映画『ダンスウィズミー』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし) | MIHOシネマ

「ダンスウィズミー」のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

OLの鈴木静香は、子供の頃からミュージカルが大の苦手だった。しかし、ひょんなことから音楽が聞こえると、「歌わずにはいられない」「踊らずにはいられない」体になってしまう。静香は元の体に戻るため、調査を開始した。

ダンスウィズミーの作品情報

ダンスウィズミー

タイトル
ダンスウィズミー
原題
なし
製作年
2019年
日本公開日
2019年8月16日(金)
上映時間
103分
ジャンル
コメディ
ミュージカル
監督
矢口史靖
脚本
矢口史靖
製作
高橋雅美
池田宏之
吉崎圭一
朝妻一郎
有馬一昭
森田圭
太田和宏
杉田成道
飯田雅裕
中谷建
板東浩二
三宅容介
小形雄二
関口大輔
土本貴生
製作総指揮
桝井省志
キャスト
三吉彩花
やしろ優
chay
三浦貴大
ムロツヨシ
宝田明
製作国
日本
配給
ワーナー・ブラザース映画

ダンスウィズミーの作品概要

ウォーターボーイズ』(01)や『ハッピーフライト』(08)など、数々の大ヒット作を世に生み出した矢口史靖の最新作。矢口史靖は監督・脚本・原作を担当している。主演を務めたのは、オーディションから選ばれた若手女優の三吉彩花。250時間の歌とダンスの練習を行い、撮影に挑んでいる。お笑い芸人のやしろ優、シンガーソングライターのchay、俳優の宝田明、俳優の三浦貴大など、個性豊かなキャストが集結している。ミュージカルが苦手な女性が主人公の新しく本格的なミュージカル映画。

ダンスウィズミーの予告動画

ダンスウィズミーの登場人物(キャスト)

鈴木静香(三吉彩花)
子供の頃からミュージカルが大の苦手。素敵なOLに憧れ、有名企業で働く。しかし、ある理由から音楽が聞こえると、「歌わずにはいられない」「踊らずにはいられない」体になってしまう。
斎藤千絵(やしろ優)
フリーター。お金とイケメンに弱い。夢はダンサー。マーチン上田の下で、サクラとして働いている。
山本洋子(chay)
ワケありのストリートミュージシャン。なぜか北を目指しており、静香に出会う。
村上涼介(三浦貴大)
静香の会社の先輩。女性が憧れを抱くエリート社員で、イケメン。しかし、笑顔が胡散臭い。
渡辺義雄(ムロツヨシ)
興信所の調査員。こずるい性格。静香の依頼を受け、マーチン上田の捜索を行う。全国を飛び回ることになる。
マーチン上田(宝田明)
インチキ催眠術師。静香に催眠術を行い、「歌わずにはいられない」「踊らずにはいられない」体にしてしまう。催眠術後、行方を眩ませる。

ダンスウィズミーのあらすじ(ネタバレなし)

鈴木静香は素敵なOLに憧れを抱き、有名企業で働いていた。そんな彼女は、子供の頃からミュージカルが苦手だった。普通に会話している人が、突然歌って踊ることが理解できなかったのだ。

静香は音楽が聞こえると、「歌わずにはいられない」「踊らずにはいられない」体になってしまう。それは、仕事中だろうがデート中だろうが関係なかった。静香は自分では制御できなくなった体に苦しめられる。

静香は恋人も仕事も失ってしまう。彼女の体に起こった「ヒミツ」の鍵を握るのは、個性豊かな人達だった。イケメンに弱いフリーターの斎藤千絵。こずるい調査員の渡辺義雄。ワケありミュージシャンの山本洋子。嘘くさいエリートの村上涼介。インチキ催眠術師のマーチン上田。果たして、静香は無事に元の体に戻ることができるのだろうか!?

ダンスウィズミーの感想・評価

本格的で新しいミュージカル映画

主人公の鈴木静香はミュージカルが苦手なのにも関わらず、音楽を聞いてしまうと歌って踊り出す体になってしまう。そんな鈴木静香を演じたのは、アイドルグループ・さくら学院の元メンバーとして活躍していた三吉彩花。最近は女優としても目覚ましい活躍をしており、若手女優の中でも注目を集めている人物である。

三吉はオーディションを受け、見事主役の座を勝ち取った。歌とダンスのトレーニングは250時間にも及び、吹き替えなしで全てのミュージカルシーンを演じ切っている。何度も何度も撮り直しが行われ、パンパンになった足を冷やしながら行うこともあった。スタッフと役者が全力でミュージカル映画に向き合い撮られた作品になっているため、ダンスシーンと歌のシーンは特に必見である。

矢口史靖監督最新作

本作の監督・原作・脚本を担当しているのは、神奈川県出身の矢口史靖。矢口は「男のシンクロナイズド・スイミング」をテーマにした『ウォーターボーイズ』(01)や、飛行機をテーマにした『ハッピーフライト』(08)など、今までにない斬新な設定の作品を手がけることで有名な人物である。

