グランバニア王のパパスは魔界に連れ去られた妻のマーサを救うため、幼いリュカと旅に出た。しかし、敵のゲマと魔物に遭遇し、パパスは殺されてしまう。10年後、リュカは父の遺志を受け継ぎ、母を救うために天空の勇者と天空の剣を探す旅に出た。
映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の作品情報
- タイトル
- ドラゴンクエスト ユア・ストーリー
- 原題
- なし
- 製作年
- 2019年
- 日本公開日
- 2019年8月2日(金)
- 上映時間
- 103分
- ジャンル
- アニメ
アドベンチャー - 監督
- 八木竜一
花房真 - 脚本
- 山崎貴
- 製作
- 藤村直人
依田謙一
守屋圭一郎
渋谷紀世子
川島啓太 - 製作総指揮
- 阿部秀司
臼井央
伊藤響 - キャスト
- 佐藤健
有村架純
波瑠
坂口健太郎
山田孝之
ケンドーコバヤシ
安田顕
古田新太 - 製作国
- 日本
- 配給
- 東宝
映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の作品概要
国民的超人気ゲーム『ドラゴンクエストシリーズ』の作品の1つ、『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』のストーリーを元に制作された作品。『ドラゴンクエストシリーズ』初の3DCGアニメーションで、VFXの第一人者である山崎貴が総監督&脚本を担当した。ゲーム『ドラゴンクエストシリーズ』の生みの親である堀井雄二が原作&監修を行い、作曲家のすぎやまこういちが音楽を手がけている。佐藤健、有村架純、波瑠、山田孝之、山寺宏一など豪華キャストが声の吹き替えを行っている。
映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の予告動画
映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の登場人物(キャスト)
- リュカ(佐藤健)
- グランバニア王であるパパスとマーサ王妃の間に生まれた少年。母の不思議な力を受け継いでいる。
- ビアンカ(有村架純)
- リュカの幼馴染。活発で明るい少女。正義感が強く、優しい心を持っている。パパスに憧れている。
- フローラ(波瑠)
- 大富豪の娘。修道院で生活していたことがあり、女性らしいお淑やかな性格。父の意向で結婚相手を探している。
- ヘンリー(坂口健太郎)
- ラインハット王国の第一王子。わがままで悪戯好き。実母を亡くし、義母とは上手くいっていない。
映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』のあらすじ(ネタバレなし)
全てはココから始まった。グランバニア王のパパスは魔界に連れ去られた妻のマーサを救うため、幼いリュカを連れて天空の勇者と天空の剣を探す旅を行っていた。2人はマーサを連れ去った光の教団の幹部であるゲマと魔物達に遭遇する。だが、リュカを人質に取られてしまい、パパスは殺されてしまう。リュカは心に深い傷を負った。
10年後、故郷に戻っていたリュカは、父の遺志を受け継ぎ天空の勇者と天空の剣を探す旅に出る。リュカは母の不思議な力を受け継いでおり、魔物の邪心を払って仲間にすることができた。様々な困難が立ちはだかるが、幼馴染のビアンカや大富豪の娘であるフローラなど様々な人に助けられる。
リュカは母だけでなく闇の支配から世界を救うため、巨大な敵に立ち向かうことになる。リュカの冒険の結末とは!?
映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の感想・評価
国民的超人気ゲーム『ドラゴンクエストシリーズ』
累計出荷&ダウンロード販売本数が7800万本を超える国民的超人気ゲーム『ドラゴンクエストシリーズ』。本作は「親子3代に渡るストーリー」や「結婚イベント」など、他のシリーズ作品とは一線を画している『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』のストーリーを元に制作された作品である。
『ドラゴンクエストシリーズ』の生みの親である堀井雄二が、本作の原作&監修を務めている。そして、『ドラゴンクエストシリーズ』のほぼ全ての音楽を手がけた作曲家のすぎやまこういちが、本作の音楽を担当した。『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』に縁が深い人物が作品の制作に関わっているため、世界観を損なわずゲームで体感した感動をそのまま感じられる作品となっている。
第一線で活躍している才能豊かなスタッフが集結!
