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映画『クーリエ 最高機密の運び屋』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

キューバ危機時代に実在したスパイ、グレヴィル・ウィンの半生に迫った伝記作品。普通のサラリーマンだった彼が、なぜスパイとなったのか。キューバ危機を大きく左右した事件に迫る。

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映画『クーリエ 最高機密の運び屋』の作品情報

クーリエ 最高機密の運び屋

タイトル
クーリエ 最高機密の運び屋
原題
The Courier
製作年
2020年
日本公開日
2021年9月23日(月)
上映時間
112分
ジャンル
サスペンス
監督
ドミニク・クック
脚本
トム・オコナー
製作
アダム・アクランド
ベン・ブラウニング
ベン・ピュー
ロリー・エイトキン
製作総指揮
ドミニク・クック
トム・オコナー
ジョシュ・バーニー
アシュリー・フォックス
グレン・バスナー
アリソン・コーエン
ミラン・ポペルカ
ベネディクト・カンバーバッチ
キャスト
ベネディクト・カンバーバッチ
メラーブ・ニニッゼ
レイチェル・ブロズナハン
ジェシー・バックリー
アンガス・ライト
製作国
イギリス・アメリカ合作
配給
キノフィルムズ

映画『クーリエ 最高機密の運び屋』の作品概要

ベネディクトは俳優としてだけでなく、監督や脚本なども精力的に活動を行なっている。本作もその一つで、ベネディクトは主演のみでなく製作総指揮としても本作にも携わっている。そんなベネディクトがテーマとして選んだのが、グレヴィル・ウィンの人生について。グレヴィル・ウィンとは、キューバ危機時代に活躍した実在のスパイ。しかし、彼は訓練されたスパイというわけではなかった。彼は元々、どこにでもいる普通のサラリーマンだったのだ。

映画『クーリエ 最高機密の運び屋』の予告動画

映画『クーリエ 最高機密の運び屋』の登場人物(キャスト)

グレヴィル・ウィン(ベネディクト・カンバーバッチ)
どこにでもいるセールスマン。突如MI6とCIAに目をつけられ、キューバ危機の元スパイとして活動することになる。
オレグ・ペンコフスキー(メラーブ・ニニッゼ)
ソ連軍参謀本部情報総局の高官。かつて祖国を裏切ってまで、世界平和のために尽力する。

映画『クーリエ 最高機密の運び屋』のあらすじ(ネタバレなし)

時は東西冷戦下。セールスマンのグレヴィル・ウィンに、とある人物が接触してきた。その人物とは、なんとCIAとMI6のエージェント。彼らは、グレヴィルに、販路拡大と嘯かせモスクワへと出向き、そこでソ連の機密情報をペンコフスキー大佐から受け取れと指示する。つまり、グレヴィルにスパイになれと言うのだ。しかし、スパイが捕まるということは即ち死を意味する。あまりの事態に協力を拒否するグレヴィルだったが、理想のために祖国を裏切ったペンコフスキーに説得され、渋々承諾してしまう。しかし、当然ながら最高機密の譲渡は一筋縄ではいかず…?

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映画『クーリエ:最高機密の運び屋』のネタバレあらすじ結末と感想
映画『クーリエ:最高機密の運び屋』のネタバレあらすじと感想。ストーリーを結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載。

映画『クーリエ 最高機密の運び屋』の感想・評価

ベネディクト・カンバーバッチの本気

ベネディクト・カンバーバッチは、非常に才能豊かな俳優。両親が俳優というサラブレッド、名門校出身という華々しい経歴、確かな演技力、そして、人々から愛される愛嬌。そんなベネディクトは、仕事を選ばないことでも有名。売れっ子俳優なのだから、もう少し出演作を選んでもよさそうなものだが、それをしないのがベネディクト。B級作品からコメディ、そして、最新作のような伝記作品にも出演する。このように様々な一面を見せてくれるからこそ、ベネネは多くの人から愛されているのかもしれない。シリアス作品ということもあり、本作ではベネディクトの真剣な、純粋な演技力が見られることだろう。そんなベネディクトの姿にさらに魅入られること必至。

スパイの葛藤

スパイとはクールなものというイメージがないだろうか。敵勢力の懐に潜り込み、不可能と思われるミッションを涼しい顔でこなす。スパイのもたらした情報によって、戦争は大きく変化する。しかし、そのポーカーフェイスの裏で、スパイには様々な葛藤がある。任務内容を間違っても流出しないため、家族を守るため、家族には自分の仕事すら明かせずに嘘を強いられる。誰が裏切り者か、周囲を完全に信じきることは難しい。本作の主人公はスパイとはいえ、一般人に限りなく近いのだから尚更。歴史に名を残すことになるグレヴィルだったが、果たしてスパイとなって幸せだったのだろうか。その答えは、本作を見て確かめよう。

ベネディクト=歴史もの?

