コメディ映画のおすすめランキング20選(邦画)

ハートフルコメディに青春コメディ、ラブコメディから、ちょっと風変わりなコメディ作品まで。日本の多彩なコメディ映画のおすすめご紹介します。

邦画、洋画問わず、コメディ映画は数多くありますよね。その中でも、基になった小説、舞台の要素を生かした作品は、独特の空気があって思わず笑っちゃいますよね。評価が高かったり、鬼才と呼ばれる監督のコメディ映画も、ストーリーの進み方がオリジナリティあふれるものだったり。その監督ならではの工夫が、ファンにとって笑いを誘うものにもなりますよね。原作や舞台、監督の他の作品も見たくなってしまうような邦画ランキングでそろえてみました。

第1位 下妻物語

あらすじ

下妻に住む桃子は、父親が大阪で売っていた偽ブランド品の残りを、おこずかい欲しさに売ることに。そうして出会ったのは、地元暴走族のイチゴ。イチゴが、尊敬するレディースの頭、亜樹美のために特攻服に刺繍を入れたいと言い出し、振り回された桃子が刺繍を入れる。その後、ひょんな事から、大好きなロリータファッションブランドの店長直々に刺繍を依頼されて桃子は戸惑う。情に厚いイチゴの行動がレディース内で問題になってしまい、窮地に陥った唯一の友達を救うべく桃子は立ち上がる。

注目ポイント&見所

桃子とイチゴの凸凹コンビの友情が見どころで、2人の少女が精神的に成長していく様子が面白い。桃子の冷めた台詞が心に刺さるものだったり笑ってしまうものなのが注目ポイントで、監督で脚本の中島哲也の独特な世界観とスピードのある展開は見どころのひとつ。舞台のタイトルにもある茨城県下妻市や、桃子が育った関西の地域のたとえ方や、登場人物の個性の濃さも注目ポイントになっている。

⇒下妻物語の感想

第2位 ぼくたちと駐在さんの700日戦争

あらすじ

田舎町に新任の駐在さんがやってきた。イタズラ大好きのママチャリ、西条、孝昭、井上、千葉、ジェミーの6人は、厳しい駐在さんの取り締まりに反抗し、イタズラ戦争が勃発する。駐在さんの美人な奥さんが喫茶店でバイトをしていて、妹の美奈子さんと井上が恋に落ちた事から、イタズラを止めようかとも思った彼ら。だが、大人気ない駐在さんの仕返しに合い、戦争は続く。やがてバイク事故を起こし、入院した西条から、花火を盗むというイタズラを提案される。それには深い理由があった。

注目ポイント&見所

多数のコメディドラマや映画に製作陣として参加している、福田雄一の脚本というのが注目ポイントで原作が人気ブログというのにも注目したい。ママチャリたちのイタズラの数々はあまりにもくだらないものだが、それも見どころ。また、幼い病気の少女のために花火を盗むという、イタズラが好きなだけで悪人ではない少年たちの優しさも見どころのひとつ。駐在さんの大人気ない行動や仕返しも、注目ポイントのひとつになっている。

⇒ぼくたちと駐在さんの700日戦争の感想

第3位 アドレナリン・ドライブ

あらすじ

暴力団事務所のガス爆発に偶然巻き込まれたハッキリしない性格の悟と、偶然近くにいた冴えない看護師の静子は、事務所にあった大金を盗んでしまう。事務所で唯一生き残っていた暴力団員の黒岩がそれに気が付き、チンピラ6人組を使って2人からお金を取り戻そうとする。悟と静子は周囲に結婚したと嘘を付き、逃走を図るのだが、ひょんな事からテレビに映ってしまった静子。やがてチンピラたちと入院中の黒岩が、悟と静子と大金を追ってやってくる。

注目ポイント&見所

青春コメディ映画「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」などで有名な矢口靖史監督の、初期の作品というのが注目ポイント。また、お笑いコント集団のジョビジョバがチンピラ6人組を演じ、シュールな笑いを誘うシーンが作られているのも見どころになっている。ラストの大どんでん返しや、身なりを整えただけで性格までハッキリしてくる静子と、優柔不断な様子が変わらない悟の恋愛模様も、見どころのひとつになっている。

