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「ストックホルム・ケース」のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

ストックホルム症候群という言葉の起源にもなった、当時世間を震撼させた衝撃の事件。そんな事件が、時を経てとうとうスクリーンに。豪華俳優陣が送る、クライムドラマ。

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ストックホルム・ケースの作品情報

ストックホルム・ケース

タイトル
ストックホルム・ケース
原題
Stockholm
製作年
2018年
日本公開日
2020年11月6日(金)
上映時間
92分
ジャンル
サスペンス
監督
ロバート・バトロー
脚本
ロバート・バトロー
製作
ニコラス・タバロック
ロバート・バトロー
ジャナサン・ブロンフマン
フレデリク・ザンダー
製作総指揮
スコット・アバーサノ
ジェイソン・ブラム
ウィリアム・G・サントール
ジョン・ヒルズ
アンドリュー・チャン=サン
パトリック・ロイ
クリスティーナ・クバッキー
ウィル・ラッセル=シャピロ
ローウェル・コーフィール
ヨン・マンケル
ハリー・スミス
ドン・ヘイル・Jr.
キャスト
イーサン・ホーク
ノオミ・ラパス
マーク・ストロング
ビー・サントス
クリストファー・ハイアーダール
マーク・レンドール
イアン・マシューズ
製作国
カナダ・スウェーデン合作
配給
トランスフォーマー

ストックホルム・ケースの作品概要

ノルマルム広場強盗事件という、実在した事件を耳にしたことがあるだろうか。1973年にスウェーデンのストックホルムで起きた、銀行強盗事件である。そして、この事件はとある理由から現在に至るまで名が知られている。後にストックホルム症候群と名付けられるその現象を、作中では何故そういった行動に至ったのか、丁寧に描き出している。銀行強盗をテーマにした作品は数多くあるが、本作はそれらの作品とは一線を画する作品。イーサン・ホーク、マーク・ストロング、ノオミ・ラパスといった実力派ばかりを揃えた豪華さも売り。

ストックホルム・ケースの予告動画

ストックホルム・ケースの登場人物(キャスト)

ラース(イーサン・ホーク)
何をやってもうまくいかない悪人。自由の国アメリカに逃亡するため、銀行強盗を企てる。
ビアンカ(ノオミ・ラパス)
ラースによって人質にとられた女性。ともに時間を過ごしていく内に、何故かラースに親近感を抱いていく。
グンナー(マーク・ストロング)
ラースの相棒。刑務所に収監されていたが、ラースによって再び自由を得る。

ストックホルム・ケースのあらすじ(ネタバレなし)

ある日、平和だった街の一部で事件が起きる。町の銀行に、銀行強盗が出没したのだ。強盗を働いたのは、ラースという名の悪党。悪党と言っても、何もやってもうまくいかずうだつの上がらない日々を送っていたラース。そんな彼の目的は、銀行強盗で手に入れた金で自由の国、アメリカに渡ることだった。たまたま銀行に居合わせた3人を人質に取ったラース。人質を解放する代わりに、ラースは金と逃走用の車、そして、刑務所に収監されている仲間、グンナーの解放を要求する。まず、グンナーの釈放に成功したラース。しかし、ここで警察が思わぬ手段に出る。なんと、ラース達を銀行に閉じ込めてしまったのだ。絶体絶命と思われたラース達。しかし、その時、誰もが想像していなかった出来事が起こる。

ストックホルム・ケースの感想・評価

ストックホルム症候群

ストックホルム症候群という言葉を聞いたことがあるだろうか。ストックホルム症候群とは、誘拐事件の被害者と加害者の間に生まれる関係性を指した言葉。自身に危害を加える加害者に対して、憎しみや恐怖といった感情を抱くのが本来であれば普通である。しかし、犯人と長い時間を共有することから、犯人に対して仲間意識や好意を抱いてしまうことがある。これを、ストックホルム症候群というのだ。そして、この言葉ができるキッカケになった事件が実際に存在した。それが、最新作で扱われている事件。当初は恐怖の対象でしかなかったはずの引きこもり事件の犯人。しかし、果たして、彼らの関係性はどのようにして、何をキッカケにして変わっていったのか。揺れ動く被害者の感情に注目して見てみよう。

禁断の愛

昔に比べ、愛の多様性が認められるようになってきた現代。しかし、現代においても、人々からあまり祝福されない愛というものが存在する。本作は、まさしくそういった、『禁断の愛』をテーマにしている作品なのではないだろうか。何せ、相手は犯罪者なのだ。例え犯罪者であっても、自らの罪を悔い改め新たな一歩を歩み出した人であれば別にいい。しかし、今回のケースの場合は、現在進行形で自分に危害を加えている加害者なのだ。通常であれば犯人は逮捕され、刑務所に収監されるだろう。つまり、このままいけば二人を待っているのは、間違いなく争いようのない別れだけなのだ。しかし、禁断の愛と分かっているからこそ盛り上がるものもある。果たして、今作の主人公とヒロインの、禁断の行方は如何に。

