見るのが怖いけれど、見ないで終わる方もっと怖い!こんな状況になったら耐えられない!そんなパニック映画を、ランキング形式で紹介します。
ハラハラしすぎて心臓が持たない。もうパニック映画はしばらく見たくない。けれど気になって見てしまう。そんなパニック映画のおすすめ10作品を、ご紹介します。ウィルス感染ものや、ホラーテイストの作品を中心に集めてみました。普通のホラーやパニック映画に飽きてしまった方は、特に楽しめると思います。
第1位 REC レック
注目ポイント&見所
カルト的人気の低予算ホラー映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」と同じく、カメラマンが撮影しながら進むPOVモキュメンタリー映画で、手ブレした映像から緊迫感が伝わる作品。消防士の密着ドキュメンタリーを撮影するはずが、謎の感染症が蔓延していき隔離されてしまうというハプニングに巻き込まれる様子が生々しく描かれている。感染者に噛まれたら助かる道はないというドキドキ感はかなりのもの。
詳細 REC レック
第2位 REC3 レック3
注目ポイント&見所
「REC」シリーズの番外編ともいえる作品で、他のシリーズとは違ってPOV形式ではなく、登場人物や場所も変更になった作品。ホラー色が強く、残酷描写もたくさん使われている。ビデオカメラが回っていた結婚式で、犬に噛まれたという出席者が豹変し、カメラが壊れてからは普通の映画のように撮影されるという変わった手法がとられている。また、登場人物視点でのカメラワークも使われて、1作目2作目とは違ったドキドキ感がある。
詳細 REC3 レック3
第3位 自殺サークル
注目ポイント&見所
女子高生54人による謎の集団自殺から、徐々に自殺の連鎖や猟奇事件が発生していき、事件として捜査をしていた刑事までもが自殺を選んでしまうという不気味な作品。自殺の連鎖が延々と続いていくのだが、小学生アイドルグループが鍵を握るとわかり、ハラハラドキドキの展開へと発展していくのが見どころ。自殺というタブーを利用したり、「あなたとあなたの関係」という謎々のような台詞が、作品の気持ち悪さを増幅させている。
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第4位 感染列島
注目ポイント&見所
もしも日本で未知の伝染病が広まったら?という仮定で、医療関係者たちや政府関係者、一般人も慌てふためく様子が描かれている。リアリティは無いが、「もし」という前提の下に見ていくと、ハラハラさせられる。「もし、本当にパンデミックが起こったら?」「もし、本当に自分が感染したら?」という問題提示がされていて、設定は面白い。どこか後味の悪い作品で、“本当にパンデミックが起こったら”という余韻を残す作品。
詳細 感染列島
第5位 コンテイジョン
注目ポイント&見所
もしも世界で未知の伝染病が蔓延したら?という、「感染列島」の世界版のような設定だが、コンティジョンはとてもリアリティがある。登場人物が全員、聖人君子というわけでもなく、自分の家族だけ逃がそうとする医師や、調査にやってきた女医を誘拐してワクチンを独占しようとする人々、第一感染者の浮気相手がネットでデマを拡散するなど、「ありそう」な展開が用意されていて、気持ちの悪いドキドキ感を煽ってくれる。
詳細 コンテイジョン
第6位 ザ・インシデント
注目ポイント&見所
精神病院のキッチンでバイトをしながらメジャーデビューを目指すバンドマン3人とコックが、突然の停電と凶暴化した患者に襲われるという驚愕のストーリー。バイオレンスなシーンの連続で、謎の拷問を仕掛けてくる患者たちの執拗な動きにハラハラさせられる。警察が到着するまでの時間が恐ろしく長く、到着した時には主人公もボロボロになっていて、見ている側も泣きたくなるような拷問シーンの連続。着地点のない、不気味なラストには驚かされる。
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第7位 28週後…
注目ポイント&見所
人間を凶暴化させるレイジウィルスが蔓延した世界を描いた「28日後…」の続編。感染を免れた2人の子供と共に保護区域に避難した家族が、ウィルスに感染しても発症が見られない「無症候性キャリア」という体質によって、再びレイジウィルスを拡散させてしまうという絶望の物語。前作よりもレイジウィルス感染者の動きが迫力あるものになっていたり、バイオレンスシーンが多くなっている。ゾンビ(正確には感染者)が走って追いかけてくるドキドキ感が、このシリーズの醍醐味。
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第8位 28日後…
注目ポイント&見所
レイジウィルスという、人間を凶暴化させる伝染病によって世界が壊滅状態になり、感染していない人々だけで生き残ろうと奮闘するストーリー。猛スピードで走るゾンビとして注目を集めたが、ゾンビではなく凶暴化した感染者という表現が正しい。生き残った軍のメンバーも理性のタガが外れてしまっており、感染者の命を奪うことを楽しんでいる様子はゾッとさせられる。
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第9位 デッドコースター
注目ポイント&見所
「ファイナル・デスティネーション」シリーズの第2作目で、前作の飛行機事故や生存者クレア、ハイウェイ事故を予知した今作主人公のキンバリーと生存者の奇妙な繋がりが見どころ。第1作目でアレックスが飛行機事故を回避したことから、運命の歯車がずれてしまった様子や、生き残るためのルールと謎解きにハラハラさせられる。順番がわかっていても、じりじりと追い詰めてくる運命やトラップが巧妙なのは健在。
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第10位 ドラゴンヘッド
注目ポイント&見所
人気漫画が原作で、大地震がきっかけで崩壊した世界と、パニックに陥った人間の恐怖をリアルに描いた。しかし東日本大震災の傷跡が未だに残る地域を考えると、娯楽映画として見るのは避けたくなる一面もある。リアリティを追求しすぎた結果、パニックに陥った登場人物に対して「まだ叫び続けるのか?」という感情が芽生えるのも事実。主人公の高校生テルが、独裁者気取りになった元いじめられっ子に暴力を振るわれたり、モラルが無くなった世界での暴動などはハラハラさせられる。
詳細 ドラゴンヘッド
まとめ
ホラー色の強い作品や、ディストピア映画を中心に10作品選びましたが、ランキングの順位に関わらずどの作品も背筋に嫌な汗をかきながら、ハラハラドキドキさせられるものばかりです。モンスターに襲われないパニック映画を見たい場合は、楽しめる作品ばかりだと思います。
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