⇒アドレナリン・ドライブの感想

第4位 曲がれ!スプーン

あらすじ

超常現象番組のAD、米(よね)は、不思議なことが大好き。全国のエスパーたちを米が一人で体当たり取材する企画をするよう、上司から命じられる。だが、自称エスパーたちは、ビックリ人間ばかり。次の取材相手、細男との待ち合わせ場所、”カフェ de 念力”に向かう。しかしそこでは、本物のエスパーたちが集まっていた。細男に正体がバレてしまったエスパーたちは、米にはバレないようにと奮闘する。しかし米を透視したひとりのエスパーが、彼女の命に危険を及ぼすものを見つけてしまう。

注目ポイント&見所

劇団ヨーロッパ企画の舞台が基になっていて、劇団のメンバーが出演したり、脚本などに関わっているのが注目ポイント。また、「踊る大捜査線」も監督した本広克明が、他の自分の作品から小ネタを引っ張り出している部分も、注目ポイント。カフェで起こっている出来事、その裏側で起こっている出来事が、絡み合うようになっているストーリーは見どころだ。劇団ヨーロッパ企画と本広克明監督がタッグを組んだ、最初の作品の一場面が映っているのも見どころのひとつ。

⇒曲がれ!スプーンの感想

第5位 少年メリケンサック

あらすじ

大手音楽プロダクションで新人発掘をしているかんなは、ネットで「少年メリケンサック」というパンクバンドのライヴ映像を見つける。社長がそれを気に入り、かんなに交渉を任せるが、実際に会ったメンバーは中年だった。解散から25年たった彼らの下手な演奏や真実を、社長に告げられないまま全国ツアーが開始される。キャンセルも不可能になってしまったツアーをまわるうちに、バラバラだったバンドがまとまりかける。しかし、問題は尽きずに最大のピンチが訪れる。

注目ポイント&見所

宮藤官九郎の演出、脚本で、実際にバンド活動を行っている出演者がいたり、宮藤官九郎自身もバンド活動を行っているというリアルさが注目ポイント。少年メリケンサックを中年メリケンサックと呼んだり、だらしない生活態度の数々も見どころのひとつで笑いを誘う。癖のあるメンバーに囲まれるうちに、かんなが壊れていく様子も見どころで、変顔や奇妙な行動を惜しげもなく見せる、宮崎あおいの演技も注目ポイントだ。

⇒少年メリケンサックの感想

第6位 鈍獣

あらすじ

作家の凸川が、賞を受賞するものの行方不明になる。週刊誌の記者で、凸川の担当をしていた静が凸川を探して、とある田舎町を訪れた。凸川の幼馴染たちや年下の恋人、幼馴染の愛人でホストクラブのママに話を聞くうちに、「不死身でとことん鈍い凸川」の姿が明らかになっていく。そして彼らは凸川は死んだ、自分たちが殺してしまったと言い始める。静は凸川を見つけることができるのか。そして凸川はどこに行ったのだろうか。

注目ポイント&見所

宮藤官九郎が舞台用に書いた脚本をアレンジし、この映画がデビュー作となる新人監督の作品というのが注目ポイント。沢山の色を駆使した、摩訶不思議な凸やんワールドが繰り広げられているのが見どころだ。また、どうやっても死なない不死身の凸やんに対して、意地になって殺害を企てる幼馴染や巻き込まれていく周囲の人間模様も見どころのひとつ。あまりにもくだらない、小学生のようなネタを挟んだ会話も笑いを誘い、注目ポイントのひとつになっている。

⇒鈍獣の感想

第7位 図鑑に載ってない虫

あらすじ

フリールポライターの「俺」は、月刊黒い本の編集部から、死後の世界を見る事ができるという噂のシニモドキという虫の体験ルポの仕事を依頼される。オルゴール職人で相棒のエンドーと共に、シニモドキ探しを始める。やがて、ワケあり自殺志願者の小夜子、チンピラ上がりの目玉のおっちゃんと舎弟のチョロリも仲間に加わる。行方不明だったカメラマンの真島から情報を得て、シニモドキを捕まえた「俺」。そして死後の世界とは一体何なのか。