本作のミュージカルシーンの楽曲を担当したのは、総勢21名からなるバンドのGENTLE FOREST JAZZ BAND(ジェントル・フォレスト・ジャズ・バンド)である。GENTLE FOREST JAZZ BANDはエンディングも担当しており、映画のために書き下ろされた楽曲が起用されている。近年ではテレビやCMへの楽曲提供も多く、2016年に放送されていたタマホーム「ハッピーソング坂本冬美篇」は特に有名である。

個性豊かなキャスト

準主役の斎藤千絵役を演じることになったのは、倖田來未や芦田愛菜のものまねをして活躍しているお笑い芸人のやしろ優。主人公の鈴木静香と共に、催眠術師のマーチン上田を探しに全国を旅する役どころとなっている。

ワケありストリートミュージシャン山本洋子役を務めたのは、シンガーソングライターのchay。フジテレビ系のドラマ『デート〜恋とはどんなものかしら〜』の主題歌『あなたに恋をしてみました』で大ヒットを記録し、女性を中心に人気を集めている。本作で映画初出演を果たした。

笑顔が胡散臭いけれどもエリート社員として女性の人気を集めている村上涼介を演じたのは、俳優の三浦貴大。NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』や映画『繕い裁つ人』(15)などに出演しており、幅広い役柄を演じることができる実力派若手俳優である。

そして、物語の重要人物であるインチキ催眠術師・マーチン上田を演じたのは、1964年に「文部省芸術祭奨励賞」を受賞した名俳優の宝田明。このように個性豊かなキャスティングがなされており、他にはない新しさを感じられる作品となっている。

ダンスウィズミーの公開前に見ておきたい映画

映画『ダンスウィズミー』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。『ダンスウィズミー』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

ハッピーフライト

矢口史靖の代表作で、監督を担当し脚本を執筆した作品。航空業界の裏で働く人々にスポットが当てられており、全日本空輸(ANA)の全面的な協力を得て撮影に挑んでいる。実際に矢口がリサーチを行い、作品が制作された。登場キャストは全員オーディションによって決まっており、田辺誠一、時任三郎、綾瀬はるかなど実力がある俳優達が出演している。

副操縦士の鈴木和博は羽田発ホノルル行き1980便に乗り、路線訓練の試験を受けて機長に昇格しようとしていた。しかし、担当教官が厳しいことで知られている原田典嘉であることが判明する。鈴木は不安を抱きながらも、乗務の準備に追われた。一方、1980便に乗務予定の新人キャビンアテンダントの斎藤悦子は、遅刻してしまい上司に叱られてしまう。

詳細 ハッピーフライト

グッモーエビアン!

三吉彩花の代表作。吉川トリコ原作の小説を元に作られた作品。2007年には東海テレビ放送にて単発ドラマ『なごや寿ロックンロール〜「グッモーエビアン!」より〜』が放送された。麻生久美子×大泉洋が主演を務めた。三吉は麻生の娘であるハツキを演じ、「第67回 毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞」を受賞している。彼女の視点で物語は進んでいく。

中学生のハツキには父親がおらず、未婚のままハツキを産んだ母のアキと2人で暮らしていた。そんな彼女らの元に、元パンクギタリストのヤグが突然帰ってくる。ヤグはハツキの実の父親ではなかったが、3人で家族のように一緒に暮らしたことがあった。ハツキは自由奔放なヤグと母に苛立ちを抱えるようになる。

詳細 グッモーエビアン!

レ・ミゼラブル

ミュージカル作品。1862年に執筆されたヴィクトル・ユーゴーの小説を元に制作されている。今までに何度も世界中で映画化・舞台化が行われており、愛され続けている作品の1つと言える。ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイなどハリウッドで活躍している有名俳優達が共演している。ファンテーヌを演じたアン・ハサウェイは、この作品で「第85回アカデミー賞・助演女優賞」を受賞した。

19世紀のパリ。ジャン・バルジャンはパンを盗んだ罪で19年間投獄され、やっと仮釈放されることになる。しかし、街は受け入れてくれず、泊まるところだけでなく食べ物にも困った。そんな時、司教に助けられる。ジャンは銀食器を盗んで逃げ出すが、すぐに警察に捕まってしまう。司教は盗んだことを告げず、銀食器はあげた物だとジャンを庇った。ジャンは司教の優しい想いに心を入れ替え、新たに人生を歩む決意をする。

詳細 レ・ミゼラブル

ダンスウィズミーの評判・口コミ・レビュー

ダンスウィズミーのまとめ

ミュージカル映画にも関わらず、ミュージカルが大の苦手な女性が主人公の異色の物語。インチキ催眠術師によって音楽が聞こえると歌い出し踊り出してしまう体になってしまった主人公の鈴木静香。笑いあり、踊りあり、美しい歌声ありの楽しい作品となっている。山本リンダの『狙いうち』などの名曲も使用されており、邦画ならではの懐かしさも感じられる映画になっている。矢口史靖監督が16年の構想を経て作った作品となっているため、ぜひミュージカルが苦手な人にも見てもらいたい。

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