映画『劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ』のあらすじ・感想・評価(ネタバレなし) | MIHOシネマ

「劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ」のあらすじ・感想・評価(ネタバレなし)

2003年より連載が開始され、アニメもなんと第6期まで発表されているという大人気作がとうとう劇場版アニメーション化。長編になることでより深まるストーリーは必見。

劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶの作品情報

劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ

タイトル
劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ
原題
なし
製作年
2018年
日本公開日
2018年9月29日(土)
上映時間
不明
ジャンル
アニメ
ファンタジー
監督
伊藤秀樹
脚本
村井さだゆき
製作
不明
製作総指揮
不明
キャスト
神谷浩史
井上和彦
小林沙苗
伊藤美紀
伊藤栄次
石田彰
堀江一眞
佐藤利奈
製作国
日本
配給
アニプレックス

劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶの作品概要

人ならざるもの、妖怪が見えてしまう。両親を亡くしてから、そんな体質のせいで周囲に疎まれ孤独に生活してきた夏目貴志。しかし、彼は新たに引き取られた先で、一匹の大妖怪の封印を解いてしまう。斑という名のその妖怪は、ふとしたキッカケから「ニャンコ先生」として夏目の側にいることになった。そして、その地は夏目の祖母、レイコがかつて数々の妖怪と戦った場所でもあったのだ。そんな祖母が残した戦利品、友人帳を巡り、夏目は様々な妖怪や人間と出会っていくのだった。

劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶの予告動画

劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶの登場人物(キャスト)

夏目貴志(神谷浩史)
妖怪を見ることのできる体質の少年。その体質のせいでこれまで周囲から疎まれていたが、新たな場所でようやく人々に恵まれた。
ニャンコ先生(井上和彦)
招き猫に封印されていた大妖怪。夏目が封印を解いてしまったことで再び自由を手に入れる。
夏目レイコ(小林沙苗)
夏目貴志の祖母であり、全てのキッカケである人物。巨力な妖力を持っており、数々の妖怪を倒してはその名を奪い友人帳を作り上げた。
名取周一(石田彰)
人気俳優でありながら、妖を見ることができる夏目の理解者。その能力を活かし祓い屋の仕事も営んでいる。
藤原塔子(伊藤美紀)
これまでたらい回しにされていた貴志を引き取った心優しい夫婦の妻。少々過保護な部分もあるが、貴志を本当の子供のように大切にしている。
藤原滋(伊藤栄次)
藤原夫妻の夫。妖の存在を感じる程度の能力を持ち、貴志の体質に関しても理解がある。

劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶのあらすじ(ネタバレなし)

妖怪、それは普通の人には見えない、ただし人間と古くより共に暮らしてきた存在である。そんな妖怪の姿を見ることができる少年がいた。彼の名前は夏目貴志、その体質のせいで幼少期より心無い扱いを受けてきた人物である。両親が死に親戚の家をたらい回しにされていた夏目は、新たな引っ越し先で自分の祖母、レイコについて知ることとなる。レイコは夏目と同じく妖怪を見ることができ、周囲の人間との関係性に悩んでいた。そんな彼女は、多くの妖怪達に勝負を挑み、戦利品としてその名を奪ってきた。そして、奪った妖怪達の名前を書き留めた「友人帳」を作り上げたのである。そんな経緯を知った夏目は、妖怪達に名を変えすべく、相棒のニャンコ先生と共に忙しい毎日を送ることになるのだった。そして、今日も夏目は新たな妖怪との出会いを果たす。

劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶの感想・評価

心温まる感動的なストーリー

『夏目友人帳』は、妖怪が見えてしまう少年の成長を描いた物語である。妖怪、と聞けば普通おどろおどろしい雰囲気やストーリーを思い浮かべるものだろう。実際そう言った敵意ある妖怪も登場はするものの、基本的に夏目友人帳で描かれる妖怪は、個性的でどこか憎めない可愛らしい妖怪達ばかり。そして、妖怪が見えてしまうことでこれまで人間界で浮いていた主人公、夏目貴志と数々の妖怪達は心を通わせていく。そして、妖怪を通じて、夏目は周囲の人間とも少しずつ距離を縮めていくのだった。両親を失いこれまで親戚の家をたらい回しにされていた夏目の心を、数々の出会いと体験が溶かしていく。涙なしでは見られない、ハートウォーミングなストーリーに癒されること間違いなし。