ラースの魅力

映画において、登場人物のキャラクターというものは映画の質を左右する重要な要素である。本作の主人公であるラースは、間違い無く悪人。銀行強盗を働き、さらには人質を取るという極悪非道の人物である。しかし、悪人というキャラクターにも様々なタイプがある。本作の悪人ラースは、悪人でありながらどこか憎めないタイプ。何をやってもうまくいかない、ドジばかりというお茶目な一面を持っている。では、この憎めない悪役タイプには他に一体どんなキャラクターがいるだろうか。アニメキャラにはなるが、ルパン三世などもそうだろう。カリスマに満ちた絶対的悪、というキャラクターも勿論魅力的だが、こういったどこか憎めないタイプは、親近感を覚えやすく観客にも好かれる傾向にある。映画を見ている内に、あなたもビアンカと同じくラースに協力したくなるかもしれない。

ストックホルム・ケースの公開前に見ておきたい映画

映画『ストックホルム・ケース』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。『ストックホルム・ケース』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

ボーン・アイデンティティー

これまでにも、犯罪者と被害者の間に恋愛関係が芽生えると言った映画は存在した。今回の場合、正確には犯罪者ではないかもしれないが、少なくとも主人公の理不尽によってヒロインが窮地に立たされるということには違いない。では、なぜそのような人物に惹かれてしまうのだろうか。危険な人物だと思うこそのスリル、いわゆる吊橋効果が働いているのだろうか。ヒロインであるマリーは、どこにでもいる平凡な女性だった。ただ、その日その時、偶然車を走らせていたというだけで事件に巻き込まれてしまう。彼女を巻き込んだ男の名前はジェイソン・ボーン。なぜか全ての記憶を失っており、且つ現地警察によって指名手配されていた人物だった。移動手段を必要としていたボーンに巻き込まれる形で、マリーもボーンの正体を知るための戦いに身を投じていく。

詳細 ボーン・アイデンティティー

2ガンズ

前述したように、銀行強盗をテーマにした作品は数多く存在する。その中でも、本作はかなり良作の部類に入るのではないだろうか。既に世の中に多く発表されているテーマだからこそ、いかに他の作品との違いを付けていくか、というところが人気を左右する大きな要因になっていく。主人公であるボビーとスティングは、互いに麻薬取締局の特別捜査官、アメリカ海軍情報局所属のエージェントという立場。二人の目的は、麻薬王パピ・グレコの組織に近づくことだった。しかし、捜査の途中で二人はそれぞれ、協力者や友を殺されてしまう。怒りに燃える二人は、グレコへの復讐を決める。その復讐方法とは、グレコの貸し金庫に隠された300万ドルを盗み出すことだった。果たして、巨大組織を相手に、二人の計画はうまくいくのだろうか。

詳細 2ガンズ

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

『真実は小説より奇なり』という言葉が存在する。最新作の場合においてもそう。被害者が犯人に肩入れするなど、それまで誰も想像していなかったのである。そして、本作も信じられないような出来事ではあるが、実際に起こったおぞましい事件がテーマに描かれている。クエンティン・タランティーノによって、2019年に映画化されたばかりの話題作。リック・ダルトンは、かつて知らぬ者はいなかったほどのテレビスターだった。しかし、時は流れ、すっかり彼の栄光も忘れ去られてしまっていた。また、彼には専属スタントマンであるクリフという親友がいた。しかし、彼もまた、仕事にありつけない厳しい毎日を送っていた。そんな頃、既に映画監督として名前が知られてきていたロマン・ポランスキーとその妻で女優、シャロン・テートが引っ越してきた。しかし、この二人との出会いが、リックとクリフの人生を大きく狂わせていくことになるのだった。

詳細 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

ストックホルム・ケースの評判・口コミ・レビュー

ストックホルム・ケースのまとめ

実は、監督であるロバート・バトローと主演を務めたイーサン・ホークがタッグを組むのは、本作が初めてのことではない。2015年に公開された『ブルーに生まれついて』でも、二人は作品をともに作り上げているのだ。監督が同じ役者を主演に起用するということは、それだけ二人の関係性が良好であった、良い作品が作り上げられるという自負があってのことだろう。当然、イーサン・ホークはこれまで数多くの作品に出演してきた名俳優。今作では、脇を固めている役者陣も超豪華ということもあり、前作よりパワーアップした二人の作品が見られそうだ。

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