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映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

岡田准一の真骨頂とも呼べるアクションに、コメディ要素を見事に組み込んだことで大ヒットを博した前作から2年。『殺さない殺し屋』がスクリーンに帰ってきた。益々ヒートアップするアクションに注目!

映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の作品情報

ザ・ファブル 殺さない殺し屋

タイトル
ザ・ファブル 殺さない殺し屋
原題
なし
製作年
2021年
日本公開日
2021年6月18日(金)
上映時間
不明
ジャンル
アクション
コメディ
監督
江口カン
脚本
山浦雅大
江口カン
製作
藤村直人
宇高武志
佐藤満
製作総指揮
吉田繁暁
伊藤響
キャスト
岡田准一
木村文乃
平手友梨奈
安藤政信
黒瀬純
好井まさお
橋本マナミ
宮川大輔
製作国
日本
配給
松竹

映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の作品概要

2014年より『週刊ヤングマガジン』で連載されている『ザ・ファブル』。根強い人気を誇る本作が映画化されることとなり、大きな話題を呼んだ。クールで最強でありながらも、どこかお茶目で抜けているところのあるファブルを演じるのは、アイドルグループ『V6』のメンバー、岡田准一。整った顔立ち、鍛え抜かれた身体、あらゆる獲得をマスターしたアクションのキレ。人気作品を実写化する際、そのキャスティングに不満が上がることも多いが、この配役には多くのファンも納得したのではないだろうか。多くの視聴者にも認められた結果か、興行収入やレンタルビデオ貸出数などあらゆる面で高い数字を叩き出した。今作も、前作の勢いに続くことができるか。

映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の予告動画

映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の登場人物(キャスト)

ファブル / 佐藤アキラ(岡田准一)
裏社会では知らぬ者はいない、伝説の殺し屋。ボスから1年間の殺しを禁じられ、一般人として生きている。
ヨウコ(木村文乃)
ファブルの相棒。ファブルと共に、一般人として彼の妹に扮し生活している。かなりの酒豪。
ミサキ(山本美月)
何かとアキラを助けてくれる善人。苦学生で、日々バイトに勤しんでいる。
宇津帆(堤真一)
NPO法人の代表を務める、誰もが憧れる善人。しかし、裏では子供達の命を残酷に奪っていた。

映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』のあらすじ(ネタバレなし)

裏社会でその名を知らぬ者はいないほどの暗殺者、”ファブル”。しかし、ファブルはある日突然、ボスから1年間誰も殺すなというオーダーを言い渡される。相棒のヨウコと共に、一般人『佐藤アキラ』として生きることになったファブル。しかし、その頃巷では宇津帆という男が暗躍していた。宇津帆は、NPO法人の代表として子供達を守る一方で、その実少年少女達を無慈悲に殺害するという裏の顔を持っていた。そんな宇津帆は、ファブルにとある恨みを持っていた。かつて、ファブルに実の弟を殺害されたのだった。宇津帆と彼が雇った殺し屋、鈴木は執拗にファブルの命をつけ狙う。さらに、ファブルの前に、かつて彼が救うことができなかった少女が現れて…?

映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の感想・評価

岡田准一のアクション

既に色々なメディアなどで報じられている内容ではあるが、本シリーズの見どころは何と言っても、主演である岡田准一のアクション。ジャニーズ事務所所属のアイドルでありながら、日本アカデミー賞で最優秀男優賞を獲得した超実力派。どんなジャンルでも器用にこなす岡田であるが、やはり一番輝くのはアクションものではないだろうか。カリ、ジークンドー、USA修斗などの武道でインストラクター資格を持つ岡田は、これまで何度も自身の出演作でキレのあるアクションを披露してきた。本作でも、爆走する車にへばりつくなどの危険なアクションを、スタントなしで臨んでいる。PRの一環として既に一部公開しているアクションもあるため、現在日本が誇るトップレベルのアクションを目に焼き付けよう。

ファブルのオアシス

「ファブル」シリーズは、主演である岡田准一を筆頭に、豪華キャストが体を張ってアクションをこなす、緊迫感のある作風が売り。一歩間違えれば大怪我すらありうる厳しい現場だが、そんなファブルにも心が安らぐ場所、すなわちオアシスが存在する。そのオアシスこそが、『オクトパス』の撮影シーン。オクトパスとは、一般人として生活する佐藤のバイト先。佐藤の本来の居場所である裏社会とは全く関係がないそこは、作中における重要な箸休め的役割を担っている。その中でも、雰囲気作りにおいて必要不可欠なのか佐藤二郎だろう。今やあらゆる作品に引っ張りだこの佐藤だが、本作でもその魅力は健在。好き勝手にアドリブを言っては、視聴者だけでなく出演者も笑わせにかかっている、果たして、どれが台詞でどれがアドリブなのか、想像しながら見るのも楽しいだろう。

