数多くあるディズニー映画の中でも、最も観客動員数が多い伝説の一本、それこそが『ライオン・キング』。そんな『ライオン・キング』が、25年の時を経て再びこの世に送り出される。
映画『ライオン・キング(実写)』の作品情報
- タイトル
- ライオン・キング
- 原題
- The Lion King
- 製作年
- 2019年
- 日本公開日
- 2019年8月9日(金)
- 上映時間
- 不明
- ジャンル
- アドベンチャー
- 監督
- ジョン・ファブロー
- 脚本
- ジェフ・ナサンソン
- 製作
- ジョン・ファブロー
ジェフリー・シルバー
カレン・ギルクリスト - 製作総指揮
- トム・ペイツマン
ジュリー・テイモア
トーマス・シューマッハ - キャスト
- ドナルド・グローヴァー
セス・ローゲン
キウェテル・イジョフォー
アルフレ・ウッダード
ビリー・アイクナー
ジョン・カニ
ジョン・オリバー
ビヨンセ・ノウルズ=カーター - 製作国
- アメリカ
- 配給
- ディズニー
映画『ライオン・キング(実写)』の作品概要
数多くあるディズニー作品。そのいずれもが有名であるが、これほどまでにストーリー、キャラクター、劇中歌の全てが大ヒットを博した作品もそうそうないのではないだろうか。そんな伝説的作品である『ライオン・キング』が、初公開から25年を経た今再びスクリーンに。ストーリーなどは前作と全く同様でありながら、今作は前作とは違いオールCG。アニメ版とはまた違った魅力が楽しめること間違いなし。家族、友人、恋人、あらゆる関係性、あらゆる世代の人が楽しめる映画。
映画『ライオン・キング(実写)』の予告動画
映画『ライオン・キング(実写)』の登場人物(キャスト)
- シンバ(ドナルド・グローヴァー)
- 本作の主人公で、サバンナの王、ムファサの子供。将来王の地位に就くことが約束されていたが、ある日突然父を失い、国から追放されてしまう。
- ナラ(ビヨンセ)
- シンバの幼馴染である雌ライオン。やんちゃなシンバの本心を理解しており、父を失ったシンバを気にかけていた。
- ムファサ(ジェームズ・アール・ジョーンズ)
- シンバの父親であり、サバンナの王。シンバを厳しくも優しく見守っていたが、ある日命を落とす。
- スカー(キウェテル・イジョフォー)
- ムファサの弟で、長年王座を狙っていた。ムファサが死んだ際、自らが国王になるべくシンバを追放する。
映画『ライオン・キング(実写)』のあらすじ(ネタバレなし)
数多くの動物達が生活する、アフリカにある広大なサバンナ。そんなサバンナにおいて、動物達の王はムファサと呼ばれる1匹のライオンだった。そして、ムファサには子供がいた。シンバと呼ばれるその子ライオンは、いつか父のような立派な王になることを夢見ていた。しかし、そんな彼に悲劇が起こる。なんと、父が事故に巻き込まれて命を落としてしまったのだ。さらに、王位を狙っていたスカーというライオンによって、シンバは王国から追い出されてしまう。しかし、外の世界で、これまで知らなかった新しい世界、考え方に触れていくことになるシンバ。そんな出会いの中で、シンバは王としての使命を学んでいくことになるのだった。
映画『ライオン・キング(実写)』の感想・評価
CG作品の最高峰
『ズートピア』や『モアナと伝説の海』といった近年のディズニー作品は、最先端の技術をふんだんに活かしたCG作品が主流となっている。しかし、最新作の原題である『ライオン・キング』の公開年は1994年。そんな当時に、CGが定着していた訳もない。そのため、当時のアニメは全てスタッフの手書きで構成されていた。一つの映画を完成させるためには、何万枚、何百万枚という絵を書き上げなければならず、当時のスタッフの苦労が思いやられる。しかし、その分味のある、温かみのある作品に仕上がっていたこともまた事実。本作では、そんな『ライオン・キング』をオールCGで作り直し。前作とは全く違った手法で製作された『ライオン・キング』の、また違った魅力を楽しもう。
圧倒的なスケール感
