1974年ハリウッド。映画プロデューサーのマックスは、ギャングのボスであるレジーに借金の返済を求められていた。そんなある日、映画の撮影中にスターが事故死するというニュースを目撃する。マックスは多額の保険金を目当てに、ある計画を立てる。
映画『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』の作品情報
- タイトル
- カムバック・トゥ・ハリウッド!!
- 原題
- The Comeback Trail
- 製作年
- 2020年
- 日本公開日
- 2021年6月4日(金)
- 上映時間
- 104分
- ジャンル
- コメディ
- 監督
- ジョージ・ギャロ
- 脚本
- ジョージ・ギャロ
ジョシュ・ポスナー - 製作
- フィリップ・キム
パトリック・ヒブラー
ジョイ・シロット・ハーウィッツ
ジュリー・ロット・ギャロ
リチャード・サルバトーレ
デビッド・E・オーンストン - 製作総指揮
- パトリック・マルドゥーン
サイモン・ウィリアムズ
ジョー・シンプソン
ピーター・タッチ
ジョージ・ギャロ
ベン・ルェディンガー
ジェイソン・アリソン
マイケル・S・スミス
フランチェスカ・ランツ
アンドレア・チュン
カイル・ストラウド
ルーク・ダニエルズ
アラン・パオ
マーティン・スプロック
ライアン・R・ジョンソン
ジョエル・マイケリー
ジェフ・ウォールナー
ジェフ・ライス
ロブ・モラン
チャンドラー・リアソン
チャールズ・アンドロス - キャスト
- ロバート・デ・ニーロ
トミー・リー・ジョーンズ
モーガン・フリーマン
ザック・ブラフ
エミール・ハーシュ
エディ・グリフィン
ケイト・カッツマン
ブレメル・デシュタニ - 製作国
- アメリカ
- 配給
- アルバトロス・フィルム
映画『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』の作品概要
世界中で愛されている3人の名俳優、ロバート・デ・ニーロ、トミー・リー・ジョーンズ、モーガン・フリーマンが夢の共演を果たした。監督としても活躍しているザック・ブラフを始め、エミール・ハーシュ、エディ・グリフィンら豪華なキャストが脇を固めている。物語の舞台は1974年のハリウッド。借金まみれのB級映画のプロデューサーが、保険金を目当てに騒動を巻き起こす様子が描かれている。映画『ミッドナイト・ラン』(1988)で脚本を手掛けたジョージ・ギャロがメガホンを取った。
映画『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』の予告動画
映画『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』の登場人物(キャスト)
- マックス・バーバー(ロバート・デ・ニーロ)
- B級映画のプロデューサー。口が上手い。借金まみれだが、お金を返す当てはない。
- デューク・モンタナ(トミー・リー・ジョーンズ)
- 落ちぶれた西部劇の元スター。現在は老人ホームにいる。自殺願望がある。
- レジー・フォンテイン(モーガン・フリーマン)
- ギャングのボス。映画マニア。マックスの映画に出資しており、借金の返済を求めている。
映画『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』のあらすじ(ネタバレなし)
1974年ハリウッド。マックス・バーバーはB級映画のプロデューサー。口が上手く、調子が良い性格。撮影した作品はアカデミー賞を受賞するような映画だと豪語するが、現実はそんなに甘くはない。借りたお金を返すこともできず、困っていた。
ギャングのレジーは、出資したお金を返すようマックスに迫った。お金を返す当てがないマックスは、途方に暮れる。そんな時、映画スターが撮影中に事故死したというニュースを目にする。その際、多額の保険金が下りていた。
マックスは落ちぶれた西部劇の元スター・デュークに目を付ける。彼を主役に映画を撮影し、事故死に見せかけて始末することで多額の保険金を手にすることを思いつく。計画は上手くいくと思われたが、デュークはなかなか死ななかった。果たして、マックスの計画は一体どうなるのか!?