平手友梨奈の存在感

本シリーズでは、岡田准一や佐藤二郎といった売れっ子俳優は勿論のこと、パンクブーブーの黒瀬や宮川大輔など、その他の業種からもキャストが起用されている。その中でも、かなりの注目を集めているのが平手友梨奈。平手友梨奈は、元『欅坂46』に所属していたアイドル。2015年にデビューした時の彼女は、当時若干14歳。しかし、14歳とは思えないその存在感とカリスマ性で、長年センターの座に君臨し続けてきた。しかし、そんな彼女も2020年にグループを離脱。卒業ではなく脱退という形の離脱に世間が大きく騒いだ。グループ在籍時から女優業をこなしてきた平手。しかし、アイドルを辞めた今、ますます女優業に力を入れていくことになるだろう。まさに、人生の転機を迎えている平手。本作をヒットさせ、今後の活躍に繋げることができるか。

映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の公開前に見ておきたい映画

映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

ザ・ファブル

2019年に公開された、最新作に至る第一弾。激しいアクションが売りで、一部のアクションは主演である岡田准一自身が振り付けを行っているという。裏社会には、『ファブル』と呼ばれる伝説の人物がいた。ファブルとは、『寓話』という意味。その強さが圧倒的故、そのような名前をつけられたのだ。しかし、ある日ファブルの人生に転機が訪れる。ボスから、1年間の殺しを禁止されてしまったのだ。そのルールを破れば、ボス自身がファブルを殺すという。ボスに逆らうことはしないファブルは、佐藤アキラと名前を変え、相棒のヨウコと共に大阪で一般人として生活をすることになる。しかし、ファブルほどの伝説の自分を周囲が放っておくはずはなく…?果たしてファブルは、殺さないという誓いを果たすことができるのか。

詳細 ザ・ファブル

フライ ダディ フライ

最新作における最大の敵、宇津帆を演じるのは堤真一。長年第一線で活躍し続ける、日本の映画界を背負う名俳優である。そんな堤真一と、主演を務める岡田准一は共に引っ張りだこの人気者。これまで数多くの出演作で共演を果たしてきた。2人の共演作と聞き、元々はドラマシリーズであったものの爆発的な人気が出たことで映画化までされた、『SP』シリーズを思い出す人も多いだろう。しかし、それよりも前に、2人は共演を果たしているのである。それが本作。まだ格闘技に目覚め筋肉をつけ始める前の、岡田准一の美しさが光る一本。最新作では敵対する2人だが、今作では年齢の壁を越え友情を育んでいく様子を見ることができる。

詳細 フライ ダディ フライ

永遠の0

今ではすっかり、誰もが知る日本が誇る名俳優となった岡田准一。数多くの出演作を誇る岡田だが、やはり一番の代表作といえば本作ではないだろうか。百田尚樹原作の小説を基とした本作は、公開と共に大きな話題となった。そして、見事第38回日本アカデミーで、岡田は栄えある主演男優賞に輝いたのである。それまでも演技力を高く評価されていた岡田だったが、この作品で真にそれが評価されたと言えるのではないだろうか。内容はとにかくシリアス。大学生の佐伯健太郎は、今まで祖父だと思っていた人物が、実は血が繋がっていなかったことを知る。実の祖父は終戦間際に特攻で命を落としていた。そんな彼の人生を追ううちに、健太郎は戦争の残酷さを知ることになる。

詳細 永遠の0

映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の評判・口コミ・レビュー

映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』のまとめ

アイドルでありながら、今やすっかり日本を代表するアクション俳優となった岡田准一。そんな岡田が、超凄腕の殺し屋を演じる。原作を知らない人がそれだけを聞くと、きっと岡田が華麗にバッタバッタと敵を殺していく様子を思い浮かべるだろう。しかし、前作を見た人は既にご承知だと思うが、本作のタイトルは『ザ・ファブル 殺さない殺し屋 』。岡田が敵を殺す姿は、おそらく拝めないのである。しかし、落胆することなかれ。期待を上回るアクションシーンはふんだんに盛り込まれている。むしろ、殺すという手段を封じられた中で、果たしてどのような手で敵を倒していくのか。注目が集まる。

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