シルベスター・スタローンの新たな代表シリーズである『大脱出』。本シリーズも、とうとう第3弾まで到達。さらにパワーアップして立ち向かってくる監獄を、ブレスリンはどのようにして制覇するのか。
映画『大脱出3』の作品情報
- タイトル
- 大脱出3
- 原題
- Escape Plan:The Extractors
- 製作年
- 2019年
- 日本公開日
- 2019年9月27日(金)
- 上映時間
- 97分
- ジャンル
- アクション
- 監督
- ジョン・ハーツフェルド
- 脚本
- マイルズ・チャップマン
ジョン・ハーツフェルド - 製作
- ランドール・エメット
ジョージ・ファーラ
シン・スー
チウ・ジエ
マーク・キャントン
ザック・シラー
ロビー・ブレナー - 製作総指揮
- テッド・ファーンズワース
ミッチ・ロウ
ウェイン・マーク・ゴッドフリー
ロバート・ジョーンズ
チャールズ・オーティ
マーティン・リチャード・ブレンコウ
バリー・ブルッカー
スタン・ワートリーブ - キャスト
- シルベスター・スタローン
デイブ・バウティスタ
マックス・チャン
デボン・サワ
ジェイミー・キング
マリース・ジョー
ハリー・シャム・Jr.
ラッセル・ウォン - 製作国
- アメリカ
- 配給
- クロックワークス
映画『大脱出3』の作品概要
2014年に公開された『大脱出』シリーズも、今回で第3作目を迎えることとなった。これまで数多くのビッグタイトルで主演を務めてきたシルベスター・スタローンの新たな代表作であり、70歳を超えた現在でも衰えることのない筋肉美を楽しむことができる。前作、前々作と、難攻不落と呼ばれた監獄を見事制覇してきたブレスリンだが、今回彼の前に立ちはだかるのは『悪魔砦』。その通称からして、一筋縄ではいかない様子が見て取れる。果たしてブレスリンと仲間達は、見事任務を達成することができるのか。手に汗握る一本。
映画『大脱出3』の予告動画
映画『大脱出3』の登場人物(キャスト)
- レイ・ブレスリン(シルベスター・スタローン)
- 数多くの『脱獄不可能』な監獄を抜け出してきた脱獄のスペシャリスト。自らが監獄から脱出して見せることで、警備の穴を指摘する役割を持つ。
- デローサ(ディブ・バウディスタ)
- 前作からブレスリンの相棒として活躍する傭兵。ブレスリンに負けず劣らず屈強で戦闘力が高い。
- シェン・ロー(マックス・チャン)
- ブレスリンに依頼を持ち込んできた人物。ジャン社の社長令嬢、ダヤの身辺警護を務めていた。
映画『大脱出3』のあらすじ(ネタバレなし)
これまで数多くの刑務所を脱獄し、警備会社の警備システム向上に一役買ってきた天才、レイ・ブレスリン。そんなブレンスリンの元に、ローという人物が訪ねてきた。彼は世界的に有名なハイテク会社であるジャン社の社長令嬢ダヤの身辺警護を行なっていた。しかし、ダヤが何者かに誘拐されとある場所に監禁されてしまったというのだ。その場所とは、監獄『悪魔砦』。全てが謎に包まれている悪魔砦は、侵入経路はもちろんのこと、何者も脱獄できたことがない完璧な砦だという。そんな場所からダヤを救い出すべく、ローはブレスリンの元を訪れたのだった。早速、仲間と共にダヤ救出のため動き出したブレスリン。しかしブレスリンと彼の仲間を待ち受けているのは、あまりに凶悪な罠だった。
映画『大脱出3』の感想・評価
スタローンの新たな代表シリーズ
シルベスター・スタローンは、これまで『ランボー』や『ロッキー』、『エクスペンダブルズ』など数多くのシリーズ作品で主役を務めてきた。そして、そのどれもがメガヒットを記録している。そもそもスタローンがスターダムをのし上がったのは、自分が脚本を書いた作品を映画会社に持ち込んだことがキッカケ。脚本のみを渡せと命じてくる会社に対して、自分が主役を務められないのであれば脚本は渡さないと言い切ったことで、スタローンが主役を務めることとなった。それこそが『ロッキー』であり、それ以降彼は数多くのシリーズ作品に出演し続けた。
奇想天外な脱出方法
本シリーズは、脱獄不可能と呼ばれる監獄を、脱獄のスペシャリストであるレイ・ブレスリンが予想の斜め上をいく作戦で見事切り抜けていく様子を描いたシリーズ。脱獄不可能と呼ばれるだけあり、登場する監獄は、海の上の監獄であったり最先端の技術を取り入れていたりと、圧倒的なセキュリティを誇る施設ばかり。常人であれば為すすべもなく敗れ去る環境であるが、レイ・ブレスリンは違う。我々の予想斜め上をいくその発想力と行動力、さらには戦闘力で、そんな監獄を打ち崩していくのだ。レイ・ブレスリンがどのような手段を使って自由を勝ち取って見せるのか。奇想天外なその作戦にも要注目。
映画『大脱出3』の公開前に見ておきたい映画
大脱出
