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映画『癒しのこころみ 自分を好きになる方法』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

一瀬里奈はブラック企業で働いていたが、心身ともに疲れ果ててしまい退職をした。立ち寄った就職フェアで、有名なセラピストの鈴木カレンと出会う。一ノ瀬はその出会いをきっかけに、セラピストとして働き始めた。

映画『癒しのこころみ 自分を好きになる方法』の作品情報

癒しのこころみ 自分を好きになる方法

タイトル
癒しのこころみ 自分を好きになる方法
原題
なし
製作年
2020年
日本公開日
2020年7月3日(金)
上映時間
不明
ジャンル
ヒューマンドラマ
監督
篠原哲雄
脚本
鹿目けい子
ますもとたくや
錦織伊代
製作
不明
製作総指揮
不明
キャスト
松井愛莉
八木将康
水野勝
中島ひろ子
秋沢健太朗
寒川綾奈
佐々木みゆ
矢柴俊博
製作国
日本
配給
イオンエンターテイメント

映画『癒しのこころみ 自分を好きになる方法』の作品概要

長編映画『月とキャベツ』(1996)を手掛けたことで有名な篠原哲雄監督作品。新人セラピストの道を歩み始めた女性の奮闘記が描かれている。かつて、アイドルグループ「さくら学院」のメンバーとして活躍していた松井愛莉が、主演を務めた。劇団EXILEのメンバーである八木将康を始め、水野勝、中島ひろ子、秋沢健太朗、寒川綾奈など個性的なキャストが出演している。人気女優の藤原紀香が、物語のキーとなるカリスマセラピストの鈴木カレン役で出演している。

映画『癒しのこころみ 自分を好きになる方法』の予告動画

映画『癒しのこころみ 自分を好きになる方法』の登場人物(キャスト)

一瀬里奈(松井愛莉)
ブラック企業に勤めていた。鈴木カレンと出会い、セラピストを目指すようになる。
碓氷隼人(八木将康)
元プロ野球選手。頭部にデッドボールを受けたトラウマから解雇される。「野球がしたい」と心の中では願っている。
鈴木カレン(藤原紀香)
有名なカリスマセラピスト。人を癒すことに誇りを持っている。

映画『癒しのこころみ 自分を好きになる方法』のあらすじ(ネタバレなし)

一ノ瀬里奈はOLとして働いていたが、上司からの暴言や連日の残業に耐えられず心が壊れてしまう。一ノ瀬は会社を退職し、転職することにした。就職フェアの会場に立ち寄ると、鈴木カレンという女性がトークショーを行っていた。彼女は有名なセラピストだった。一ノ瀬は鈴木のセラピーを受け、心身ともに癒される。

一ノ瀬はセラピストとして働くことにした。そんなある日、碓氷隼人という男性の施術を担当することになる。碓氷は頭部にデッドボールを受けたトラウマから解雇された元プロ野球選手だった。一ノ瀬は満足な施術をすることができず、碓氷から厳しい言葉を浴びせかけられる。一ノ瀬はショックを受けるが、そこで立ち止まらなかった。周囲の助けを借りながら、碓氷の気持ちを理解しようと奮闘した。

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映画『癒しのこころみ 自分を好きになる方法』の感想・評価

篠原哲雄監督作品

メガホンを取ったのは、映画監督の篠原哲雄。篠原は繊細な人間描写を描いた作品を数多く手掛けており、多くのファンから支持されている。特に、初めて手掛けた長編映画『月とキャベツ』(1996)は有名で、批評家からも高い評価を受けている。

篠原が手掛けた本作は、セラピストを目指して奮闘する女性の姿が描かれている。主人公の一ノ瀬里奈はOLとして働いていたが、ブラック会社だったこともあり、心身に不調をきたして退社してしまう。そんな時に出会ったのが、カリスマセラピストの鈴木カレンだった。一ノ瀬はセラピーの魅力に嵌まり、セラピストの道を歩み始める。だが、セラピストの仕事はとても大変で、納得がいく施術ができず客の碓氷隼人を怒らせてしまう。一ノ瀬はめげずに碓氷と関りを持ち、彼の気持ちを理解しようと努力を重ねた。そんな頑張る主人公の姿に、勇気と元気をもらえる作品になっている。

セラピスト

「セラピスト」は薬を使わずに心身の不調を治す人達のことを指し、疲労を抱える現代人にとって欠かせない職業となっている。医療セラピーやリラクゼーションセラピーなど多くの種類に分かれており、アロマセラピストなど資格も多種多様なものが存在している。