本作の最大の魅力と言えば、やはり他の映画とは比べ物にならないほどのスケール感。このスケール感を生み出している要因は、主にCG技術、設定、音楽の3つではないだろうか。CG技術に関しては先述した通りであり、オールCGという難題を違和感がないレベルに仕上げるのは、世界でも最先端の技術を持つディズニーにしかできなかっただろう。また、登場人物達がジャングルに暮らす野生の動物達という点が物語を大きく盛り上げている。通常可愛いものとして愛でられることも多い動物達であるが、本来の姿は弱肉強食の野生の世界。群れのトップになるか否か、本作でもその点が主人公の人生を大きく変えていく。そして、『ライオン・キング』を語るうえで外すことができないのが音楽。ディズニーの音楽はいずれもが有名であり、子供から大人まで口ずさめる国民的なものが多い。しかし、ライオン・キングの劇中歌は別格。アニメ作品のサウンドトラックとして最も売り上げが多い本作。エルトン・ジョンが音楽に携わっており、さらなるパワーアップも期待できる。
映画『ライオン・キング(実写)』の公開前に見ておきたい映画
ライオン・キング
言わずと知れた、最新作の原題となっている作品。1994年に公開された、ディズニーによる32番目のアニメーション作品。爆発的ヒットとなり、最も観客動員数の多いアニメ映画として記録を樹立している。その人気から、スピンオフ作品や第3弾まで続編も製作されている。ストーリーは最新作同様、子供ライオンであるシンバが父の死や追放などを経験し、立派な王として成長して行く姿を描いた感動物。ストーリーだけではなく、『サークル・オブ・ライフ』や『ハクナ・マタタ』といった劇中歌もヒットしており、サウンドトラックの売り上げは約1500万枚と、アニメ作品として世界一の記録を誇っている。
詳細 ライオン・キング
ダンボ
『ライオン・キング』と同様、ディズニーが手がけた動物を主役に据えた物語であり、同じく近年実写映画化を果たした作品。移動サーカスの演者である一匹の象。そんな象の元に、ある日コウノトリが一匹の子象を連れてくる。とても可愛らしいその象だったが、耳が異常なまでに大きいという特徴があった。周囲の象達に『ダンボ』とからかわれてしまう子象だったが、母は変わらぬ愛情をダンボに注いだ。しかし、その矢先、母がダンボをいじめっ子から守ったことをキッカケに、2匹は離れ離れになってしまう。失意に飲まれるダンボだったが、仲間の支えもあり、母親を探す旅に出ることにするのだった。1941年に制作されたとは思えない、圧倒的なクオリティを誇る一作。
詳細 ダンボ
ジャングル・ブック
『ライオン・キング』同様ディズニー作品であり、ディズニーの生みの親であるウォルト・ディズニーが最期に手がけ、彼の死後に初めて公開された作品としても名高い一本。舞台がジャングルということもあり、『ライオン・キング』同様数多くの動物が登場し、それら全てがCGで再現されている。また、監督も最新作と同様という、最新作と共通点が多い一本。虎に襲われ崩壊したとある村。そんな村に、一人の赤ちゃんが取り残されてしまう。その赤ん坊を助けたのは、なんと一匹のオオカミだった。オオカミの子供として育てられることになった赤ん坊。赤ん坊はすくすくと育ち、モーグリと呼ばれる少年に成長するが、人間であるために周りの動物と差が出てしまう。そんなモーグリを廻り、様々な動物達の人生が交差していく。
詳細 ジャングル・ブック
映画『ライオン・キング(実写)』の評判・口コミ・レビュー
超実写版はめっちゃリアルで鳥肌モノ😳✨
モフモフ感がヤバいね🦁
冒頭からいきなりウルウルしたよ😥
アニメそのままのストーリーだけど…映像美でより感動したし吹き替えも歌もみんな上手かったね👏😄
シンバが真の王になっていく姿が胸熱😌✨
悩まず生きたいよね…#ハクナマタタ pic.twitter.com/QZHYdkqScv— Leona🌻映画垢 (@1ose9Leona) 2019年8月11日
#ライオンキング
圧倒的映像美と、動物のリアルさに最初っから圧倒されっぱなし!だけど、動物達がリアルな分、ファンタジー設定の矛盾が露呈してる気がする。超実写化は、『ジュラシックパーク』みたいに時代を切り開くかもしれないが、この作品じゃなくても良かったんじゃないかと思ってしまった…。 pic.twitter.com/chKD844Wgh— ノリ@映画レビューするってよ (@reviewsurutteyo) 2019年8月11日