注目ポイント&見所

鬼才と呼ばれる三木聡監督、脚本の作品で、伊勢谷友介が松田優作を連想させるようなルポライター役を演じているのが注目ポイント。菊池凛子の「バベル」の次の出演作品で、園子温監督が独特の味がある役で出演しているのも注目ポイントのひとつ。小ネタやギャグに下ネタが多いながらも、独特の世界観で笑いを誘う展開なのが見どころ。夏の作品で、ホラーっぽい印象を与える場面や小ネタが使われているのも、見どころのひとつだ。

⇒図鑑に載ってない虫の感想

第8位 舞妓Haaaan!!!

あらすじ

熱狂的な舞妓ファンの鬼塚公彦は、京都支社に転勤になって大はしゃぎ。会社の売り上げに貢献した公彦は、社長に頼み込んで、夢にまで見たお座敷遊びに呼ばれる。そこで出会った野球選手の内藤と険悪なムードに。内藤と公彦は競い合うように野球、俳優、政治と活動の幅を広げていく。公彦の元カノの富士子は、公彦を追って京都に来て舞妓になっていた。内藤と公彦は富士子の気持ちに気が付かないまま、舞妓の旦那争いをし、ついには京都府長になった内藤の暴走が始まる。

注目ポイント&見所

宮藤官九朗の脚本の、ハイテンションコメデイというのが注目ポイント。阿部サダヲの終始ハイテンションの演技やショックを受けてもすぐに立ち直るキャラクター性、クールなイメージの柴咲コウのはっちゃけた演技と、2人のコントのようなやりとりも見どころのひとつ。お座敷遊びや舞妓に関する豆知識も豊富に詰まっていて、なるほど、と思わせる場面の多さに注目したい。名優、植木等の遺作になっているという点も見どころだ。

⇒舞妓Haaaan!!!の感想

第9位 サマータイムマシーン・ブルース

あらすじ

大学のSF研の部室に突然現れた、ヘンテコな機械に乗った謎の青年。その機械はタイムマシンで、青年は25年後からやってきた未来人だった。SF研のメンバーと、その隣の部屋を暗室として使う写真部の女子2人は、壊れたエアコンのリモコンを、タイムマシンを使って過去から持って来ようとする。だが、過去を変えると現在が消えてしまうと、顧問のホセから聞かされた彼らは、全てを元に戻そうと奮闘する。

注目ポイント&見所

劇団ヨーロッパ企画の舞台をベースにし、踊る大捜査線などの木本克行が監督をしたコメディ映画の1作目というのが注目ポイント。同様の製作陣で作られた「曲がれ!スプーン」に、ホセと田村がタイムマシン製作に失敗しているワンシーンがあるという、凝った作りになっているのも注目ポイントのひとつ。壊れてしまったエアコンのリモコンを、使える頃のものと取り替えるという目的での、タイムマシンの無駄使いと言えるストーリーは見どころだ。

⇒サマータイムマシーン・ブルースの感想

第10位 亀は意外と速く泳ぐ

あらすじ

平凡な主婦スズメは、出張中の夫の代わりに亀に餌をやる毎日。「スパイ募集中」という張り紙を見つけて連絡を取ったことから、某国のスパイになってしまう。平凡な毎日が、スパイとばれないように平凡に生きる毎日に変わり、スズメの日常が活気付く。スパイ仲間との楽しい交流の日々だったが、突然、某国への招集がかかる。しかし、公安警察がスパイの存在に気がついてしまった。スズメは、同じ病院で生まれた親友クジャクと同じ手を使い、スパイ仲間を助けようとする。