俳優には、それぞれ得意としているジャンルが存在することが多い。アクションに数多く出演するアクションスター、実写化作品にばかり出演する若手俳優…。そんな中で、ベネディクトは実在の人物の半生あるいは一生を追った、伝記作品によく出演している姿が窺える。最新作もその一つ。これまでベネディクトが演じてきた歴史上の人物を見ると、ホーキング博士、エジソン、アラン・チューリングなど錚々たる顔ぶれ。伝記作品には何が重要なのか。先人へのリスペクト、そして、フィクションのバランス。勿論フィクションばかりではそれは伝記作品ではなくなってしまうし、ただ事実を書き連ねただけでは味気ないこともある。やはり視聴者に目を向けてもらうには、多少の脚色も必要となる。果たして今作は、その微妙なバランスを保てるか。

映画『クーリエ 最高機密の運び屋』の公開前に見ておきたい映画

映画『クーリエ 最高機密の運び屋』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。映画『クーリエ 最高機密の運び屋』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁

今では、あらゆる作品に引っ張りだことなったベネディクト・カンバーバッチ。そんなベネディクトの代表作といえば、満場一致で『SHERLOCK』シリーズだろう。ベネディクトだけでなく、マーティン・フリーマンも発掘した、BBCによる人気ドラマ。その記念すべき初映画作品が本作である。シャーロック・ホームズを題材とした作品は数多くあるが、本シリーズの面白い点はシャーロック達が『現代に生きている』という設定。シャーロック達がスマホなどの現代機器を片手に、ロンドンの街を疾走する。元々1話90分という映画なみのボリュームでお届けしていたSHERLOCKシリーズ。本当に映画になったことで、さらなるパワーアップが期待される。

詳細 SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁

ジョーカー・ゲーム

エージェントと聞いて思い浮かべるものはなんだろうか。ジェームズ・ボンド、イーサン・ハント、峰不二子?彼らの殆どは、エージェントになるべく幼少期から厳しい訓練をこなしてきた者ばかり。しかし、全てのスパイがそういうわけではない。最新作の主人公は、特別な訓練を受けた人物というわけではなく、普通のセールスマン。彼のように、民間人出身のスパイが活躍する作品が本作。ハードボイルドアクションである柳広司による小説を、豪華キャストでアレンジしたもの。奇想天外な作戦や舌を巻く圧巻の技術は実物。原作に根強いファンも多い、日本を代表する日本出身のスパイ映画。

詳細 ジョーカー・ゲーム

イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密

最新作は、ベネディクトが演じる1960年代に実在したスパイ、グレヴィル・ウィンが主人公。ベネディクトが実在した人物を演じた超大作の伝記作品であるのが本作。第二次世界大戦最中、とある人物が発明した機会が戦争の行方を左右した。それこそが、アラン・チューリングによるエニグマ暗号解読機。エニグマ暗号は、当時ドイツが誇っていた高難度の暗号でした。その暗号を解読するべく集められた6人の人物。しかし、そのミッションは非常に達成困難で…?衝撃のラストと、そのシーンを見事に演じ切ったベネディクトの演技力の高さに、必ず心が動かされることだろう。

詳細 イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密

映画『クーリエ 最高機密の運び屋』の評判・口コミ・レビュー

映画『クーリエ 最高機密の運び屋』のまとめ

スパイ映画といえば、派手なミッションや作戦を思い浮かべる人も多いだろう。ビルからビルへと飛び移る、骨格までを変える華麗な変装。実際にスパイ映画でよく見る光景だ。しかし、実際のスパイ活動はそれほど派手ではない。そもそもスパイは、敵国にバレることなく任務を達成する必要がある。派手だとどうしても、任務に支障をきたすのだ。時折は派手なこともこなすだろうが、作品を盛り上げるためという理由が強い。その点、本作は実際の出来事に基づいているだけあり非常に現実的。しかし、だからこそ余計に、本当にこんな手段が用いられていたのかという驚きが込み上げてくる。逆に新しいかもしれない、現実的なスパイ映画、必見。

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