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映画『デッドプール』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『デッドプール』の概要:2016年、MARVELの新作として発表されたアクション映画。X-menシリーズなどにゲスト出演していたアメコミキャラクター、『デッドプール』の初単体主演作。

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映画『デッドプール』の作品情報

デッドプール

製作年:2016年
上映時間:108分
ジャンル:アクション、ラブストーリー、コメディ
監督:ティム・ミラー
キャスト:ライアン・レイノルズ、モリーナ・バッカリン、エド・スクライン、T・J・ミラー etc

映画『デッドプール』の登場人物(キャスト)

デッドプール / ウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)
赤い全身スーツに身を包んだ男。中身はウェイド・ウィルソンという元傭兵。『自分より悪い悪党』を倒し小金を稼いでいたが、デッドプールとなって以降フランシスとその一味を追っている。
ヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)
ウェイドの彼女。突如姿を消したウェイドが既に死んでいると思っている。
フランシス(エド・スクライン)
ウェイドをデッドプールへと変えた張本人。極悪な人体実験を行っている。

映画『デッドプール』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『デッドプール』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『デッドプール』のあらすじ【起】

全身を赤と黒のスーツで身を包んだ男、デッドプールは1人橋の上で落書きをしていました。デッドプールは自分が映画の中のキャラクターと理解しており、時折観客に声をかけてきます。

一通りふざけていたデッドプールでしたが、一台の車が近づいてきた時、おもむろに立ち上がります。そして橋から身を投げ出し、その車の上に侵入しました。驚く人相の悪い乗客達を、次々と倒していくのでした。その車に乗っていたのはフランシスという男の部下達で、デッドプールはそのフランシスという男をこの一年追い続けてきたのでした。乗客全員を倒したデッドプールは、とうとう宿敵フランシスと相対します。

しかし、周りを鑑みないその戦い方にX-menの一員であるコロッサスとネガソニック・ティーンエージ・ウォーヘッドが乱入、フランシスとコロッサスの戦いを止めに入ります。そしてデッドプールは、観客に向けて何故自分がこんなスーツに身を包んでいるのか、何故フランシスという男を追いかけているのかを語り始めます。

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映画『デッドプール』のあらすじ【承】

ウェイド・ウィルソン、今はデッドプールと名乗りスーツを纏っている男は、元は傭兵業を営んでいました。しかし軍を除隊したウェイドは、今では裏の世界で『自分より悪い悪党』を退治しては小金を稼ぐ、自称”小悪党”となっていました。

そんなある日、友人が営む酒場でウェイドは1人の娼婦、ヴァネッサと出会います。自分を買わないかという彼女にウェイドは言われるがままに現金を支払います。しかし、ヴァネッサと真に親密になる事を望んだウェイドは、そのまま彼女を抱くのではなく、彼女とゲームセンターに行くという形で誠意を表します。

元々持っていたウェイドのユーモアセンスと、自分と似通った幼少時代に心惹かれたヴァネッサは、徐々にウェイドと心を通わせて行きます。そして晴れて恋人になった2人は時を重ね、そしてクリスマスのある日、2人は結婚の約束を交わします。しかし、そんな幸せ絶頂の中、ウェイドが末期癌で倒れてしまうのでした。

映画『デッドプール』のあらすじ【転】

そんなウェイドの前に、フランシスの部下であるスーツを纏った男が現れ、自分たちのもとにくればウェイドを治すと言い始めました。漂う胡散臭さに疑問を覚えるウェイドでしたが、ヴァネッサと一緒にいるため、と心配をかけないよう、彼女に黙って男の元へ向かいます。

しかし、実はその施設では非合法の人体実験が行われており、ウェイドはその実験の被験者とされてしまうのでした。その実験所の所長がフランシスでした。フランシス達による卑劣な実験の末、彼は超人的な肉体と治癒力を手に入れましたが、その副作用として顔が醜く変わり果ててしまったのでした。その顔を治せる唯一の人間がフランシスで、デッドプールは長年フランシスを探し求めていたのでした。

そして1年の時を経てとうとうフランシスを追い詰めたデッドプールでしたが、コロッサス達の妨害により彼を撮り逃してしまいます。そして逃げ延びたフランシスは、デッドプールを殺すべく、彼の愛するヴァネッサを拉致するのでした。

映画『デッドプール』の結末・ラスト(ネタバレ)

