『赤ちゃんはコウノトリが連れてくる』という説。元々は、無邪気な子供への説明に困った両親が考え出してファンタジー要素の強い説だが、もしそれが本当だったら? 荷物宅配会社『コーナーストア』は、かつては赤ちゃんを作り出し出荷していた。しかし、様々な理由からその事業は廃止、通常の荷物のみ配達するようになったのだった。しかし、ある時機械に誤作動が起こり、赤ちゃんが誤って作られてしまう。このことが上にバレたらクビになる、と焦った社員のジュニアは、その赤ん坊を配達してしまおうと考えたのだったが…?
詳細 コウノトリ大作戦!
映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』の評判・口コミ・レビュー
「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」
前作(イマイチ)を超える面白さ。大人になったボスとティムが次女と大冒険!深みはあまりないけど、ドタバタしつつも怒涛のアクション連発で一気に見せ切るパワーがある。クレしんみも増し増し。ちゃっかりと家族愛で着地させるラストも気持ちが良い。 pic.twitter.com/8EGPpR29IN— シネちゃぶ (@cinechub_loaf) December 21, 2021
ボス・ベイビー ファミリー・ミッション 観た
ちょっと…前作よりビックリするぐらい面白かったんだけど!前作が家族の始まりなら今作は家族の発展についての話になってるし家族愛という尊い存在をより根深く描いてるしテンション高めに進むテンポも良し!劇場が笑いで包まれて楽しかったよ! pic.twitter.com/7LpzheOUJ4— 通りすがりの伊賀栗 (@FFFFigaguri) December 18, 2021
『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』観た。期待に違わず愉快なドタバタコメディ、加えて年頃の娘(と言っても小2だけど)の父親離れ、長じて疎遠になった兄弟といった大人の琴線に触れるテーマを盛り込みこれが実に良い塩梅でまとまってるのだから侮れない。豪華吹替声優陣の好演も楽しい。良作。 pic.twitter.com/8Oj1VrHD1O
— 蛮 治朗 (@ao14clover) December 17, 2021
ボス・ベイビー ファミリー・ミッション
とにかくカラフルでキャラクター達がガンガン動きまくる画面が楽しい それに兄弟愛という点で見るとラスト手前の演出含めほっこり出来て結構好き ただ最後の最後は正直「大丈夫か?」と不安に思えたし、何か結局これもそういう終わり方かと思っちゃったなぁ pic.twitter.com/V6Q7n02cOO— シネマなぎ (@backtotnenow) December 18, 2021
映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』のまとめ
これまで数多くの作品を手がけてきたドリームワークス。劇場未公開が続く不遇の時代を送ってきたドリームワークスだったが、近年再び復活の兆しを見せている。この『ボス・ベイビー』シリーズは、間違いなくその立役者の一つ。当然ながら日本でも日の目を浴び、そして、大ヒットを収めた。さらには、ドリームワークスの中でも代表作である、『シュレック』の続編も企画中との噂もある。これから更なる盛り上がりを見せてくれるであろうドリームワークス。これを機に、過去の作品も含めドリームワークスを一気見してみるのも楽しめるかもしれない。
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