「キャッツ」のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

40年近く上演され続け、未だに人々からの熱い指示を受けるミュージカル、それが『キャッツ』である。そんなキャッツが、超豪華スタッフのもと実写映画化されることがとうとう決定した。

キャッツの作品情報

キャッツ

タイトル
キャッツ
原題
Cats
製作年
2019年
日本公開日
2020年1月24日(金)
上映時間
不明
ジャンル
ミュージカル
監督
トム・フーパー
脚本
トム・フーパー
リー・ホール
製作
トム・フーパー
ティム・ビーバン
エリック・フェルナー
デブラ・ヘイワード
製作総指揮
スティーブン・スピルバーグ
アンドリュー・ロイド=ウェイバー
アンジェラ・モリソン
ジョー・バーン
キャスト
ジェームズ・コーデン
ジュディ・ディンチ
ジェイソン・デルーロ
イドリス・エルバ
ジェニファー・ハドソン
イアン・マッケラン
テイラー・スウィフト
レベル・ウィンソン
製作国
イギリス・アメリカ合作
配給
東宝東和

キャッツの作品概要

イギリスの詩人、T・S・エリオットが執筆した詩集、『キャッツ- ポッサムおじさんの猫とつき合う法』がミュージカルになった。そして、1981年の初公演以降、現代に至るまで万人に愛される名作として進化しながら公演が続いている。それが、本作の元になって いるミュージカル、『キャッツ』である。大まかなストーリーは昔から大きくは変わらないキャッツだが、美術や魅せ方など、クオリティは年々進化している。本作は、まさにそんなキャッツの現時点での集大成とでも言うべき一本。豪華キャストや最高峰の制作陣を揃え、他のミュージカル作品との格の違いを見せつけてくれる。

キャッツの予告動画

キャッツの登場人物(キャスト)

バストファージョーンズ(ジェームズ・コーデン)
体重計に乗ると針が振り切れてしまうほど、体系がふっくらしたオス猫。金持ちで、いつも陽気。
オールドデュトロノミー(ジュディ・デンチ)
ジェリクルキャッツ達の尊敬を一身に集める老猫。満月の夜、『最も純粋』なジェリクルキャッツを選出するという役割を持つ。
マキャヴィティ(イドリス・エルバ)
多くの謎に包まれた、正真正銘の悪党猫。名前の由来も、ニッコロ・マキャヴェッリとジェームズ・モリアーティを組み合わせたという生粋の犯罪王。

キャッツのあらすじ(ネタバレなし)

とある街並みの片隅、ゴミ捨て場での出来事。満月の夜、ゴミ捨て場にはジェリクルキャッツ達が集まっていた。ジェリクルキャッツとは、人間のペットとなることを拒み、自分達で力強く、誇り高く生きていくことを誓った個性豊かな猫達の集まりのこと。そして、その夜はジェリクルキャッツ達にとってとても特別な日だった。彼らの中から『最も純粋』なジェリクルキャッツが選ばれ、選ばれた者は新たな人生を生きることが許されるのだ。一年に一度だけ開催される、ジェリクルキャッツ達にとっては何よりも大切な一日。彼らはその記念すべき夜を祝い、一晩中踊り続ける。そして、夜が明けそうな頃、その1匹の名前が発表されるのだった。

キャッツの感想・評価

ジェームズ・コーデンの本気

ジェームズ・コーデンという人物をご存知だろうか。海外では知らぬ者はいないほどの人気コメディアンである。有名人を助手席に乗せてドライブをする『カープール・カラオケ』や赤信号で車が止まっている間の横断歩道で即興ミュージカルを行う『クロスウォーク・ザ・ミュージカル』は世界的に人気。実は彼、俳優としても数多くの名作に出演している。高い歌唱力を誇る彼は、なんと俳優としてのデビューがミュージカル。そんな彼が、ミュージカルの金字塔とも呼ぶべき本作に主役として出演するのだから考え深いものがある。普段のハイテンションな彼しか知らないという人も、ぜひ本作を観て、俳優としてのジェームズ・コーデンの凄さを実感しよう。

実は見たことがない?ミュージカルの定番、キャッツ

劇団四季の舞台を見たことがあるだろうか。劇団四季とは1953年に設立された、歴史のある日本を代表する劇団。そんな劇団四季で、長年上演されてきたのがこの『キャッツ』である。『オペラ座の怪人』に抜かされるまで、ブロードウェイでのロングラン公演記録を長年塗り替え続けめいた人気作。まさに、ミュージカル映画の金字塔とも呼ぶべき作品。しかし、あまりに有名であるが故に、今ではすっかり定番という扱いを受けることになった本作を、実は見たことが無いという人は案外多いのではないだろうか。近年話題になることの多い劇団四季だが、そのいずれも『リトル・マーメイド』や『アラジン』など新しい演目ばかり。時にはオリジナルの良さを思い出し、基本に立ち戻ってみよう。

