マレーシアにある伝説の島ランカウイ島。世界有数の大富豪、フウ家の当主であるレイモンド・フウが亡くなった。相続人は消息不明の隠し子、ミシェル・フウだった。世界中の詐欺師が遺産を狙い、ランカウイ島に集まった。
映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の作品情報
- タイトル
- コンフィデンスマンJP プリンセス編
- 原題
- なし
- 製作年
- 2020年
- 日本公開日
- 2020年7月23日(木)
- 上映時間
- 124分
- ジャンル
- コメディ
- 監督
- 田中亮
- 脚本
- 古沢良太
- 製作
- 石原隆
市川南
梶本圭
古郡真也 - 製作総指揮
- 不明
- キャスト
- 長澤まさみ
東出昌大
小手伸也
小日向文世
白濱亜嵐
関水渚
古川雄大
柴田恭兵 - 製作国
- 日本
- 配給
- 東宝
映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の作品概要
2018年にフジテレビ系列で放送された人気ドラマ『コンフィデンスマンJP』の劇場作品の第二作目。長澤まさみを始めドラマ版でお馴染みのキャストと共に、ビビアン・スー、デヴィ・スカルノ、柴田恭兵、白濱亜嵐など豪華なキャストが出演している。マレーシアにある伝説の島ランカウイ島が物語の舞台になっており、大富豪フウ家の当主であるレイモンド・フウが残した遺産を巡って争う詐欺師やレイモンドの子供達の様子が描かれている。ドラマ版で演出を担当した田中亮が監督を務め、ドラマ版の脚本を手掛けた古沢良太が本作の脚本を担当している。
映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の予告動画
映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の登場人物(キャスト)
- ダー子(長澤まさみ)
- 信用詐欺師。お金が何よりも大切。天才的な頭脳を持っている。色気はなく、ハニートラップは不得意。
- ボクちゃん(東出昌大)
- ダー子の仲間で、詐欺師。小心者でお人好し。良心がある。ダー子によく振り回されている。
- リチャード(小日向文世)
- ダー子の仲間で、詐欺師。変装が得意。女性に弱い。お金の計算が得意で、仲間内で経理を担当している。
- 五十嵐(小手伸也)
- 詐欺師。神出鬼没。元々は悪徳詐欺師だったが、現在は改心している。ダー子に心酔している。
- アンドリュー・フウ(白濱亜嵐)
- 世界有数の大富豪であるフウ家の次男。父のレイモンドが残した遺産を狙っている。
- クリストファー・フウ(古川雄大)
- 世界有数の大富豪であるフウ家の長男。父のレイモンドが残した遺産を狙っている。
- ブリジット・フウ(ビビアン・スー)
- 世界有数の大富豪であるフウ家の長女。父のレイモンドが残した遺産を狙っている。
- トニー・ティン(柴田恭兵)
- 世界有数の大富豪であるフウ家の執事。
映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』のあらすじ(ネタバレなし)
マレーシアにある伝説の島ランカウイ島。世界有数の大富豪、フウ家の当主であるレイモンド・フウが亡くなった。彼が残した遺産は、10兆円にも上ると言われていた。レイモンドの子供であるブリジット、クリストファー、アンドリューは遺産を狙って熾烈な争いを繰り広げた。そんな中、執事のトニーが相続人を発表した。それは、隠し子の「ミシェル・フウ」だった。
ミシェルのことは誰も知らず、顔さえ分からない状態だった。世界中にいる詐欺師達は10兆円を狙いランカウイ島に集まった。そこには、天才恋愛詐欺師のジェシーや詐欺師のスタアの姿もあった。信用詐欺師のダー子、ボクちゃん、リチャードも10兆円を手に入れようと、フウ家に潜入する。果たして、10兆円を手にするのは誰なのか!?
映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の感想・評価
人気ドラマの劇場版第二作目!
