かつて仲間と共に不可能と思われる盗みを実行してみせたダニー・オーシャン。今作の主人公は、なんとダニーの妹!?各分野のスペシャリスト達が集結。再び、超高難度の強盗計画が実行される!
映画『オーシャンズ8』の作品情報
- タイトル
- オーシャンズ8
- 原題
- Ocean’s 8
- 製作年
- 2018年
- 日本公開日
- 2018年8月10日(金)
- 上映時間
- 110分
- ジャンル
- サスペンス
アクション - 監督
- ゲイリー・ロス
- 脚本
- ゲイリー・ロス
- 製作
- スティーブン・ソダーバーグ
スーザン・イーキンス - 製作総指揮
- マイケル・タドロス
ダイアナ・アルバレス
ジェシー・アーマン
ブルース・バーマン - キャスト
- サンドラ・ブロック
ケイト・ブランシェット
アン・ハサウェイ
ミンディ・カリング
サラ・ポールソン
オークワフィナ
リアーナ
ヘレナ・ボナム・カーター - 製作国
- アメリカ
- 配給
- ワーナー・ブラザース映画
映画『オーシャンズ8』の作品概要
近年、あの『ゴーストバスターズ』が時を経てリメイクされ、なんと主要な登場人物をほとんど女性に変更するという斬新な改変をしたことで話題となった。今作も、かつて大ブームを巻き起こした『オーシャンズ11』を登場人物を女性に一新してリメイクしたもの。サンドラ・ブロックやケイト・ブランシェットといった超豪華キャストが起用されている。それぞれの分野におけるスペシャリスト達が、とある大きな盗みのために集結。しかし、主人公の本当の狙いは盗みとは別にあった!?それぞれの得意分野を活かしたクールな仕事っぷりと、女性だからこそ作り上げられる雰囲気や新たな魅力にも注目。
映画『オーシャンズ8』の予告動画
映画『オーシャンズ8』の登場人物(キャスト)
- デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)
- かつて不可能と思われる盗みを果たしてみせたダニー・オーシャンの妹。仮出所後、再び盗みに手を出す。
- ルー(ケイト・ブランシェット)
- デビーの親友かつ犯罪の相棒。デビーが立案した計画に手を貸す。
- ローズ(ヘレナ・ボナム・カーター)
- 少々変わっているファッションデザイナー。借金に苦しんでおり、デビーの計画に参加する。
- アミタ(ミンディ・カリング)
- チームに参加することになった宝石職人。実家から出て新しい生活を始めたいと思っている。
- ナイン・ボール(リアーナ)
- 凄腕のハッカー。デビー達の誘いに乗りチームに参加する。
- コンスタンツ(オークワフィナ)
- チームの一員で、凄腕のスリ師。
- タミー(サラ・ポールソン)
- チームの一員。盗品の売買に関しては右に出る者はいない。
- ダフネ・クルーガー(アン・ハサウェイ)
- 世界的知名度を誇る女優。デビー達が狙うネックレスを身につけている。
映画『オーシャンズ8』のあらすじ(ネタバレなし)
かつて仲間と共に一寸の狂いも許されない完璧な盗みを働いてみせた伝説の犯罪者、ダニー・オーシャン。そして、そんなダニーにはなんと妹がいた。その妹、デビー・オーシャンは現在警察に捕まっていた。オーシャン家は一族揃って盗人で、デビーはその罪で逮捕されたのである。デビーは、もう二度と盗みは働かないと誓う。
しかし、晴れて仮出所を果たしたデビーはそんな固い決意はどこへやら、次々と盗みを繰り返すのだった。そして、デビーはかつての兄のように超高難度の犯罪に挑む。しかし、それを行うには彼女一人の力では不可能だった。そこで、彼女は親友で相棒のルーに声をかける。さらに、万引きのプロや宝石職人、ハッカー、ファッションデザイナーなど様々なジャンルに長けた女性達に声をかけ、ドリームチームを結成するのだった。しかし、実はデビーの真の狙いは盗みだけではなかった!?