豪華な制作スタッフ

超有名人気作、『キャッツ』を映画化するにあたり、ハリウッドはそれに相応しい豪華なメンバーを揃えてきた。本作のエグゼクティブ・プロデューサーとして名が挙がっている面々を見ると、ハリウッドの本気度を感じることができる。まず、最初に名前が出ているのはスティーブン・スピルバーグ。『E.T.』や『インディ・ジョーンズ』シリーズでも知られる、ハリウッドでも最も有名と言っても過言ではない彼が本作の総指揮を取ることになった。さらに、ファンにとって嬉しいのはアンドリュー・ロイド=ウェイバーもエグゼクティブ・プロデューサーの一人という点。彼はイギリスの作曲家で、実は『キャッツ』の楽曲を手がけたのが彼自身。それ以外にも『オペラ座の怪人』や『エビータ』などの楽曲も手がける、まさしくミュージカルの神とでも言うべき人物。映画版キャッツに相応しい製作陣に、クオリティの高さが期待できる。

キャッツの公開前に見ておきたい映画

映画『キャッツ』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。『キャッツ』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

オペラ座の怪人

ミュージカル『キャッツ』は、これまで7300万人もの観客を動員してきた大人気演目。そんなキャッツは、前述したように、長年ブロードウェイにおけるロングラン公演記録の一位を飾ってきた作品。しかし、そんなキャッツの業績をとうとう抜く作品が現れた。それこそが、本作の元になっている『オペラ座の怪人』。1905年のパリを舞台に描かれた本作のヒロインは、クリスティーヌという美しい歌声を持つ女性。そして、実はクリスティーヌには秘密の先生がいたのだった。それこそが、オペラ座の地下にひっそりと暮らす、『オペラ座の怪人』だったのだ。やがて、クリスティーヌは幼馴染でありオペラ座の後援者であるラウルと結ばれる。しかし、クリスティーヌに密かに恋心を抱いていたファントムはそれを許せず…?

詳細 オペラ座の怪人

ライオン・キング

本作も最新作同様に動物達が主役であり、どちらも長年ミュージカルの演目として楽しまれているという共通点がある。そんな本作も、何と、2019年にCGをふんだんに駆使した実写映画としてスクリーンに登場した。劇中で使用されている数々の素晴らしい楽曲にも注目。主役は、アフリカのサバンナで暮らす動物達。そのサバンナは、ライオンのムファサによって統治されていた。そして、ある時ムファサにシンバという子供が生まれる。シンバは、サバンナの次期国王として生を受けたのだ。しかし、ムファサの統治を快く思わないものもいた。それは、シンバにとって叔父にあたるスカー。スカーは自らが王位につくために、ムファサを殺し、そして、シンバを国から追い出したのだ。天涯孤独となったシンバの運命、そして、彼らの暮らすサバンナの行く末は。

詳細 ライオン・キング

ワン チャンス

ミュージカルの舞台でデビューを果たし、歌唱力が高く評価されているジェームズ・コーデン。そんな彼が音楽映画で主演を務めるのは、実は今作が初めてではない。2013年に公開された本作でも、彼は主演で出演して見事な歌声を披露していたのだ。彼が本作で演じたのは、ポール・ポッツという実在する人物。ポールは幼い頃からいじめられっ子の気弱な少年だったが、その歌唱力はずば抜けており、将来オペラ歌手になることを夢見ていた。成長し、ヴェネツィアに留学までしたポールだったが、彼の夢は花開かなかった。しかし、そんな彼にある日突然転機が訪れる。それは、イギリスの人気オーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』への出演。この番組への出演をきっかけに、彼の才能は世界中に認知されていくこととなる。

詳細 ワン チャンス

キャッツの評判・口コミ・レビュー

キャッツのまとめ

観客の目を惹く、派手な猫のメイクとコスチューム、そして、高すぎる歌唱力。CMなどでもよく流れているため、その様子を目にしたことがあるという人は多いだろう。しかし、実際に見たことがあるという人は、案外多くないのかもしれない。そんな、有名すぎるミュージカル、キャッツがとうとうスクリーンに。あまりに有名すぎて、いつでも見られると思いまだ見ていない人も、これを機にキャッツの世界へ足を踏み出そう。人間の力を借りず、誇り高く生きるジェラクルキャッツの姿を見て、自分達も強く生きていこうという生きる希望を与えてもらえるはず。