日本でも人気のある俳優、ウィル・スミスは、ハリウッド俳優の中でも特に出演した作品が必ずヒットするドル箱俳優として有名である。コメディ色の強いSFアクションから、感動の人間ドラマまで、5本のおすすめ映画をご紹介する。
ウィル・スミスが出演するおすすめ映画5選
ウィル・スミスといえば、ヒット作の影響もあってか、地球を救う正義のヒーローというイメージが強いのではないだろうか。そんな印象があるからか、映画を観る前から「きっとウィル・スミスが最後はなんとかしてくれるだろう」と期待してしまう。そういう映画は観た後スッキリするし、それを味わいたくて観る人も多いかもしれない。どんなジャンルの映画でも必ず面白いが、数ある中から5つをピックアップする。
メン・イン・ブラック
注目ポイント&見所
これぞハリウッド映画と言えるSFアクション。ウィル・スミス演じるJとトミー・リー・ジョーンズ演じるKのテンポのいいやりとりが面白い。エイリアンを監視し、世間から隠す機関MIBが舞台で、気持ち悪いエイリアンがこれでもかというほど登場するが、ほぼコメディなので軽い気分で観ていられる。現在シリーズ3作目まで作られていて、本作は新米エージェントJがMIBの中で成長していくというストーリー。ウィル・スミスの代表作の一つである。
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アイ・アム・レジェンド
注目ポイント&見所
とあるウイルスによって人類のほとんどが死に絶えた地球。封鎖されたニューヨークで、科学者ロバート・ネビルは愛犬サムと二人きりで生活をしている。「地球最後の男」が世界を救うストーリーで、さすがウィル・スミス!と思える作品。展開は簡単に読めてしまうが、この作品は「ヒーロー」なウィル・スミスを楽しむものと割り切った方がいい。劇場版とソフト版ではラストが異なる。劇場版の方は公開当時不評だったようである。ソフト版ではちゃんと納得できるラストになっているので、こちらをおすすめする。
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エネミー・オブ・アメリカ
注目ポイント&見所
テロを未然に防ぐため、全ての人間を見張る法案が設立されようとする社会。その法案を巡って起こった事件をきっかけに、常に見張られ、追われる立場になってしまった男が、平穏な生活を取り戻すまでを描いたサスペンス映画。スピーディな展開で、ハラハラしながら観ていると時間を忘れるほど。このテーマは、現実社会でも起こり得ることなので、ただのフィクションだと思ってはいられないなと少し怖くなるくらいである。
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インデペンデンス・デイ
注目ポイント&見所
ある日突然地球に侵略してきたエイリアンと、人類生存をかけて戦うSF映画。『アルマゲドン』や『ディープ・インパクト』など、設定やストーリーが類似した作品はいくつもあるが、やはりこの手の映画は陳腐でもなんでも好きな人は好きなのである。ウィル・スミスの役どころは、軍に所属する戦闘機パイロット。撃墜したエイリアンを引きずり降ろして殴ったり、敵のマザーシップに乗り込んだり、物怖じしないカッコよさがある。
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幸せのちから
注目ポイント&見所
落ちぶれたホームレスが這い上がり成功をつかみ取る、実在の人物を基にしたサクセスストーリー。アメリカンドリームを手にした有名な人物の実話だけあって、ストーリーは単純で簡単に読めてしまうのだが、注目したいのは息子役にウィル・スミス本人の息子がキャスティングされていることである。実の息子との初共演で親子愛を描いた作品というだけで観る価値はある。ウィル・スミスの演技がとてもよく、アクションやコメディだけではないということを見せつけてくれた。
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まとめ
ウィル・スミスは、どんな役でも上手くやってのける。だから安心して観ていられるのである。ストーリーはイマイチだなあと思う作品でも面白かったと感じられる。彼の出演作に関しては、ストーリーや構成のすばらしさを楽しむというよりは、ウィル・スミスという役者を楽しむことが醍醐味なのだと思う。始めに言ったように、ウィル・スミス=正義のヒーローというイメージ通り、観客を裏切らないのだ。必ず楽しませてくれるスターだと思う。
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