特殊部隊に所属するアルテミスは仲間と共に、消息を絶った偵察小隊の行方を追っていた。その時、砂嵐に巻き込まれ、モンスターが生存する未知なる世界に迷い込んでしまう。果たして、アルテミス達は元の世界に戻れるのだろうか?
映画『モンスターハンター』の作品情報
- タイトル
- モンスターハンター
- 原題
- Monster Hunter
- 製作年
- 2020年
- 日本公開日
- 2021年3月26日(金)
- 上映時間
- 104分
- ジャンル
- アクション
アドベンチャー - 監督
- ポール・W・S・アンダーソン
- 脚本
- ポール・W・S・アンダーソン
- 製作
- ジェレミー・ボルト
ポール・W・S・アンダーソン
デニス・ベラルディ
ロバート・クルツァー
マーティン・モスコウィック - 製作総指揮
- エドワード・チェン
ハワード・チェン
松岡宏泰 - キャスト
- ミラ・ジョボビッチ
トニー・ジャー
ティップ・“T.I.”・ハリス
ミーガン・グッド
ディエゴ・ボニータ
ジョシュ・ヘルマン
オウヤン・ジン
ロン・パールマン - 製作国
- アメリカ
- 配給
- 東宝、東和ピクチャーズ
映画『モンスターハンター』の作品概要
ゲームメーカー「カプコン」から発売されている、人気ゲームシリーズ『モンスターハンター』を元に制作された作品。ゲームシリーズは全世界で累計6500万本を超える大ヒットを記録している。映画『バイオハザード』シリーズでタッグを組んだ、ポール・W・S・アンダーソン×ミラ・ジョボビッチが再びタッグを組んだ。トニー・ジャー、ティップ・“T.I.”・ハリス、ミーガン・グッド、ディエゴ・ボニータ、ロン・パールマンらが出演している他、女優の山崎紘菜が受付嬢役で出演している。
映画『モンスターハンター』の予告動画
映画『モンスターハンター』の登場人物(キャスト)
- アルテミス(ミラ・ジョボビッチ)
- 特殊部隊所属。仲間と共に、未知の世界に迷い込んでしまう。身体能力が優れている。
- ハンター(トニー・ジャー)
- 未知なる世界で、モンスターを狩る仕事を生業にしている。大剣を携えている。
映画『モンスターハンター』のあらすじ(ネタバレなし)
特殊部隊に所属するアルテミスは仲間と共に、消息を絶った偵察小隊の行方を追っていた。手掛かりが何も掴めず焦りを感じていたとき、巨大な砂嵐が巻き起こる。車に乗って急いでその場を離れるが、砂嵐から逃れることはできなかった。
砂嵐が去った後、アルテミス達の前に巨大な生き物の骨が出現する。さらに、砂漠の中を爆走する未知の生物が出現し、絶体絶命のピンチに陥る。銃を乱射するが、全く効いていなかった。
アルテミス達の前に巨大な剣を携えた男が現れ、助けられる。彼はモンスターと戦うことを生業としている、モンスターハンターだった。アルテミス達はモンスターが生存する未知なる世界に迷い込んでいた。
アルテミス達は未知なる世界に生きる人達の手を借りながら、元の世界に戻るための手掛かりを集めた。
映画『モンスターハンター』の感想・評価
全世界累計6500万本超えの人気ゲーム
『モンスターハンター』はゲームメーカー「カプコン」から発売されているゲームシリーズのことで、全世界で累計6500万本を超える大ヒットを記録している。個人で遊んだり友人と協力プレイをしたりして、広大な場所をモンスターに挑みながら散策することができる。ハンドル式の肉焼き機で肉を焼くシーンは特に有名で、大人から子供まで多くのファンに愛され続けている。
本作はそんな『モンスターハンター』シリーズを元に制作された作品である。南アフリカの秘境でロケが行われており、ゲームの世界観にあった雄大な自然を感じることができる。また、最新鋭のVFXによって生まれた、迫力満点のモンスターのリアルな動きや質感にも注目してもらいたい。
『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン×ミラ・ジョボビッチ
映画『バイオハザード』シリーズで監督や脚本を担当したポール・W・S・アンダーソンと、主演を務めたミラ・ジョボビッチが再びタッグを組むことになった。
ポール・W・S・アンダーソンはSF青春映画『ショッピング』(1993)で映画監督デビューを果たす。日本でも大ヒットを記録した映画『バイオハザード』シリーズの他、SFホラー映画『エイリアンVSプレデター』(04)やSFアクション映画『デス・レース』シリーズなどの作品を手掛けている。
ミラ・ジョボビッチはモデルとして活躍した後、映画『トゥー・ムーン』(1988)でスクリーンデビューを果たした。映画『バイオハザード』シリーズで見せたキレのあるアクションシーンは好評で、多くのファンを虜にした。本作では特殊部隊に所属しているアルテミス役を務めており、アクションシーンにも挑戦している。映画『バイオハザード』シリーズの頃から全く劣っていない、キレのある動きは健在である。
日本語吹き替え版キャストも豪華!