2013年に公開された、最新シリーズの原点にあたる作品。なんと、アクション界のレジェンドであるシルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーが共演。これ以上ないほどに豪華な共演に、全アクション映画ファンが歓喜した。自ら監獄から脱獄して見せることで、その監獄のセキュリティの穴を指摘するセキュリティ・コンサルタント、レイ・ブレスリン。そんなブレスリンのもとに、CIA所属の女性が依頼を持ちかけてくる。その依頼とは、政府が極秘に支援をしているという『脱獄不可能』な非合法監獄のセキュリティチェックだった。依頼を引き受けるブレスリンだったが、実は彼は騙されていたのだった。その中で、ブレスリンはロットマイヤーという囚人と知り合う。そして、二人は協力してこの監獄からの脱獄を狙うのだった。
詳細 大脱出
ロッキー
最新作シリーズで主役を務めているシルベスター・スタローンの代表作であり出世作であるのが本作。1976年の映画にも関わらず、2018年に至るまで関連作が生まれ続けている超ロングヒット作品。現在の肉体美も見事だが、若かりしスタローンの芸術と呼ぶべき筋肉は必見。三流ボクサーであるロッキー・バルボアは、ボクシングだけでは食べていけず、あくどい商売にも手を付け日々を食いつなぐ生活を送っていた。そんな彼にも、唯一の至福の時間があった。それは、彼が心を寄せるエイドリアンという女性の存在だった。不器用な二人は、徐々にだが心を通わせていく。そんな中、ロッキーの元にビッグマッチの依頼が舞い込んでくる。それは、世界チャンピオンであるアポロ・クリードとの対戦だった。
詳細 ロッキー
CUBE
最新作は、あらゆる脱獄不可能な監獄から脱獄する、という脱出系映画。そして、ハリウッドにおいて脱出系映画の頂点に君臨するのは今作ではないだろうか。あらゆるレンタルビデオ店などでランキングコーナーに陳列されている本作品は、かなりの低予算で製作されたにも関わらず、その圧倒的な完成度から多くのファンから高評価を得た作品。とある6人の男女は、見覚えのない部屋で目が覚めた。その立方体の部屋から外に脱出しようとする面々だったが、各面の壁に扉があり、さらには彼らの命を奪う罠の数々も設置されていた。緊迫した環境の中、6人の中で仲間割れが生じていく。果たして彼らは、そこに存在するルールを理解し、その部屋から抜け出すことができるのか。
詳細 CUBE
映画『大脱出3』の評判・口コミ・レビュー
大脱出3を観ました。
もはや脱獄要素をド忘れして、風雲!たけし城ばりに突撃!
前髪を振り乱すマックスチャン、オーバキルな弾を撃つバウティスタ、スタローンによる拳の自分語りなど見所の多い映画でしたよ。
映画としてはアレかもしれんがスタローン映画としては正しい!
#スタローンアンバサダー pic.twitter.com/ZM5zbdOsuJ— “DIE”suke (@eroerorocknroll) 2019年9月28日
『大脱出3』鑑賞
ぶっちゃけ期待値は低かったですし、実際お世辞にも上手い映画では無かったです。ただ終盤、マックス・チャン!バウティスタ!スタローンという魅力しかない三大怪獣が驚異の暴れっぷりを見せる姿は圧倒的な快楽!!
素敵すぎる人体破壊と最高の鉄拳制裁に思わず酔いしれました…w pic.twitter.com/FKdT7m0tni— タイラーの大乱 (@movie_watch4) 2019年9月28日
映画『大脱出3』新宿バルト9にて鑑賞。もはや中国資本の中国映画の様相を呈してました。内容ももう監獄を脱出する話ではなくなってました。出番も短めでした。それでもシルベスタースタローンの最新作となれば必ず観に行っちゃうよね。スタローン最高🤣 pic.twitter.com/6J84McZs4P
— 植村 真太郎 (@s_uemura) 2019年9月29日
大脱出3
遂に「脱出」要素を完全に捨て去り筋肉と火薬で事を完全に解決する皆大好きスタローン映画に進化した!
ある理由から怒りに燃えるスタローンが終盤悪党に鉄拳制裁するシーンは最早対話不能、絶対敵殺すマンの野獣なスタローンが拝めますよ! pic.twitter.com/5fyjmbDADv— かんD (@Nachi1776) 2019年9月28日
#大脱出3
観てきた……観てきたんですが……
アクションが最高でした!!
ただ脱出要素は薄かったので、無印が好きだなぁ……という印象☹️
マックス・チャンの見せ場がすごかった!!華麗なアクション!ただわたしはスタローン不足なので悲しいです(笑) pic.twitter.com/yi7uTCKciQ— みみ🥁 (@mimio_gaga) 2019年9月28日
映画『大脱出3』のまとめ
70歳を超えたハリウッドの大物俳優、シルベスター・スタローン。そんなシルベスター・スタローンの、年齢を全く感じさせない迫力のあるアクションを楽しむことができるのが本作。元々の筋肉美は勿論、年齢を重ねたことによる渋さも必見。今回も、スタローン演じるレイ・ブレスリンの前には脱獄不可能とされる監獄が立ちはだかる。果たしてブレスリンは、仲間を救うため、そんな監獄を見事制覇することができるのか。これまでのシリーズを見ていなくても、十分に楽しむことができる一本。今作をきっかけに、『大脱出』シリーズに足を踏み入れよう。
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