「朝が来る」のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

栗原佐都子と清和夫妻は特別養子縁組の制度を利用し、一人の男児を迎え入れた。6年後、突然男児の実の母である片倉ひかりから電話があり、子供を返して欲しいと言われる。佐都子達は突然のことに困惑する。

朝が来るの作品情報

朝が来る

タイトル
朝が来る
原題
なし
製作年
2020年
日本公開日
2020年10月23日(金)
上映時間
139分
ジャンル
ヒューマンドラマ
ミステリー
監督
河瀬直美
脚本
河瀬直美
高橋泉
製作
武部由実子
製作総指揮
木下直哉
キャスト
永作博美
井浦新
蒔田彩珠
浅田美代子
佐藤令旺
田中偉登
中島ひろ子
平原テツ
製作国
日本
配給
キノフィルムズ

朝が来るの作品概要

辻村深月原作の小説を元に制作されたヒューマン・ミステリー。2016年にはテレビドラマ化もされており、「特別養子縁組」を軸に家族の在り方や思いについて深く考えさせられる作品になっている。永作博美を始め、井浦新、蒔田彩珠、浅田美代子ら実力派俳優達が出演している。「第73回カンヌ国際映画祭・オフィシャルセレクション2020」に選出されており、海外からも高い注目を集めている。河瀬直美が監督を務め、高橋泉と共に脚本を手掛けた。

朝が来るの予告動画

朝が来るの登場人物(キャスト)

栗原佐都子(永作博美)
子供を持つことを諦めていたとき、特別養子縁組団体の存在を知る。ひかりが出産した子供を、栗原家に迎え入れる。
栗原清和(井浦新)
佐都子の夫。真面目な性格。佐都子と話し合いを重ねた結果、養子を迎え入れる決意をする。
片倉ひかり(蒔田彩珠)
14歳で男児を出産するが、手放すことになる。6年後、栗原家の前に突然現れるが、昔とはガラリと雰囲気が変わっている。

朝が来るのあらすじ(ネタバレなし)

栗原佐都子と清和夫妻は子供を持つことを諦めていた。そんな時、特別養子縁組団体の存在を知る。二人は話し合いを重ね、子供を迎え入れることを決意する。栗原家にやって来たのは、片倉ひかりという少女が産んだ子供だった。二人は子供に、朝斗と名付けた。

6年の月日が流れ、朝斗はすくすくと成長していった。穏やかな日々を送っていたある日、一本の電話がかかってくる。電話の相手はひかりで、「子供を返して欲しい。無理ならお金をください」と言われる。佐都子は突然のことに困惑した。

栗原家にひかりが訪ねてくる。昔は、子供を愛し、手放すことを悲しんでいた心優しい少女だった。しかし、佐都子と清和の前に現れたひかりは暗くて危険な雰囲気を漂わせており、昔の面影はどこにもなかった。二人の目の前に現れた女性は本当にひかりなのか?彼女の目的とは?

朝が来るの感想・評価

直木賞受賞の人気作家・辻村深月

辻村深月原作の小説を元に制作されたヒューマン・ミステリー作品。2016年にはテレビドラマ化もされており、お笑いコンビ「ココリコ」の田中直樹、女優の安田成美、女優の川島海荷が共演したことでも大きな話題を集めた。原作の小説は「第13回本屋大賞・第5位」に選ばれており、「特別養子縁組」を軸に描かれた登場人物達の複雑な立場や思いに深く考えさせられる作品となっている。

原作者の辻村深月は、平凡な女性が巻き起こす犯罪をテーマに執筆した短編小説集『鍵のない夢を見る』で「第147回直木三十五賞」を受賞している人気作家。その他に、俳優・松坂桃李×女優・樹木希林で映画化された小説『ツナグ』や、『ドラえもん のび太の月面探査記』の映画の脚本を手掛けている。

産みの母を名乗る謎の女性が巻き起こす衝撃的な物語

栗原佐都子と清和夫妻は不妊治療を行った結果、子供を持つことを諦めていた。そんな時、「特別養子縁組」を支援している団体の存在を知る。佐都子と清和は悩んだ末、子供を迎え入れる決意をする。二人の元にやって来たのは、14歳の少女・片倉ひかりが産んだ男の子だった。佐都子達はその子に朝斗と名付けた。

三人になった栗原家は、平凡で幸せな日々を送っていた。そんな時、ひかりから電話がかかってくる。電話の内容は「子供を返して欲しい。無理ならお金をください」といった衝撃的なものだった。