映画『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』の感想・評価
3人の大スターが夢の共演
日本でも大人気の3人のスターが夢の共演!B級映画プロデューサー、マックス・バーバー役はロバート・デ・ニーロ。映画『ゴッドファーザー PART II』(1974)に出演し、「第47回アカデミー賞 助演男優賞」を受賞している。
落ちぶれた西部劇の元スター、デューク・モンタナ役はトミー・リー・ジョーンズ。映画『メン・イン・ブラック』シリーズでエージェントのK役を務め、大きな話題を集める。日本ではサントリー缶コーヒー「BOSS」のCMに宇宙人ジョーンズ役で出演しており、人気を博している。
ギャングのボス、レジー・フォンテイン役はモーガン・フリーマン。映画『ミリオンダラー・ベイビー』(04)で「第77回アカデミー賞 助演男優賞」を受賞している。映画『ジーサンズ はじめての強盗』(17)や映画『エンド・オブ・ステイツ』(19)など、コミカルな作品からアクション作品まで幅広いジャンルの作品に出演している。
オジさん達のドタバタ劇
物語の舞台は、1974年のハリウッド。そこで、マックス・バーバーはB級映画のプロデューサーとして働いている。マックスは口が上手く、調子の良い性格。仕事は順調とは言い難く、借金まみれの状態。そんなマークにお金を貸しているのは、ギャングのボスであるレジー・フォンテイン。冷酷非道な人物だが、映画マニアという意外な一面を併せ持っている。
撮影のときに死亡事故が起きると、多額の保険金が下りる。マックスはその保険金を手に入れようと画策する。そこで、老人ホームにいた西部劇の元スターであるデュークに、主演を任せることにした。マックスは事故に見せかけてデュークを始末しようとするが、上手くいかない。マックスは借金を返済することができるのか!?オジさん達のドタバタ劇が楽しめる!
多彩な才能を持つジョージ・ギャロ監督作品
監督を務めたのは、ジョージ・ギャロ。ジョージ・ギャロはロバート・デ・ニーロが主演を務めた、映画『ミッドナイト・ラン』(1988)の脚本を手掛けている。映画『ミッドナイト・ラン』は全米脚本家組合(WGA)によるランキング「史上最も面白い脚本のトップ101」に選出されており、高い評価を受けた。
その他、日本でも人気の映画『バッドボーイズ』(1995)の原案や、ブルース・ウィリス&マシュー・ペリーが主演を務めた映画『隣のヒットマンズ 全弾発射』(04)の脚本、ジョン・トラボルタ&モーガン・フリーマンが共演した話題の映画『ポイズンローズ』(19)の監督を務めている。また、映画監督や脚本家の他に、画家やサックス奏者としても活躍している才能溢れる人物である。
映画『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』の公開前に見ておきたい映画
ミッドナイト・ラン
ロバート・デ・ニーロが主演を務め、ジョージ・ギャロが脚本を手掛けた作品。「第46回ゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門」の「作品賞」&「主演男優賞」にノミネートされている。映画『ビバリーヒルズ・コップ』(1984)を手掛けたことで一躍有名になったマーティン・ブレストが監督を務めた。
元刑事のジャック・ウォルシュは、「賞金稼ぎ」として働いていた。ロサンゼルスの保釈金ローン会社と契約を結んでおり、仕事は順調だった。ある日、ジャックの元に、ジョナサン・マデューカスを捕まえろという依頼が入る。期限は裁判が始まるまでの5日間。ジョナサンはマフィアのボスであるセラノの会計士として働いていたのだが、横領して逃げ出していた。
詳細 ミッドナイト・ラン
メン・イン・ブラック
トミー・リー・ジョーンズがウィル・スミスと共に主演を務めている。トミー・リー・ジョーンズが演じたのは、MIBで働くエージェントのK。スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を務めたことでも大きな話題を集めた。日本でも大人気の作品で、35億円の興行収入を得ている。「第70回アカデミー賞 最優秀メイクアップ賞」を受賞した。
ニューヨーク市警察のジェームズ・エドワーズ刑事は犯人を追跡し、エイリアンの姿に変わる現場を目撃する。しかし、その犯人が死亡してしまったことから、ジェームズの目撃情報を同僚達は信じてはくれなかった。そんな時、Kと呼ばれる人物が現れる。Kはエイリアンを監視する最高秘密機関MIB(メン・イン・ブラック)のエージェントだった。
