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「ここは退屈迎えに来て」のネタバレあらすじ結末と感想。動画フルを無料視聴できる配信は?

ここは退屈迎えに来ての概要:上京したものの東京では何も掴めずに田舎に戻ってきた“私”は、友人のサツキと高校時代にアイドル的存在だった椎名を訪ねてみようと考える。高校時代に椎名の恋人だった“あたし”は椎名と別れ、田舎で退屈な生活を送っていた。

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ここは退屈迎えに来ての作品情報

ここは退屈迎えに来て

製作年:2018年
上映時間:98分
ジャンル:ヒューマンドラマ、ラブストーリー
監督:廣木隆一
キャスト:橋本愛、門脇麦、成田凌、渡辺大知 etc

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ここは退屈迎えに来ての登場人物(キャスト)

“私”(橋本愛)
高校を卒業し、『ティファニーで朝食を』に憧れて上京したが挫折。10年後に田舎に戻ってタウン誌のライターの仕事に就く。高校時代、椎名に恋心を抱いており、一度遊んだことがある。
“あたし”(門脇麦)
高校時代の椎名の恋人。卒業後も少し付き合っていたが、そのうちに椎名が離れて行ってしまった。同級生だった遠藤と付き合っているが、暇つぶしでしかない。
椎名(成田凌)
高校時代は皆の憧れの的だった。しかし、卒業後は上手くいかないことも多く、苛立ちを募らせる。ゲームセンターの店長をしていた時に、同級生の新保と出会い、教習所の仕事を紹介してもらう。2013年には南と結婚している。
サツキ(柳ゆり菜)
“私”の親友。高校時代はよく一緒に遊んでいた。“私”が田舎に戻ってきた時、今の椎名に会いに行ってみようと提案する。
新保(渡辺大知)
高校時代は“ちんぽ”というあだ名をつけられてからかわれていた。性別は男だが内面は女性のトランスジェンダー。椎名に恋心を抱いている。一度、田舎を離れたが戻ってきて、今はゲームセンターの店員。
遠藤(亀田侑樹)
“あたし”と付き合っていると思っている元・同級生。“あたし”にその気が無いと気がついているが、それでもいいと思っている。
南(岸井ゆきの)
椎名の妻。高校時代からの友人・あかねとよくファミレスで暇つぶしをする。あかねほど容姿にも恵まれておらず、結婚にも興味は無かったが、最終的に椎名と結婚した。
朝子(木崎絹子)
椎名の妹。学生時代はモテまくる兄に対して苛立ちを感じていた。2013年には、恩師からのアドバイスを受けて東京で一人暮らし。

ここは退屈迎えに来てのネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ここは退屈迎えに来て』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

ここは退屈迎えに来てのあらすじ【起】

高校卒業と共に“私”は東京へと上京していったのだが、だからといって何か変化があったわけでもなかった。10年後の2013年には田舎に戻り、小さなタウン誌のライターとして働いていた。

久しぶりに高校時代の友人サツキと会った“私”は、当時、皆の憧れの的で中心的人物だった椎名の話題で盛り上がる。女子なら誰もが好意を寄せるほど魅力的だった椎名。“私”もサツキも当時は仄かな恋心を抱いていた。話が弾んだ二人は、後日、椎名を訪ねてみようと考えだす。

職場の先輩カメラマンの車で二人は椎名の元へと向かった。途中、思い出のあるゲームセンターに立ち寄ると、高校の同級生だった新保に出くわす。彼の話では、椎名は以前、このゲームセンターで店長をしていたのだそうだ。だが、その頃の椎名は悩んでおり、それを見た新保は彼に自動車教習所の仕事を紹介。今の椎名は教習所の教官をしていると教えられる。

2008年、椎名の恋人だった“あたし”は田舎の本屋でバイトしながら、高校の同級生だった遠藤と付き合っていた。しかし、“あたし”は遠藤を本気で好きな訳ではなく、彼女にとって遠藤は暇つぶしのような存在だった。椎名は無計画に大阪へと旅立ち、連絡も全く無かった。“あたし”は遠藤と肉体関係にあったが、その度に苛立ちを募らせていた。

ここは退屈迎えに来てのあらすじ【承】

高校時代、新保は名前でバカにされて一人でいることが多かったが、ある時、椎名に声を掛けられる。ハンバーガーを奢らされたが新保は椎名と過ごせることが嬉しかった。新保は同姓ながら、椎名に憧れのような恋心を抱いていた。

2004年、女子高生のなっちゃんは47歳の皆川と援助交際していた。なっちゃんは本気だったが、皆川は今の関係が少し面倒になってきていた。ホテルからの帰り、皆川からお見合いしなくてはならなくなったと言われ、あっさりと関係に終止符を打たれてしまうなっちゃん。

椎名の妹・朝子は担任の女性教師から個別指導を受けていた。彼女の夢を知った教師は朝子に東京へ行くことを進める。

ある日、放課後に椎名から声を掛けられた“私”とサツキ。二人は浮かれ、椎名たちとゲームセンターに遊びに行く。たわいのない出来事だったが、“私”の中では輝いた記憶として残っていった。後日、“私”はプール掃除の時に新保から、椎名と付き合っているのかと問われる。“私”は否定したが、新保の中では恋人ということにしておいてほしいと笑った。