栗原家の前に現れたひかりは、昔の優しい面影はどこにもなかった。髪の毛は痛み、荒んだ生活を送っている様子だった。佐都子達は目の前の女性が本物のひかりかどうか分からず、困惑する。栗原家の前に現れた女性は一体何者なのか?ミステリアスな展開と共に、家族の在り方に苦悩する登場人物達の心理に深く胸を打たれる作品になっている。

実力派俳優×女優の共演

養子を迎え入れる栗原佐都子役は、可愛いルックスと高い演技力を兼ね備えた人気女優の永作博美。栗原佐都子の夫・栗原清和役は、映画『返還交渉人 -いつか、沖縄を取り戻す-』(18)での迫真の演技が高く評価された俳優の井浦新。

物語の鍵を握る片倉ひかり役は、若手女優の蒔田彩珠。テレビドラマ『ゴーイング マイ ホーム』(12)で一躍有名になった後、映画『万引き家族』(18)や映画『三度目の殺人』(17)などの話題作に出演している。18歳ながらも演技力の高さには定評があり、これからますますの活躍が期待される人物である。

その他、特別養子縁組支援団体のメンバー・浅見静恵役は女優の浅田美代子、片倉ひかりを実の母に持つ栗原朝斗役は子役の佐藤令旺、ひかりの母である片倉貴子役は女優の中島 ひろ子が務めている。

朝が来るの公開前に見ておきたい映画

映画『朝が来る』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。『朝が来る』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

あん

河瀬直美が監督&脚本を担当した作品。ドリアン助川原作の小説を元に制作された。女優の樹木希林が主演を務めており、ある秘密を抱えた男性と元ハンセン病患者の老女と店の常連客の少女、三人の心温まる交流が描かれている。樹木希林の実孫である内田伽羅が出演したことでも大きな話題を集めた。「第60回バリャドリード国際映画祭・最優秀監督賞」を始め、様々な賞を受賞している。

千太郎はどら焼き屋を営んでいたが、あまり経営が上手くいっていなかった。そんなある日、手作りの餡を持って、老女が雇って欲しいと言ってきた。その老女の名は吉井徳江。彼女が作った餡は、びっくりするぐらい美味しかった。悩んだ末、千太郎は徳江を雇うことにした。それから客がたくさん押し寄せるようになり、どら焼きは飛ぶように売れた。しかし、徳江が元ハンセン病患者だということが噂になり、再び客足が遠のいてしまう。

詳細 あん

八日目の蝉

「第2回中央公論文芸賞」を受賞した角田光代原作の小説を元に制作された作品。永作博美が出演しており、不倫相手の子供を誘拐する女性・野々宮希和子を演じた。12億円を超える興行収入で、大ヒットを記録している。歌手の中島美嘉の楽曲『Dear』が主題歌に起用されている。

大学生の秋山恵理菜は幼い頃、父親の不倫相手の女性に誘拐されたことがあった。当時、恵理菜はその女性、野々宮希和子のことを実の母だと思っていた。ある日、フリーライターの千草という女性が、誘拐事件のことを聞きに来る。恵理菜は千草と話をしながら、欠けていた幼い日の記憶を思い出す。なぜ希和子は恵理菜を誘拐したのか?恵理菜は希和子に育てられながら、一体どんな日々を送っていたのか?

詳細 八日目の蝉

返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す

NHK報道局チーフディレクターの宮川徹志が手掛けたノンフィクション本『僕は沖縄を取り戻したい 異色の外交官・千葉一夫』を元に制作された作品。井浦新が主演を務め、外交官の千葉一夫を演じている。2017年8月12日にNHK BSプレミアムで放送されたテレビドラマを、劇場版用に再編集している。

戦後、沖縄はアメリカの統治下にあった。沖縄を日本に返還するためには、二つの大きな問題を解決しなければならなかった。それは「核と米軍基地」だった。日本側は沖縄の核撤去と米軍基地の縮小を望んでいた。外交官の千葉一夫は沖縄の地に降り立ち、住民に話を聞いて回った。そして、沖縄の返還のために、アメリカ側と交渉をした。沖縄返還の裏で一体何が行われていたのか?真実の物語が描かれている。

詳細 返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す

朝が来るの評判・口コミ・レビュー

随時更新予定

朝が来るのまとめ

養子を迎え入れた栗原佐都子と清和夫妻の前に現れたのは、子供の実母である片倉ひかりを名乗る女性。昔の面影がない彼女は本当にひかりなのか。先が読めない展開と共に、家族の在り方や親子の絆に感動する物語になっている。男性ボーカルユニットC&Kの楽曲『アサトヒカリ』が主題歌に起用された。この楽曲は映画のために書き下ろされたもので、繊細なメロディーと優しい歌声が心に沁みわたる曲になっている。ぜひじっくり耳を傾けて聞いて欲しい。

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