ヴァネッサを助け出すべく、デッドプールは「お前達のせいでこんな事になった」とコロッサス達の協力を無理やり得て、フランシスのアジトに乗り込みました。

一方、既にウェイドは死んだものと思い込んでいたヴァネッサは、突然飛び込んできた全身真っ赤なスーツの男に驚きます。しかし、その口調やユーモアセンスから、彼がウェイドであるという事を素顔を見ずとも理解するのでした。何とかヴァネッサを助け出したウェイドは、彼女の決死のサポートを受け、なんとかフランシスとの戦いに勝利します。

しかし、ここでフランシスは「本当にお前の顔が治せると思ったのか?」と今までのデッドプールの戦いを根底から否定する発言をします。しかし、ヴァネッサはウェイドの外見がどんなに変わっていたとしても彼を変わらず愛すると断言、その深い愛で彼を包み込みます。そしてようやく愛する人のもとに戻ることができたウェイドは、無事ハッピーエンドを迎えるのでした。

映画『デッドプール』の感想・評価・レビュー

マーベルのコミックを映画化している本作は、他のスーパーヒーローとは違い、主人公がずっと喋っていてテンションが高いし面白い。それでいてアクションがかっこ良く、ド派手な演出で盛り上げてくれる。たくさんの過激なジョークを盛り込んでいて笑いが止まらないヒーロー映画。デッドプールを演じたライアン・レイノルズ本人もユーモアに溢れているので適役だと思った。終始、ヒーローがナレーションをして観客に向かって話したりと他にはないヒーロー映画だ。何も考えずに笑いたい時に何度も観ている作品のひとつだ。別のマーベル作品にもデッドプールが出ているので、併せて観るのもおすすめだ。(女性 30代)


良い意味で軽く、心の底から楽しめる作品だった。しかし全員が心の底から楽しめるわけではないと思う。評価は分かれそうだが、個人的には本当に好きな作品だ。
アイアンマンやスパイダーマンなどのマーベルの主流なヒーロー映画とはかけ離れている。アイアンマンなどは人間ドラマも絡んだ少し重厚な作品だが、今作は別物だ。しかし決して今作が中身のないスカスカなものということでは無い。軽いながらも感情移入でき、しっかりとしたドラマがそこにはあるのだ。様々な意味で、舐めていると痛い目を見る映画だと思う。(男性 20代)


デッドプール(ウェイド)は、チャラチャラしていて、ふざけてばかりいるキャラかと思いきや、一途に恋人のヴァネッサのことを愛し、彼女のためなら何でもするという純情ぶりに大きなギャップを感じ、心を打たれました。
下ネタとか視聴者に向けたメタ発言とか、何でもありな感じの世界観が見ていてすごく楽しくて、マーベルヒーロー映画の中で一番自由な映画なのではと感じました。「ここでこうしてくれたらスッキリするな」と思う視聴者の心を反映する時もあれば、予測不能な展開で驚かせてくれることもあります。本当に良い意味で破天荒な映画です。(女性 20代)


よく言えば愛する人間の為に戦うヒーロー作品。とはいえ、ヒーローとしては発言も行動も完全にアウトなのである。これが、アンオフィシャル的な作品で、表舞台で活躍するヒーローを皮肉った作りであれば一応納得はするが、まさかの公式という所がすごい。とはいえ、キャラクターとしては一人で十分なので、アベンジャーズ的な参加はあまり期待したくないのが本音ではあったりする。色々グレーゾーンな部分があるが、ただ、何も考えずに見るのが一番良いと思える。(男性 30代)


人気アメコミ作品を映画化。無責任なヒーロー、デッドプールの活躍を描く。デッドプールが劇中で我々、観客に話しかけたり、自身が映画のキャラクターであることを認識した発言をしたり、他ヒーロー作品に比べコミカルな作品。

コミカルなテイストだが、恋人を救うため奮闘する姿は心打たれた。ヒーロー作品の命題である「手にした力をどう使うか」と言う問いかけに「愛する人のため」と答えた作品かもしれない。それでも、デッドプールがハチャメチャなのは言い逃れようが無いが…。(男性 20代)


予告映像が気になって鑑賞した。マーベルのヒーローのなかでも個人的には一番好きだと感じた。下ネタ、アドリブのオンパレードに、観ている人たちに語りかける映像の壁を越えるような演出も良い。主人公がはっちゃけすぎて暴走しているようにも見えるが、アクションも多く疾走感がたまらない。
家族で観ると多少気まずいシーンも多いが、小ネタも多く散りばめられていてマーベル作品を知らなくても楽しめるだろう。(女性 20代)