ここは退屈迎えに来てのあらすじ【転】

高校生で芸能界デビューしたあかねだったが、次第に仕事がなくなってしまい田舎に戻ってきた。同級生で今も仲良くしている南とはファミレスでよく会話をしていた。あかねはお見合いで知り合った皆川と結婚することになり、南はそれを祝福したが、自分は結婚には全く興味がなかった。

2008年、ラブホテルで遠藤と過ごした“あたし”は、椎名と交わした会話を思い出す。ふと隣で眠る遠藤を見た“あたし”は、その無様な姿に驚愕し、思わずホテルを飛び出した。田舎なため、町まで距離がある。“あたし”は一人でトボトボと歩き始めた。

“あたし”は椎名から免許を取れと言われていた。だが、“あたし”は椎名が居ればどこでも行けるからと免許を取らなかった。そのうち、椎名は“あたし”の前からいなくなってしまった。免許を持たない“あたし”は、椎名を追いかけることもできなかったのだ。

“あたし”は道すがら出会った見知らぬロシア人に叫んだ。椎名にとってのあたしは、あたしにとっての遠藤のような存在じゃないよね、と。“あたし”が自分を奮い立たせるように泣きながら歌を歌って歩いていると、遠藤が車で追いかけてきた。“あたし”は遠藤に向かって、今もまだ椎名のことが好きだと告げる。そして、免許を取ると言うと、力強い足取りで歩いていった。

ここは退屈迎えに来ての結末・ラスト(ネタバレ)

2013年、あかねは結婚生活が上手くいかず、南に愚痴ばかり溢していた。結婚に興味がないと言っていた南だったが、実は二ヵ月前に結婚していた。相手は椎名だった。あかねからどんな人なのかと聞かれた南は、つまらない男だと返事を返した。

椎名に会いに教習所へやってきた“私”とサツキ。椎名は少し落ち着いた感じだったが、高校時代と変わらない雰囲気を漂わせていた。仕事の休憩中に“私”は椎名と会話をした。たわいもない会話だったが“私”は昔の恋人に会えたような気分に包まれていた。

だが、去り際に椎名は“私”に申し訳なさそうに、名前を忘れたので教えてくれと尋ねてきた。それを聞いた“私”は、乾いた笑いを返すことしかできなかった。

“私”は映画『ティファニーで朝食を』のオードリー・ヘップバーンに憧れて上京したのだが、結局、何も掴めずに戻ってきてしまった。ヘップバーンはこう言っていた。“人生を楽しむこと、幸せを感じることが何より大切だ”と。今の“私”は以前よりも、その言葉の意味が分かるような気がしていた。

退屈な田舎暮らしを捨て上京した朝子は、明け方、マンションの屋上でスカイツリーを眺めながら、“超楽しい”と呟いた。

ここは退屈迎えに来ての感想・評価・レビュー

タイトルの通り、とても退屈な作品。批判ではなく、そのように感じるよう意図的に作品が作られている。田舎から上京したことがある人達ならば共感できるポイントが多く、20代後半という年齢設定も絶妙だと思う。『桐島、部活やめるってよ』の後日談を描いたような雰囲気もある。田舎ゆえの都会とは違った希薄な人間関係が、余計な希望と妄想を膨らませてしまう様は面白い。正直、なっちゃんの話は無くてもよかったと思う。(MIHOシネマ編集部)


キャストと作品の雰囲気が合っていて良かった。高校時代のキラキラした登場人物達の笑顔と、大人になってからの落ち着いた表情の対比がとても印象的。衝撃的な出来事が起こるわけではないので、退屈に感じる人もいるかもしれない。でも、心情が理解しやすくて、見やすい作品だった。高校生の頃に夢見たことを、実際に叶えている人は少ないと思う。多少なりとも、こんなはずじゃなかったと思うことはあるのではないだろうか。リアルな大人の姿が描かれていたと思う。(女性 30代)


本作は、上京するも都会では何も得る者がなく、再び田舎に戻って暮らす主人公を描いた小説原作のヒューマンラブストーリー作品。
学生時代のキラキラした青春の思い出が、大人になっていくにつれて濃くなっていく描写に懐かしさを感じた。
また、誰もが感じるであろう、社会人になってからの正解のない世界や、思い描いていた大人になれていない理想と現実とのギャップを感じる描写にとても共感した。
キャストの3人の空気感も素敵だった。(女性 20代)


人生ってこんなはずじゃなかったの連続ですよね。良い意味でも悪い意味でも。もっと早く結婚しているはずだったとか、ずっと田舎に居るはずじゃなかったとか。今までしてきたこと、してこなかったことに対して後悔することはあっても結局のところ「今幸せだからいいか」と私は思ってしまいます。
この作品を見ると、そういう私の考え方も間違ってはいなかったんだなと感じました。退屈でつまらなくても楽しいこともあるんだからいいじゃないと、元気を貰える作品です。(女性 30代)

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