映画『オーシャンズ8』の感想・評価
圧倒的美貌!あなたの推しメンは誰だ
この映画の見所は何といっても多数出演している超一流の女優達。アン・ハサウェイやサンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェットといった、数々の名作に出演してきた世界トップレベルの美貌を持った名女優達が集結。各映画でヒロインを張るような彼女達を一度に見られるとは、なんとも眼福な映画である。圧倒的美貌の女性達が華麗に盗みを働くシーンや、美しいコスチュームに身を包んだ姿が今から楽しみでならない。その他、カメレオン女優とも称される天才、ヘレナ・ボナム・カーターが今作ではどのような演技を見せてくれるのかも必見。あなたの推しメンが必ず見つかる一本。女性ファンにとっても男性ファンにとっても色々な意味で楽しみな映画である。
なかなか味わえないリッチな世界。気分は大金持ち!?
今作であのアン・ハサウェイが演じるのはトップレベルのお金持ち。そんな彼女が身に纏う数々のブランド物の衣服や、今回の盗みのターゲットである最上級のネックレスなど、なかなか現実世界ではお目にかかれない代物が多数使用されている。また、今作の撮影は主にニューヨークで行われているが、撮影地となった場所がこれまた有名どころばかり。メトロポリタン美術館、カルティエ、プラザホテルなど、世界に名高い歴史ある建造物やブランドの店が撮影協力を行なっている。興味があっても、中々日本からニューヨークに行く時間はないもの。この映画を見て少し観光気分を味わう、ブランド物を見て金持ち気分を味わうのも楽しいかもしれない。
これまでのオーシャンズシリーズ1番の成績!
言わずと知れた、オーシャンズシリーズの人気ぶり。数多くの人気俳優陣の起用や常に観客を良い意味で裏切り続けるストーリー展開など、その人気も納得である。しかし、そんな一時代を築いた過去のオーシャンズシリーズを抜き、今作、『オーシャンズ8』が全米興行収入4150万ドルを達成。これは日本円にして約45.6億円という大ヒット。まだまだ上映は続いているので、これからさらにこの数字を伸ばしていくことが予想される。そして、この数字は全オーシャンズシリーズの中でも史上最高のオープニング成績となっている。それだけこのシリーズに対する人々の期待が高いことが伺える。主人公がこれまでとは異なるため、おそらく過去のシリーズを見ていなくとも楽しめる作品になっているだろう。これを機にオーシャンズシリーズに足を踏み入れ、今作を気に入れば過去の作品も見てみるといいだろう。いずれも映画史に名を残すレベルの名作である。
映画『オーシャンズ8』の公開前に見ておきたい映画
オーシャンズ11
今作、『オーシャンズ8』の基となっている大人気サスペンス・アクション映画。その人気故、その後続編にあたる『オーシャンズ12』、『オーシャンズ13』も制作されている。盗みのプロ、爆破のプロ、ドライビングのプロなど、様々な分野におけるスペシャリスト達が一堂に会し、特別チームを結成。超高難度のミッションに挑む。注目すべきは、そのあまりに豪華なキャスト陣と、最後の最後まで楽しめるテンポの良いストーリー展開。ジョージ・クルーニーやブラッド・ピット、マット・デイモンなど様々な世代のスーパースター達が共演。続編が作成できたことが奇跡と思えるほどの、映画界でも稀に見る豪華なラインアップである。ストーリーは最後まで手に汗握る展開が続き、オチが読めない映画が好きな人にもおススメな一本。
詳細 オーシャンズ11
SPY/スパイ
今作、『オーシャンズ8』同様、特殊技能を持った女性が大活躍する映画。CIAの内勤分析官であるスーザン・クーパーは、イケメンの相棒ブラッドリー・ファインとコンビを組み日々難事件を解決してきた。しかし、ある日ブラッドリーは任務中とある女性ターゲットに殺されてしまう。仕事上のパートナーとしても一人の女性としてもブラッドリーに好意を抱いていたスーザンは、自ら現場に出て復讐を果たすことを誓う。そして、一見太っちょのおばさんのスーザンは、実はスパイとして超一流の腕を持っていた!?スパイにあるまじきハチャメチャな行動をとるスーザンは、見ていて誰もが好きになるはず。また、アクション映画好きにはお馴染みのジェイソン・ステイサムも出演しているが、なんとあのステイサムがドジばっかりの無能なキャラクターを演じる。普段は完壁な役柄を演じるステイサムの新しい一面も楽しめる映画。