主演を務めたミラ・ジョボビッチを始め、トニー・ジャー、ティップ・“T.I.”・ハリス、ミーガン・グッド、ディエゴ・ボニータなど、超豪華なキャストが出演している。だが、豪華なのは出演キャストだけではない。日本語吹き替え版キャストも、実力と人気を兼ね備えた豪華なメンバーが集結している。
主人公のアルテミス役は、アニメ『NARUTO -ナルト-』シリーズでみたらしアンコ役を務めた声優の本田貴子。ハンター役は人気俳優の松坂桃李。リンク役はアニメ『銀魂』シリーズで坂田銀時役を務めた声優の杉田智和。スティーラー役はアニメ『呪術廻戦』シリーズで五条悟役を務める声優の中村悠一。マーシャル役は俳優&歌手&声優とマルチな活躍を見せる声優の宮野真守らがキャスティングされている。
映画『モンスターハンター』の公開前に見ておきたい映画
バイオハザード
ポール・W・S・アンダーソンが監督・脚本を担当した作品。ゲームメーカー「カプコン」から発売されたゲームを元に制作された作品。ミラ・ジョボビッチが主演を務めており、記憶を失っている謎の女性アリス・アバーナシーを演じた。続編も制作されており、2016年12月23日に物語の最終章『バイオハザード: ザ・ファイナル』が公開されている。
アリス・アバーナシーは意識を取り戻すが、自分が何者であるか全く覚えていなかった。警察官を名乗るマットという男に取り押さえられたとき、アンブレラ社の特殊部隊が現れる。アンブレラ社は表向き医療などを取り扱う大企業だったが、裏では細菌兵器などの研究に手を染めていた。アリス達は特殊部隊に拘束され、アンブレラ社の地下極秘研究所「ハイブ」の中を移動することになる。
詳細 バイオハザード
ヘルボーイ(2019)
ミラ・ジョボビッチが最強の魔女ニムエ役で出演している。マイク・ミニョーラ原作のアメリカンコミックを元に制作された作品で、2004年に制作された映画『ヘルボーイ』のリブート作品。マイク・ミニョーラ自身が監修を務めている。アメリカ出身の俳優デヴィッド・ハーバーが主演を務めた。
地獄から召喚された悪魔のヘルボーイは、人間に育てられた。超常現象調査防衛局「BRPD」の一員として活躍し、魔物との戦いに勤しんでいた。ある日、紀元前517年に封印された魔女のヴィヴィアン・ニムエが、目を覚ます。ニムエは人間を滅ぼして魔物の世界を作ろうとしていた。ヘルボーイは世界を守るため、仲間と共に戦いに挑む。果たして、ヘルボーイはニムエを倒すことができるのだろうか!?
詳細 ヘルボーイ(2019)
アサシン クリード
ジャンル:アクション×アドベンチャー。コンピュータゲームの開発・販売会社「ユービーアイソフトモントリオール・スタジオ」が開発したゲームを元に制作された作品。オーストラリア出身のジャスティン・カーゼルが監督を務めた。パルクール・アクションは疾走感と迫力があり、見応えがある作品に仕上がっている。
カラムは殺人罪で死刑を執行されたはずだった。だがその後、彼は目を覚ます。カラムは遺伝子記憶の再現装置「アニムス」によって、500年前の祖先の記憶を追体験することになる。そこは、ルネサンス期のスペインだった。カラムはアサシン教団の一員であるアギラールの人生を体験する。教団は「エデンの果実」と呼ばれる秘宝を守っていた。謎の敵や組織の存在が明らかになる中、歴史に隠されていた真実が浮かび上がってくる。
詳細 アサシン クリード
映画『モンスターハンター』の評判・口コミ・レビュー
#モンスターハンター 怪獣映画をメインに、パニック、サバイバル、ホラー等々をギュッと詰め込み、異文化交流のほんわかシーンに癒される、フルスロットル娯楽作品。途中浮かび上がる少々雑な展開や疑問点も、迫力ある映像に押し切られ最後まで十分楽しめました。劇場で観てほしい快作! #映画モンハン pic.twitter.com/LI9Z5D5NUH
— チェキロ (@check_row) March 27, 2021
映画モンスターハンター、視聴完了!
モンスターの恐ろしさはもちろん、素材集めや罠の設置などなど、原作愛を感じる映画でした。
ただ…ツッコミどころや気になるところがあったのも事実…。
語りがいのある映画になりそうです。 pic.twitter.com/ckkvDO2dqg— カニカマ 棍 (@kanikama2623) March 26, 2021
映画『モンスターハンター』ゲームに思い入れが無いのでファン目線で見たらどうかはわかりませんが、徹頭徹尾娯楽に振り切っていて大満足でした。やたらチャーミングなトニー・ジャーとミラ様の珍道中も楽しかったし、サクサク進むのでダレない。牛丼食いたい時に出てくる牛丼みたいな映画で大好きです pic.twitter.com/ccWbAbPfRJ
— アンザイ (@anzaioden) March 26, 2021
モンハン映画観てきた。「クソ映画なの?」って聞かれたら視線を泳がせつつ「………はい」としか答えようがない映画ながら、「B級モンスター映画が好きでモンハンもプレイしている」ような人が観ればかなり美味しい映画なので(自分は良く楽しめた)、ライズを一端止めて観に行っても損はないですよ! pic.twitter.com/YpYR7Gb1eQ
— でるた (@delta0401) March 27, 2021
映画『モンスターハンター』のまとめ
「モンハン」の愛称で親しまれている大ヒットゲーム『モンスターハンター』シリーズが、ついに実写映画化されることになった。本作と同じように人気ゲームを元に制作された映画『バイオハザード』シリーズでタッグを組んだ、ポール・W・S・アンダーソン×ミラ・ジョボビッチが再びタッグを組んでいる。壮大なゲームの世界観と迫力あるモンスターをどこまで再現できているのか、ぜひ楽しみにしていて欲しい。そして、受付嬢役でハリウッドデビューを果たした女優の山崎紘菜の活躍にも注目してもらいたい。
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