涙活という映画鑑賞法があります。お気に入りの恋愛映画を観ながら、思いっきり泣いてみませんか?切ない泣ける恋愛映画10作品をランキングで紹介します。ヒロインになりきることで人生のヒントが掴めますよ。
切ない泣ける恋愛映画のおすすめランキング10選
何度見ても泣ける恋愛映画には、切なさと愛おしさが詰まっています。恋愛で幸せになりたい!青春時代のトキメキを取り戻したい!そんなあなたにおすすめの映画です。「ロミオ&ジュリエット」などの名作から、最近の話題作「あと1センチの恋」までどの世代でも泣ける秀作を集めました。
ヒロインに共通するのは、どんな困難でもあきらめずに愛する人を信じること。愛する勇気が湧いてくる作品に出会って、自分の中にある輝きを再発見しませんか。ストレス解消に泣くことはいいのです!イケメン俳優も見つけちゃおう。
第1位 シザーハンズ
注目ポイント&見所
奇才ティム・バートン監督が描く、人造人間のエドワードとペグの娘キムのラブストーリー。雪が降る日にキムが思い出すのは、優しいエドワードの事。ジョニー・デップ演じるエドワードとウィノナ・ライダーのキムの抱擁シーンで、”抱きしめて””できない・・”という一言が切なく響きます。
見所は、エドワードがハサミで芸術的に庭や犬をカットするシーンや愛するキムとのアイスシーンです。ティム・バートン世界に浸れば、純粋で心が震えるような恋がしたくなるハズ!ラストシーンは涙なしでは観れません。
詳細 シザーハンズ
第2位 ロミオ&ジュリエット
注目ポイント&見所
レオナルド・ディカプリオ&クレア・デーンズが演じる運命の恋。パズ・ラーマン監督が、シェイクスピア戯曲を現代風にアレンジした作品です。仮装パーティでロミオとジュリエットが初めて出会うシーンや屋敷のプールで愛を告白するシーンが見どころ。
水も滴るいい男であるレオナルド・ディカプリオのイケメンっぷりは必見です!パズ・ラーマン監督の極彩色でスピード感あふれる映像と共にお楽しみ下さい。悲劇だと分かっていても想いが止まらない!シェイクスピア劇の美しい台詞をレオ様が言うととろけますよ。
詳細 ロミオ&ジュリエット
第3位 恋人までの距離
注目ポイント&見所
リチャード・リンクレイター監督、最高のラブストーリー。旅行中に出会ったアメリカ人のジェシーとフランス人女性セリーヌの一夜の恋。ウィーンを舞台に2人の人生、愛、哲学が会話を通して重なりあう時間がとても愛おしい。ジェシーを演じるイーサン・ホークのやんちゃな魅力とセリーヌ役ジュリー・デルビーの気品ある美しさ。
2人で歩くウィーン市街巡りなど見どころもいっぱい。ぜひ、3部作全てを観て、2人の恋が一夜限りではなく、ずっと続いてゆくと実感して欲しい。旅先でこんな風に運命の人と出会いたいと憧れます。
詳細 恋人までの距離
第4位 あと1センチの恋
注目ポイント&見所
幼馴染のロージー&アレックスは友人以上恋人未満の関係。12年のすれ違いを経て、ようやく2人は結ばれるか?誰もが共感し、2人の関係にハラハラ・ドキドキします!お互いを想い続ける姿に胸が締め付けられますよ。リリー・コリンズ演じる、ロージーがとってもキュート。
「ハンガーゲーム」でブレイクした若手俳優サム・クラフリン演じるアレックス。不器用なアレックス役を好演しています。恋愛って、タイミングがずれてしまうと難しい。だけど案外近くに王子様がいるかも!ラストの2人のキスシーンは必見です!