主人公を超えた!大人気キャラクター、ニャンコ先生

連載中の漫画恒例の、人気キャラクター投票。通常、主人公が1位になることが常のこの企画。しかし、そんな予想に反して、なんと主人公である夏目貴志が2位で終わるという衝撃の結果が待っていた。主人公を抑えて1位の座に君臨したのは、夏目の相棒的存在で、夏目家に居候しているニャンコ先生。招き猫を依代として封印されていたニャンコ先生を、夏目が解放したことが全ての始まり。それからは夏目の先生として、夏目の家に居候したニャンコ先生は、普段はマスコットキャラクターとして数多くのグッズも作られている可愛らしいキャラクター。しかし、その実本当の姿は大妖怪、というそのギャップにやられる女子も多い。声が井上和彦というところも魅力の一つ。

綺麗事だけじゃない、シリアスな展開も

漫画とは、色々な問題がありながらも最終的にはうまく落ち着く、といった展開が多いもの。しかし、『夏目友人帳』はいくら頑張っても結局どうにもならないことはある、という厳しい現実をそのまま描いている稀有な漫画でもある。主人公の夏目貴志は親戚の家をたらい回しにされ、その体質から周りから疎まれて過ごしてきた。新しい土地にて安寧の日々を手にした夏目だったが、そんな過去と向き合う日が度々やってくる。過去に立ち向かう夏目だが、必ずしも毎回うまくいくわけではなく、相変わらず見下されてしまう結果になることも少なくない。そういった、現実世界のような厳しい展開は視聴者の胸をえぐるものの、だからこそ説得力のあるアニメに仕上がっているのかもしれない。

劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶの公開前に見ておきたい映画

映画『劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ』の公開前に見ておきたい映画をピックアップしています。『劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

蛍火の社へ

『夏目友人帳』の作者である緑川ゆきが、本作の連載を始める前に執筆した短編漫画。『夏目友人帳』と同じく人間と妖怪の交流を描いた感動作であり、映画上映時には「緑川ゆき原作、『夏目友人帳』のスタッフが贈る、もうひとつの妖奇譚」というキャッチコピーがつけられ話題となった。夏休みを利用し祖母の家を訪れていた少女、蛍。山に迷い込んでしまった蛍は、山に暮らすという少年、ギンと出会う。それから蛍は毎年ギンに会いに行き、二人は距離を縮めていく。しかし、実はギンは妖怪で、人間に触れると消滅してしまうという運命を背負っていた。44分という短い上映時間ながらも、少年少女の成長や心の変化を切なくも美しく描き出した名作。

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蟲師

今回映画化される『夏目友人帳』は妖怪が見える少年が主人公の、妖怪と人間の交流を描いた物語である。一方、『蟲師』は蟲と呼ばれる一般の人には見えない不可思議な存在と、蟲を見ることができる蟲師と呼ばれる人々の関わりを描いた物語。どちらもこの世ならざるものとの交流をテーマにしているという点で、比較されることも少なくない。『夏目友人帳』とは違い、こちらは実写での映画化となっている。なんと主役のギンコを、オダギリジョーが務めたことで話題となった。独特な世界観と、穏やかな雰囲気、交差する人間模様など、『夏目友人帳』と共通する魅力がたくさん。『夏目友人帳』が好きな人は、必ず楽しめる作品であること間違いない。

詳細 蟲師

ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌

日本における妖怪を題材としたアニメは数多くあれど、原点とも言えるのは今は亡き巨匠、水木しげるによる『ゲゲゲの鬼太郎』ではないだろうか。昭和から平成にかけて何度もアニメ化されている、知らぬ人はいない名作。現在に至るまで、何回か映画化もされている。しかし、案外今更手を出しにくい、としっかりと見たことがない人も多いのでは。今作はゲゲゲの鬼太郎作品の中でも珍しい実写作品。主演を務めているのはあのウエンツ瑛士。今でもバラエティ番組で引っ張りだこなウエンツは、若い人にとっても馴染み深い存在だろう。また、今や大人気俳優である大泉洋も出演している。その大泉洋のハマりっぷりが流石の一言。日本が誇る名作、ぜひ見るべき一作である。

詳細 ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌

劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶのレビュー・評判・口コミ(Twitterの反応)

随時更新予定

劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶのまとめ

その感動的なストーリーや、可愛いらしいキャラクター達、大人気声優神谷浩史を主人公に据えたキャスティングなど、あらゆる面で話題となり人気を博した大人気アニメシリーズ。その重厚なストーリーから子供だけでなく大人も楽しめるアニメとなっており、劇場版にも期待が高まる。複雑な心模様を描き出すことに長けた緑川ゆきが、妖怪と人間、人間と人間、様々な出会いや関係性を美しく表現する。この夏一番の、心温まるヒューマンストーリー。

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