#ライオンキング
アニメ版未見ですが、ストーリーはまさに王道。追放→冒険→帰還の型の物語に安心感を覚えます。
アニメと同じストーリーなので映像の方に注目が行くが、超実写版という事で本当にCGかと疑う程の精巧さに驚く。
ハンスジマー、エルトンジョンの音楽も最高! pic.twitter.com/QnV33Awlr9— ゼルタ@映画垢 (@training_mascle) 2019年8月11日
ライオン・キング観ました。物語については今更なので殊更に語る事は無いのですが、やはり圧巻は映像のリアリティ。殆どドキュメンタリー映画のようなリアルな動物が、実写では決して撮る事の出来ない場面を演じており、不気味の谷を超えて摩訶不思議な世界を作っていた。2.6億$掛けた子猫物語だ… pic.twitter.com/x59BcA0TsC
— BWTT (@BoyWithTheThorn) 2019年8月11日
#ライオンキング
幼いシンバの可愛らしさに癒され、友のティモンとプンバァのやり取りに笑い、音楽に酔いしれ、青年王誕生までの苦闘に胸が躍る。
高度なCGで再現された動物やアフリカの大地が美麗。
この世のすべてを朱に染めあげるような朝陽だけが実写なのは、巡り巡る生命への尊い賛歌に思えた。 pic.twitter.com/HdAmsD5mUO— マウンテンボート (@9ilHACAQWfhHCmJ) 2019年8月10日
『ライオン・キング』映画館にて123本目。
壮大なスケールで描かれるフルCGに感動。まるでナショナルジオグラフィックを観ているかのよう。アニメ版と比してリアルな動物たちが巧みに喋ることに抵抗があったが、それ以上に自然の厳しさと映像美に圧倒された。プンバァがお気に入り。 #EDDIE映画2019 pic.twitter.com/naX8gMHh5I— EDDIE@来季こそKingsPlayoffいこう (@eddie2yuji) 2019年8月10日
映画『ライオン・キング(実写)』のまとめ
映画史に名を残す名作である『ライオン・キング』。近年多くのディズニー映画が実写化され続けているが、とうとうそんな伝説の作品も仲間入り。登場人物が全て動物であるため、どのようにして実写化するのか一時不安の声も聞かれていたが、ディズニーの技術力にかかればお手の物。動物達の持つ可愛らしさ、雄々しさ、恐ろしさ、その全てをCGで見事再現してみせた。人々から愛され続けている劇中歌もそのまま。オリジナル版とはまた違う、2019年度版の『ライオン・キング』の持つ魅力に酔いしれよう。
みんなの感想・レビュー
背景がずっとサバンナなので、場面切り替え時のテンポが悪く、元のシーンの良さを飲み込む前に「もう次行くんだ?!」の繰り返しでモヤッと感がじわじわたまります。
所々に小ネタを挟んであるのは良かったのですが、子供にはわかりづらかったようですね。
全体的に「子供の頃にディズニー映画を見て育った大人用」って感じでした。
8/9に見てきました。
まぁ普通より下って感じでもう1回見たいとは思わない作品になってました。
まず、冒頭のシーンから映像の美しさには「おお!」と思いましたが、トータルでは残念な作品でした。
その理由として、
声が似てる声優を意識したのか知りませんが、やはりキャラの声が違うということ
劇中の歌のメロディーや歌詞がちょいちょい違うということ
アニメと違ってキャラクターの表情がほぼ分からないので、リアルな動物がそのまんまの顔でずーっと喋ってて違和感しかないこと
開始30分くらいで「早く終わんねーかな」
と思ってしまいました。
映画館ではもちろん、いずれ地上波で放送しても見ないかなって思いました。
ただ、映像が綺麗でリアルな分、臨場感などはよかったと思います。
興味あるなら見てみれば?しかしおすすめはしないよって感じです。
ライオンキング見てきました。正直駄作です。アニメを越える事は不可能だとわかる作品、手抜き、ゴミです、金儲け主義のだましです、、金返せ❗️と叫びたい。