詳細 SPY/スパイ
エクスペンダブルズ
今作、『オーシャンズ8』のように、各分野のスペシャリスト達が集いドリームチームが結成される展開には、誰もが胸を熱くすることだろう。『エクスペンダブルズ』はそういった映画の代表作。あらゆる武器、格闘技に精通したプロが集結して結成された傭兵集団、それがエクスペンダブルズ。それぞれのキャラクター達の見せ場もしっかりと用意されているなど、アクション映画ファンの見たいものを完壁に理解している一本。それも、これまで数多くのアクション映画に出演してきたシルベスター・スタローンが監督を務めた故だろう。スタローン以外にもジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ミッキー・ローク、アーノルド・シュワルツェネッガーなど、これまで第一線に立ち続けたアクション俳優ばかりが出演。後にも先にも、これ以上に豪華なアクション映画は登場しないだろう。
詳細 エクスペンダブルズ
映画『オーシャンズ8』の評判・口コミ・レビュー
美しい悪女達が史上最強のオーシャンズを再結成して華麗に宝石を盗む!『オーシャンズ8』鑑賞。何この目の保養過ぎる映画。豪華な舞台に美しき女優陣。あまりに贅沢過ぎる世界に只々脱帽するしかありませんでした。是非皆様にも劇場へ足を運んで頂き、圧倒的な美の暴力の前にひれ伏して来て貰いたい。 pic.twitter.com/aW3qfyXbvU
— Mia (@Mia_MovieX) 2018年8月11日
『オーシャンズ8』感想
・徹頭徹尾ケイト様がやばい
・サンドラ・ブロック、54歳なの?!
・2トップ最高
・ケイト様に抱かれたい
・アン・ハサウェイ美しい
・安定のヘレナ・ボナム=カーター
・ナインボールが好き
・ケイト様の女になりたい
・どのお召し物も素敵ですケイト様…
・ケイト様に抱かれたい— 峠の我が家 (@deer_antelope) 2018年8月10日
「オーシャンズ8」マジで明確に女性に向けた映画なのでぜひ見てください。特に終盤、8人目が明らかになる辺りからのひとつひとつが、あなたにも、あなたにも、あなたにも向けているのだと、すべての女性のために作っていることを次々と宣言するような展開なんです。泣いたよ。
— チキささ (@c_ssk) 2018年8月10日
男と対等に闘う女だってもちろん見てて楽しいけどさ、そもそも男と競わなくてもいいし力を借りなくてもいいし、女だけでなんでもできる、それがオーシャンズ8
— サカエ (@s_k_e_73) 2018年8月10日
「オーシャンズ8」
気持ちの良い犯罪計画映画。テンポが良いので、ボーッとしてたら置いていかれる。サンドラ・ブロックとケイト・ブランシェットの間に漂う、長年の相棒感! ハッカー役のリアーナもハマってた。けど、一番美味しかったのは、間違いなくアン・ハサウェイ!自惚れやの女優を熱演! pic.twitter.com/sa5GanI8rJ— 100Fe (@enjoy_cinema) 2018年8月11日
映画『オーシャンズ8』のまとめ
豪華なキャスト陣、スタイリッシュな展開、これぞまさしく女性版、『オーシャンズ11』。10年以上ぶりとなるオーシャンズシリーズの新作ということで、制作が発表された時点から人々の期待はかなり高く、ハードルも高い一本だった。しかし、既に公開が始まっているアメリカでは高評価を得ており、今作がその高いハードルをも超えるハイクオリティに仕上がっていることが伺える。MIPシリーズ然りボーンシリーズ然りこれまでのオーシャンズシリーズ然り、これまでこういった映画は何かと男性が主役に据えられがちであった。そんな中で女性を主体とした今作の発表。映画会においても新しい風を巻き起こすこととなるかもしれない。
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