現代では「セラピスト」や「セラピー」という言葉は聞きなれたものになっており、実際に「セラピスト」の施術を受けたことがある人も多いと思う。しかし、実際に「セラピスト」として働いている人の立場や気持ちを聞いたことがある人は少ないのではないだろうか。「セラピスト」達がどんな気持ちで働いているのか、彼女達の思いや熱意を感じられる作品になっている。そして、改めて「セラピスト」がどういう仕事なのか、理解できる作品になっている。

松井愛莉、映画初主演

主人公の一ノ瀬里奈を演じたのは、本作が映画初主演となる若手女優の松井愛莉。松井はかつてアイドルグループ「さくら学院」のメンバーとして活躍していた経歴を持つ。脱退後は女優として精力的に活動しており、フジテレビ系列で放送されたテレビドラマ『グッド・ドクター』や映画『通学シリーズ』などに出演している。

主人公のセラピーを受ける碓氷隼人役を務めたのは、劇団EXILEのメンバーである八木将康。映画『ROAD TO HiGH&LOW』シリーズに出演している。そして、物語のキーマンであるカリスマセラピストの鈴木カレン役を務めたのは、人気女優の藤原紀香。その他、水野勝、中島ひろ子、秋沢健太朗、寒川綾奈、佐々木みゆ、矢柴俊博など個性的なキャストが集結している。

映画『癒しのこころみ 自分を好きになる方法』の公開前に見ておきたい映画

映画『癒しのこころみ 自分を好きになる方法』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。映画『癒しのこころみ 自分を好きになる方法』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

月とキャベツ

篠原哲雄監督の代表作。真柴あずきと共に脚本も手掛けている。鶴間香が執筆した『眠れない夜の終わり』が原案になっている。シンガーソングライターの山崎まさよしの映画初主演作で、主人公の花火を演じている。山崎は主題歌と劇中音楽も担当している。その中でも、主題歌の『One more time, One more chance』は彼の代表曲と言えるほど世間に浸透している。

花火はバンドのボーカルとして活躍していたが、現在は田舎に引っ越し一人で生活していた。そんなある日、不思議な雰囲気を漂わせる少女・ヒバナと出会う。ヒバナは花火の元から離れず、一緒に暮らそうとした。始めは邪険にしていた花火だったが、次第に無邪気で自由奔放なヒバナのことを受け入れるようになる。実は、ヒバナには花火の知らない秘密があった。

詳細 月とキャベツ

想いのこし

松井愛莉の映画デビュー作で、ヒロインのポールダンサー仲間の犬塚ケイを演じた。岡本貴也原作の小説『彼女との上手な別れ方』を元に制作されている。岡田将生が主演を務め、軽薄な性格をしている青年・本多ガジロウを演じた。ヒロインの笠原ユウコを演じたのは、広末涼子。ポールダンサーとして働きながら女手一つで息子を育てる女性を演じた。

本多雅治郎は女性関係にだらしない、軽薄な青年だった。ある日、雅治郎は事故に遭ってしまう。雅治郎自身は無事だったが、車に乗っていた四人の男女は死亡した。雅治郎の前に、その亡くなった四人の男女の幽霊が現れる。彼らはこの世に未練を残していた。雅治郎は幽霊達を成仏させるため、それぞれの願いを叶えることになった。

詳細 想いのこし

プラダを着た悪魔

ヒューマンドラマ作品。ローレン・ワイズバーガー原作の小説を元に制作されている。日本での人気は高く、公開から14年が経った現在も多くの女性から支持されている作品である。特に、アン・ハサウェイが演じた、悪魔のような上司の下で奮闘する主人公のアンドレアに感情移入し好感を持つ女性が多かった。

アンドレアはジャーナリストを目指していたが、雇ってくれる出版社がなかった。そんな中、ある会社が面接をしてくれることになる。その会社はファッション業界で有名な雑誌『ランウェイ』を出版している会社だった。アンドレアはその会社で採用され、『ランウェイ』の編集部で働くことになる。そこには、横暴な上司ミランダ・プリーストリーがいた。

詳細 プラダを着た悪魔

映画『癒しのこころみ 自分を好きになる方法』の評判・口コミ・レビュー

映画『癒しのこころみ 自分を好きになる方法』のまとめ

仕事や家事など忙しい現代人にとって、「セラピスト」と呼ばれる職業はとても身近なものになった。薬を使わずにどのように人を癒すのか、この作品を見て改めて確かめてみて欲しい。何よりも、人と人との繋がりの大切さや温かさを感じられる物語になっているため、この作品を通して癒される人も多いはずである。そして、主人公を始め、どん底からもう一度頑張ろうと奮闘する登場人物達の姿に、きっと勇気をもらえるはずである。

みんなの感想・レビュー

  1. くるぶし より:

    観てきました!
    じんわり泣けて、スイッチが入ったら涙が止まらなくなりました。
    共感する事も多くて、見終わったらスッキリ前向きな気持ちになれました。