詳細 メン・イン・ブラック
ジーサンズ はじめての強盗
モーガン・フリーマンがマイケル・ケイン、アラン・アーキンと共に主演を務めた。映画『お達者コメディ/シルバー・ギャング』(1979)のリメイク作品。銀行強盗を画策する三人の老人の姿が描かれたコメディ映画。映画『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』に出演しているザック・ブラフがメガホンを取った。
ジョー・ハーディングは住宅ローンの支払いに困り、ウィリアムズ・バーナー銀行を訪れた。その時、銀行強盗の襲撃に遭う。銀行強盗達は、あっという間にお金を回収していった。ジョーはその時のことを、友人のウィリー・デイビスとアルバート・ガードナーに話した。三人はウェクスラー製鉄会社に長年勤務している同僚でもあった。ある日、会社が統合されることになり、年金の支払いが停止される。ジョー達はお金を手に入れるため、銀行強盗を計画する。
映画『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』の評判・口コミ・レビュー
『#カムバック・トゥ・ハリウッド』
借金まみれのダメダメデ・ニーロ、死にたい不死身なT・L・ジョーンズ、極悪ギャングなミーハーモーガン・フリーマン!豪華名優ジーサンズが、極上の映画愛を武器に、楽しく過激に戯れる!
くだらない・ありえない・愛おしいの三拍子が詰まった贅沢な時間に浸る✨ pic.twitter.com/K15gKC6u93
— wild-bird_3:00 (@war_ker02) June 5, 2021
映画館での今年39本目の映画として『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』鑑賞。
映画の小ネタは楽しいし、展開は読みやすくても大団円はやはり幸福感あります。
なにより、ベースに映画愛のある作品の中でオスカー俳優3人が楽しそうに演じているのを観ていたら、ただただ嬉しくなっちゃいますよ。 pic.twitter.com/k66zHnLVaF— tetu (@tetutetu1962) June 5, 2021
“カムバック・トゥ・ハリウッド!!”ロバート・デ・ニーロ、トミー・リー・ジョーンズにモーガン・フリーマンと、各々がハリウッドで看板を背負って活躍する名優三人が、三流コメディテイストの作品に集結するってだけでも惹かれるが、役柄に拘らず、良質な仕事をみせる三人に、一流を感じる面白い作品。
— 常山の住職 (@CinemaCLAIRfan) June 6, 2021
「カムバック・トゥ・ハリウッド!!」試写。
デ・ニーロ、なぜこれに出た!B級映画プロデューサーが保険金目当てにわざと失敗を企む。撮影現場であざとい細工するデ・ニーロに対し、なかなか死なないトミー・リー・ジョーンズが貫禄の格好良さ!モーガン・フリーマンの映画好きギャングも楽しげでした。 pic.twitter.com/6nFQ6QdufG— マサル☆ (@masarutak) June 3, 2021
「カムバック・トゥ・ハリウッド!!」観ました。
撮影中の事故を装い保険金目当て大スターを殺そうとする貧乏プロデューサーと、不死身の大スターと、映画好きのギャングも混じって大騒動に!緩く気の抜けた楽しい映画でした。この映画にこの豪華な俳優陣、マジで何の奇跡だこれ…。皆長生きしてくれ! pic.twitter.com/kfoerB7oiX— 有機(ユウキ)@🎥 (@dieg0_y) June 5, 2021
映画『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』のまとめ
ロバート・デ・ニーロ、トミー・リー・ジョーンズ、モーガン・フリーマン、世界中で大人気の名俳優が共演を果たした。借金まみれの映画プロデューサー、マックス・バーバーを中心に、驚きと笑いに溢れたドタバタ劇が楽しめる。保険金を手に入れようと策を練るマックスの企みは上手くいくのか?マックスによって騒動に巻き込まれる元西部劇スターのデューク・モンタナの運命はどうなるのか?そして、マックスにお金を貸しているギャングのボス、レジー・フォンテインは無事にお金を回収することができるのか?最後まで目が離せない展開が待っている!
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