『コンフィデンスマンJP』は2018年4月から6月までの間、フジテレビ系列でドラマが放送されていた。吉瀬美智子、石黒賢、佐藤隆太など毎回豪華なキャストが出演していることでも大きな話題を集めた。「ギャラクシー賞、2018年6月度月間賞」や「第12回コンフィデンスアワード・ドラマ賞、脚本賞」などの賞を受賞しており、高い評価を受けている。
また日本だけに留まらず、海外でも人気の作品となっている。古沢良太が手掛けた脚本を元に、韓国版の『コンフィデンスマンKR』と中国版の『コンフィデンスマンCN』が制作された。
日本では2019年5月17日に劇場作品の第一作目が公開された。興行収入は29.7億円にも上り、大ヒットを記録した。映画の後日譚に当たるSPドラマが放送されるなど、『コンフィデンスマンJP』の人気は上がり続けている。今回、ファン待望の劇場作品の第二作目が公開されることになった。
物語の鍵を握るのは、消息不明の「ミシェル・フウ」
劇場作品の一作目の香港から場所を移し、本作はマレーシアにある伝説の島ランカウイ島が物語の舞台になっている。世界有数の大富豪フウ家の当主であるレイモンド・フウが亡くなったことで、彼が残した遺産を狙って詐欺師や彼の子供達が熾烈な争いを繰り広げることになる。
レイモンドが亡くなった後、子供達に予想外の事態が降りかかる。それは、遺産の相続人が、レイモンドの隠し子である「ミシェル・フウ」になっていたことだった。レイモンドの子供達は「ミシェル・フウ」のことを知らず、会ったことすらなかった。詐欺師達はあの手この手でフウ家に近づき、レイモンドが残した10兆円の遺産を手に入れようと画策する。最後に笑うのは誰なのか、ドキドキハラハラする展開が楽しめる。
ドラマ版のキャストに加え、豪華なゲストが多数出演!!
長澤まさみを始め、東出昌大、小手伸也、小日向文世などドラマ版に出演していたキャストが再集結している。それだけではなく、あっと驚くような豪華なキャストが共演している。
レイモンド・フウの子供(長女)役はマルチタレントのビビアン・スー、長男役は俳優の古川雄大、次男役は「GENERATIONS」と「EXILE」のメンバーである白濱亜嵐。大富豪のレイモンド・フウ役は名俳優の北大路欣也、フウ家の執事役は『あぶない刑事』シリーズでお馴染みの俳優・柴田恭兵などなど、書ききれないほど豪華なキャストが出演している。
そして、劇場作品の第一作目に登場した天才恋愛詐欺師役の三浦春馬、主人公の憧れの詐欺師役の竹内結子、何度も主人公に騙されている日本のゴッドファーザー役の江口洋介も再出演している。これだけの豪華なキャストがどのように作品に登場するのか、ぜひ楽しみにして欲しい。
映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の公開前に見ておきたい映画
コンフィデンスマンJP
『コンフィデンスマンJP』シリーズの劇場作品第一作目。「フジテレビジョン開局60周年」を記念して制作された。日本の他に、香港が物語の舞台になっている。物語の重要な人物である香港マフィアの女帝のラン・リウ役を竹内結子、天才恋愛詐欺師のジェシー役を三浦春馬がそれぞれ演じた。
信用詐欺師のダー子、ボクちゃん、リチャードは、香港マフィアの女帝のラン・リウが持っているパープルダイヤを狙っていた。パープルダイヤは時価数百億とも言われている宝石だった。そんな中、ダー子の元恋人である天才恋愛詐欺師のジェシーもパープルダイヤを狙っていることが発覚する。さらに、ダー子達がかつて騙した日本のゴッドファーザーの赤星英介が、恨みを晴らそうとダー子達を狙っていた。
詳細 コンフィデンスマンJP
マスカレード・ホテル
長澤まさみの代表作。東野圭吾原作の長編ミステリー小説を元に制作された作品。木村拓哉が主演を務め、捜査一課の刑事である新田浩介を演じた。長澤まさみはヒロインを務め、ホテル・コルテシア東京でフロントクラークを担当する山岸尚美を演じた。46.4億円の興行収入を得ており、大ヒットを記録した。
東京都内で3件の連続殺人事件が発生した。犯行の手口は全てバラバラだったが、共通の暗号が残されていた。その暗号を解読すると、次の犯行現場の位置が分かった。3件目の現場に残されていた暗号を解読すると、「ホテル・コルテシア東京」が次の犯行現場であることが分かった。新田浩介警部補は犯人を逮捕するため、ホテルに潜入した。フロントクラークを担当する山岸尚美が、新田の教育を務めることになった。