デッドプールは圧倒的な強さを持っているので、戦闘シーンは安心感と爽快感がある。純粋にカッコいいキャラクターだなと思った。軽薄な言動の裏に、恋人への深い愛情と多くの苦悩を持っているところも良い。
恋人のヴァネッサも素敵なキャラクターだなと思った。ウェイドのことを心から愛していることが伝わってくるラストで、感動した。
個人的に、ウェイドの友人のウィーゼルのキャラクターがおもしろくて好きだった。ちょっと酷い言動もあり、本当にウェイドの友達なのかと突っ込みたくなった。(女性 30代)


下品、バイオレンスコメディヒーロー映画。同じマーベル作品なのにこうも違うかとビックリするが、これはこれであり。前提条件として、主人公であるデッドプールはメタ発言をかなりしてくるので、そういうのが苦手な人は要注意。

物語は、デッドプールが何故デッドプールになったのかを描くオリジン。ふざけた作品のわりに、主人公の過去が意外に悲惨で強烈でびっくりした。

エロと暴力的なシーンが割とあるので、家族での視聴はNGだ。自分は、視聴中に家族に見られて引かれた。お気をつけて。(男性 30代)


MARVEL・DCなどアメコミ原作の作品は比較的好きなのでよく見ていますが、どうしても乗り気になれずにスルーしていた今作。ライアン・レイノルズは『グリーンランタン』の大失敗のイメージが強すぎて苦手意識がありました。
正直、正統派なアメコミヒーローでは無いので好き嫌いが分かれると思います。しかし、ウェイドとヴァネッサの関係だったり、ウェイドがデップーになってしまった悲しい物語など彼を深く知るとそこまで嫌うキャラクターでも無いのかなと思いました。
作中でも緑のヒーローの話題が出てきたのはクスッと笑ってしまいました。(女性 30代)

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みんなの感想・レビュー

  1. hamataro より:

    最低な映画です。誉め言葉です。下品な言葉も、グロテスクな表現も、他作品のネタバレ発言も、デットプールだから許される。最初から最後まで笑える要素が盛りだくさんです。緊張感の無いふざけた言動と、戦闘時のアクロバティックなアクションの緩急がたまらない!細かいところですが、感情に合わせて動くマスクの目が可愛くて好きです。

    敵が非常に極悪なので、デットプールの徹底的な復讐に爽快感を感じます。情けも容赦も、正義の心も無いですが、間違いなくヒーローと呼べるキャラクターです。

  2. 瑞季 より:

    構えることなく見れるとても良い映画だった。
    グロテスクな場面やシリアスになりすぎてしまいそうな場面も、主人公の独自のキャラクターでシリアスになりすぎずに観ることが出来て良かった。
    ただ、下ネタが多かったり下品なセリフが多くあるので、そういうものが苦手な人は要注意な作品になっている。

    XMENと繋がりがある作品なので気になった人はそちらの作品を観た後もう一度観るとさらに面白くなると感じた。

  3. 秋重 より:

    ついに禁断のアメコミキャラが単独の実写映画化で衝撃が走った作品。

    デッドプールというキャラクターは第4の壁を破る禁断の能力を持っていて、観客に直接話しかけるというアメコミ原作映画どころか、ほとんどの映画には見られない要素がふんだんに盛り込まれている。

    それに加え、本作はデッドプールの世界観を惜しみなく表現し、下ネタやグロテスクな描写を軽く演出しているところも彼らしい作品である。

    決してファミリー向けの映画ではないが、友人と一緒に軽い気持ちで鑑賞する作品として相応しいでしょう。

    観客より映画を楽しんでいる主人公はこの作品以外にあるのだろうか。

  4. マルコ より:

    シモネタが多すぎて一度観たときは好きになれなかったが、繰り返し観ているうちにだんだんハマってしまうような、新しい感覚の映画だと思った。

    おそらく、自分が抱いているヒーロー像とデッドプールがかけ離れすぎていたために好きになれなかったのだと思った。しかし、それはデットプール自身も同じで、だんだんヒーローらしいヒーロになっていく彼を観るうちに、感情移入が出来ていたのだろう。

    ヒロインのヴァネッサを演じたモリーナ・バッカリンが美しすぎた。