詳細 あと1センチの恋
第5位 きっと、星のせいじゃない
注目ポイント&見所
「(500)日のサマー」の脚本家コンビ、スコット・ノイスタッター&マイケル・H・ウェバーによる青春ラブストーリー。難病ものであるが、明るく短い人生を全うしようとする少女ヘイゼルの姿に好感が持てます。末期のガンであるヘイゼルがガンで悩む会に参加し、骨肉腫で右足を切断したガスと出会います。
2人の恋とオランダへの旅。死があるからこそ輝く生き方が学べます。お涙頂戴ものと思ってはダメ。シャイリーン・ウッドリー&アンセル・エルゴートの演技が素晴らしく、それだけでも泣けます。
詳細 きっと、星のせいじゃない
第6位 アバウト・タイム 愛おしい時間について
注目ポイント&見所
「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス監督のロマンティク・ラブコメディ。主人公ティムは、21才の誕生日に父からタイムトラベルの能力を持っている事を知らされ、恋人を得る為にその能力を使うという不思議な物語。家族愛という温かさと人生で避けられないもの(死や病気)がある事に気づく。
純粋な青年ティム役のドーナル・グリースンや父親役ビル・ナイの演技に注目して下さい。主人公だけでなくみんなが幸せになれるラストに涙が止まりません。当たり前の日常&家族に感謝したい。
第7位 小さな恋のメロディ
注目ポイント&見所
11才の少年ダニエルと少女メロディの恋を描いた1971年の名作映画。一緒にいたいというピュアな感情がほほえましい反面、大人たちの思惑によって引き裂かれてしまう。ビージーズの”メロディ・フェア”など名曲がさらに胸キュン度を高めます!大人になって再見しても、新鮮な感動がいっぱい。
特にお墓で語り合うシーンや雨宿りするシーンが素敵。少年・少女達の可愛らしさにも癒されます。子供から大人まで泣ける映画としておすすめ。ワリス・フセイン監督、「エビータ」のアラン・パーカー脚本。
詳細 小さな恋のメロディ
第8位 ブロークバック・マウンテン
注目ポイント&見所
ゲイ映画NO、1という高い評価を得ている作品です。「グリーン・ディステニー」のアン・リー監督が描く、カウボーイの男達の秘められた愛。ヒース・レジャーとジェイク・ギレンホールの演技が素晴らしい。2人の一途な想いに泣けるという声が多い。
ブロークバック・マウンテンの美しくも厳しい自然にも注目して下さい。ただ2人が貫く愛に対して共感できない面もあり、観る人によっては評価が分かれるだろう。純粋な愛として観れば、ラストシーンのイニスの想いが沁みてきて号泣するだろう。
第9位 her 世界でひとつの彼女
注目ポイント&見所
スパイク・ジョーンズ監督が描く、パソコンの人工知能OS・サマンサに恋した男の物語。主人公セオドアをホアキン・フェニックスが繊細に演じています。サマンサ役、スカーレット・ヨハンソンのセクシーな声も魅惑的。女性より男性のほうがこういう設定にグッときてしまうのかも。
機械に恋するなんておかしいかな?とか愛することの痛みなど考えさせられるシーンが多いです。気持ちを押し付けるのは愛ではないことに気づかされる映画です。ラストの展開はイマイチだが、映像美とサマンサの声にメロメロです。
第10位 ラブ・アクチュアリー
注目ポイント&見所
「ノッティングヒルの恋人」の脚本家リーチャード・カーティスが描く、聖夜の愛の物語。十人十色の愛が描かれ、幸せな気分にさせてくれます。特に「恋人はサンタクロース」を歌いながらドラムをたたく少年のシーンや友人の花嫁に片思いする男の物語など泣けるエピソードがいっぱい。
英国首相役ヒューグラントや花嫁役キーラ・ナイトレイ、「メイズライナー」で成長を見せたトーマス・サングスターと豪華な俳優陣の演技が見どころです!ぜひ、クリスマスに家族や恋人とご覧下さい。
詳細 ラブ・アクチュアリー
まとめ
泣ける映画だから素晴らしい作品なのではありません。心が動くかが重要です。紹介した10作品は、何年か後にもう1度観てもキュンとなるはず!特に恋愛映画でハズレがないのは、リチャード・カーティス監督作品。人物描写に優れており、共感度もMAX!何度も観たくなる魅力があります。
男女間の恋愛もいいが、家族愛にも注目して下さい。イケメン俳優再評価も楽しい。最近は汚れ役の多いイーサン・ホークですが、彼の真骨頂はやはり恋愛映画でこそ発揮されています。ビフォアシリーズは、人間ドラマとしても秀逸なのでお見逃しなく!
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