詳細 マスカレード・ホテル
モネ・ゲーム
コメディ作品。1966年の映画『泥棒貴族』をリメイクした作品。贋作詐欺を行おうとしている男性とカウガールの女性が巻き起こす騒動が描かれている。イギリス出身の名俳優コリン・ファースが主人公のハリー・ディーンを演じ、日本でも人気の女優キャメロン・ディアスがカウガールのPJ・プズナウスキーを演じた。
印象派の巨匠・モネ。堅物鑑定士のハリーは、彼の代表作である『積みわら』の贋作を、美術コレクターでメディア王のシャバンダーに売りつけることを画策する。ハリーはシャバンダーから長年無能だと暴言を吐かれており、怒りを抱いていた。ハリーはカウガールのPJ・プズナウスキーを相棒に策を練るが、自由気ままなPJの行動に振り回されてしまう。
詳細 モネ・ゲーム
映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の評判・口コミ・レビュー
『コンフィデンスマンJP プリンセス編』
ダー子さんいつも通りお美しかったですけど、今回は関水渚ちゃん大大大スペシャルです!
用意周到な計画とちょっとの奇跡がもたらす感動の結末。生まれや育ちに恵まれなくても、私たちは何にだってなれる!まさかコンフィデンスマンで泣くとはなぁ…#背骨映画 pic.twitter.com/VIqZMjE1cS— ☠️背◢⁴⁶骨☠️ (@1192seborn) July 23, 2020
“コンフィデンスマンJPプリンセス編”前作ロマンス編に続いて、全く期待せず鑑賞も、これまた前作と同じく、そのしっかりした出来に驚かされる。何より、長澤まさみ演じるダー子以上に光る、コックリを演じる関水渚が本当に良いし、ビビアン・スーに、柴田恭兵、北大路欣也等脇の存在感も光る良作でした
— 常山の住職 (@CinemaCLAIRfan) July 25, 2020
『コンフィデンスマンJP プリンセス編』
嘘も偽りも真実には敵わない。今回も笑いとマジかの連続、だがその偽りの霧をも晴らす清き光にまさかの感涙。ラストの結びまで毎度気持ち良く騙されるがシリーズ初の想定外テイストで格段にストンと落ちた。三浦春馬さんのチャラ ジェシーも最っっ高でした!! pic.twitter.com/lyeX0nIuLs— (@piporo_cinema) July 23, 2020
「コンフィデンスマンJP/プリンセス編」
メチャ良かった!
豪華な雰囲気も出ているし、スケール感を維持できてる中での二転三転に目が離せない。
長澤まさみの制服姿は見られるし、ヒロインの関水渚の透明感が役柄にマッチ。ガクトやデヴィ夫人等のゲストも悪くない使い方。
ラストも膝を打つレベル pic.twitter.com/NuHdq0Y9gl— TAK44マグナム (@TAK44MG) July 25, 2020
『コンフィデンスマンJP プリンセス編』 長澤まさみ演じるダー子と三浦春馬演じるジェシーのダンスシーンが最高だった ジェシーと江口洋介演じる赤星はシリーズを重ねるごとに魅力を増していく愛されキャラクターだと感じた#コンフィデンスマンJP pic.twitter.com/b3GxCHhrH9
— Junk-weed’s Blog (@junk_weed) July 23, 2020
映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』のまとめ
信用詐欺師のダー子、ボクちゃん、リチャードが今回狙っているのは、世界有数の大富豪フウ家の当主であるレイモンド・フウが残した10兆円の遺産である。ダー子達はどのような方法でフウ家に潜入するのか、他の詐欺師やレイモンドの子供達を出し抜いて遺産を手に入れることができるのか、最後まで読めない展開がワクワクする物語となっている。またそれだけではなく、ダー子達に何度も騙されている赤星栄介も再登場する。ダー子達の運命はどうなってしまうのか、ぜひ見届けて欲しい。
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