山崎貴が総監督&脚本を担当し、『ドラゴンクエストシリーズ』初の3DCGアニメーション作品として本作は制作された。山崎は『ドラえもんシリーズ』初の3DCGアニメーション、『STAND BY ME ドラえもん』(14)の監督を八木竜一と共に担当したことで有名な人物で、VFXの第一人者と言われている。
本作の監督を担当したのは、八木竜一×花房真。花房は『STAND BY ME ドラえもん』でアートディレクターを担当していた人物である。八木は本作で監督の他に画コンテと編集を担当し、花房はアートディレクターを担当した。その他に、CGスーパーバイザーを鈴木健之が務め、音響監督&サウンドデザインを百瀬慶一が務めている。それぞれの分野の第一線で活躍しているスタッフが集結しているため、期待以上の作品が生み出されているはずである。
豪華キャストが吹き替えを担当
主人公のリュカの声を担当したのは、実写映画版『るろうに剣心シリーズ』で主人公の緋村剣心役を演じ、驚異的な身体能力で殺陣を行って話題を集めた俳優の佐藤健。ヒロインのビアンカとフローラは、『思い出のマーニー』(14)でマーニーの声を担当した有村架純と『それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ』(16)にゲスト声優として参加した波瑠がそれぞれ担当している。
『ドラゴンクエストシリーズ』でお馴染のキャラクターであるスライムのスラりんの声を担当したのは、「七色の声を持つ男」という異名を持つ声優の山寺宏一。そして、お笑い芸人のケンドーコバヤシがパパスの召使いであるサンチョの声を担当した。その他にも山田孝之、坂口健太郎、安田顕、井浦新、賀来千香子、吉田鋼太郎など豪華なキャストが声の吹き替えを行っている。
映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の公開前に見ておきたい映画
8年越しの花嫁 奇跡の実話
佐藤健の代表作。中原尚志&麻衣原作のノンフィクション書籍を元に制作された作品。佐藤健と土屋太鳳が主人公の尚志とヒロインの麻衣を演じた。フジテレビのドキュメンタリー番組『奇跡体験!アンビリバボー』で尚志&麻衣に起きた奇蹟が紹介されており、大きな反響を呼んだ。
中原尚志は恋人の麻衣にプロポーズをして結婚することを決める。幸せの絶頂にいた2人だったが、突然麻衣が病に倒れ意識不明の重体になってしまう。目覚めるかどうかは全く分からず、このまま一生眠ったままの可能性もあった。しかし、尚志は目覚めることを信じ、めげずに病室に通い続けた。尚志の努力は実り、それから数年後に麻衣は目を覚ました。だが、麻衣は記憶を失っており、尚志のことを覚えていなかった。
ナラタージュ
有村架純の出演作。島本理生原作の恋愛小説を元に制作された作品。原作の小説は「この恋愛小説がすごい!!2006年版(宝島社)第1位」を記録するなど、高い評価を受けている作品である。主人公の葉山貴司はジャニーズ所属のアイドルグループ・嵐の松本潤が演じた。メガホンを取ったのは、『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)を手がけたことでも有名な行定勲である。
高校生の頃、工藤泉は周囲に溶け込めず孤独を抱えていた。そんな時、教師の葉山貴司に声をかけられ、演劇部に入部することになる。工藤は自分を救ってくれた葉山に思いを募らせていく。葉山も工藤に惹かれていくが、実は葉山には妻がいた。葉山の妻は心のバランスを崩して家を去っていたが、葉山は籍を抜いていなかった。
詳細 ナラタージュ
STAND BY ME ドラえもん
山崎貴総監督×八木竜一監督が共同でメガホンを取った作品。原作の漫画『ドラえもん』を再構築して作られており、「第38回日本アカデミー賞・最優秀アニメーション作品賞」を受賞した。原作者である藤子・F・不二雄の生誕80周年を記念して、『ドラえもんシリーズ』初の試みとして3DCGで制作された。秦基博の『ひまわりの約束』が主題歌に起用されている。
野比のび太の机の引き出しから、22世紀の未来からやってきたネコ型ロボットのドラえもんとのび太の孫の孫であるセワシが突然現れる。ドラえもんはセワシにのび太を幸せにするようプログラミングされたため、のび太の下で暮らすことになる。のび太は幸せになるため、ドラえもんの助けを借りてクラスメイトのしずかちゃんとの仲を深めることにした。
映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』の評判・口コミ・レビュー
「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」すごく良かった!
長くもなく短くもなく綺麗にまとめたなって思う。
ゲームやってたは人はもちろん、やったことない人も楽しめる映画だと思うし、ドラクエの良さが分かると思う!2回目観に行こうかしら笑 pic.twitter.com/YJiOd0yAN0
— ちびじろう (@BrainDrug57) 2019年8月3日
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』
終盤の展開に純粋に驚いて、そー来るか!って思った。賛否とまではいかなくても、苦手な人はいそう。Vで遊んでた人と感想を言い合いたい。個人的には好きなところと苦手なところがあるから、面白かった?って質問に答えづらい映画。#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/g92sdNjm6G
— ぽいん (@poinpoinpoin815) 2019年8月3日
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』観た。ドラクエVが元なので幾らでも無難に作れそうなのに、「勇者様が悪事を見て見ぬ振りするレベルであえない」と観客が怒り狂うか「ゲマの目にも涙」ぐらい感動するか「ステテコパンツ装備しているサンチョ」ぐらい無になるか、賛否両論上等の映画だった。好き pic.twitter.com/oLoO7gourl
— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) 2019年8月2日
『ドラゴンクエスト
ユア・ストーリー』映画館にて120本目。
国民に愛されたRPGゲームの金字塔「ドラクエ」が3DCGにより映画化!ファンの心を擽るBGMや効果音、演出の数々に大興奮。一方で早送りのように進行するストーリーと賛否起こりそうなクライマックスの演出にやや興ざめ。 #EDDIE映画2019 pic.twitter.com/9m590Q9RNc— EDDIE@来季こそKingsPlayoffいこう (@eddie2yuji) 2019年8月3日
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』見てきました。
それなりに楽しみにしていた映画でしたが、その期待を木っ端微塵に砕く最悪のものだと思いました。
途中まではまあまあ面白かった(それでもガタガタ)のですが、ラストシーン、あれはあまりにも酷すぎます。#ドラゴンクエストユア・ストーリー pic.twitter.com/BmEo6YRJsi— べぬす (@oNiKX08GrjAbRZX) 2019年8月2日
映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』のまとめ
本作の元になったゲーム『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』は、1992年9月27日にスーパーファミコンから発売された。シリーズの中でも特に人気は高く、2004年にPlayStation 2、2008年にニンテンドーDS、2014年にスマートフォン版がそれぞれ発売されている。スーパーファミコン版で「愛がある、冒険がある、人生がある」というキャッチコピーがつけられた通り、結婚イベントがあったり巨大な敵を倒すために冒険を繰り広げたりとワクワクする要素がテンコ盛りの作品となっている。生みの親である堀井雄二が監修を行い、ゲームの雰囲気を損なわずより愛すべき作品へと進化している本作をぜひ見てもらいたい。
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