注目ポイント&見所

ところどころに散りばめられた小ネタの数々が注目ポイント。平凡を極めれば非凡になるとも言える、主人公スズメの突飛な行動や、ヘンテコな登場人物の多さが見どころになっている。また、アニメにもなっている「団地ともお」の原作者、小田扉の書いたパラパラ漫画が使われているのも見どころのひとつ。脱力系コメディ映画のゆる~い展開で、「のだめ」で有名になった上野樹里の平凡すぎる主婦の姿も注目ポイントのひとつになっている。

⇒亀は意外と速く泳ぐの感想

第11位 テルマエ・ロマエ

あらすじ

古代ローマ帝国の公衆浴場から21世紀の日本の銭湯にタイムスリップしてきた、浴場設計技師のルシウス。漫画家を目指す日本女性の真実と交流を深めつつ、古代ローマに戻っては日本のお風呂をモデルにした浴場を作り、高い評価を受ける。そして皇帝の専属浴場設技師となったルシウスは、真実の実家の温泉宿に再びタイムスリップ。ラテン語と古代ローマ史をマスターした真実は、再会したルシウスのタイムスリップに巻き込まれて古代ローマ帝国へ飛ばされてしまう。

注目ポイント&見所

古代ローマ人という役がピッタリの、阿部寛をはじめとした”日本人離れした濃い顔”のキャストと、上戸彩をはじめとした”平たい顔族”の日本人のキャストの割り振りが注目ポイント。また、文化の違いや言葉、時代よりもお風呂にこだわるルシウスの姿と、興味津々で接触を図る真実のやりとりは見どころだ。また、タイムスリップする度に登場する日本の有名な温泉の数々や、本場イタリアでの壮大なロケシーンも、見どころのひとつになっている。

⇒テルマエ・ロマエの感想

第12位 キラー・ヴァージンロード

あらすじ

結婚直前のひろ子は、ドジをしてアパートの大家を殺してしまった。しかも、大家はひろ子のストーカー。育ててくれた祖父に花嫁姿を見せたい一心で、大家をスーツケースに詰め込んで結婚式が終わるまでやり過そうとする。しかし、ひろ子の前に現れた自殺したくても死ねない女、福子がスーツケースの大家を見つけてしまう。自殺を助けることを条件に大家の遺体を隠すのを手伝うと自信たっぷりに言う福子だったが、なぜか暴走族や警察官、海外マフィアからもに追われるハメになる2人。

注目ポイント&見所

岸谷五郎、初監督作品というのが注目ポイント。ひろ子と福子の凸凹コンビのかみ合わないやり取りや、ゆっくりと芽生えていく友情は見どころだ。何度も追いかけてくる暴走族たちの言い訳が「逃げるから追いかけたくなるのが本能だから」というのも見どころで、何度逃げてもしっかりと追ってくる律儀さは見どころのひとつ。時代遅れな感覚は否めないが、ところどころに挟んでくる小ネタやギャグも注目ポイントだ。

⇒キラー・ヴァージンロードの感想

第13位 鴨川ホルモー

あらすじ

青竜会というサークルの新勧コンパに誘われた安倍と高村。そこで一目惚れした早良がサークルに入ると聞いた安倍は、高村を誘ってサークルに入ることに。そのサークルでは、オニを使役して神々を喜ばせる「ホルモー」という謎の活動を行っていた。面白半分で始めたオニ語やホルモーにのめり込む1回生たち。しかし、高村の失敗や早良への恋愛感情のもつれから、1回生が内部分裂を起こす。チームが分裂した事が原因で、地獄の釜の蓋が開くという非常事態が起こってしまう。

注目ポイント&見所

万城目学の小説が原作で、不思議な世界観が出来上がっているのが注目ポイント。早良京子の小悪魔っぷりや、それに振り回される安倍と芦屋の対立と、健気に安倍を想う楠木という甘酸っぱい恋愛が垣間見えるストーリーは見どころ。また、帰国子女で日本文化が素晴らしいと言いながら、どこかズレている高村のファッションや面白Tシャツ、中盤以降のちょんまげ姿も見どころのひとつ。VFXで作られたオニたちの可愛らしい姿も見どころになっている。

⇒鴨川ホルモーの感想

第14位 ポテチ

あらすじ

空き巣を生業にしている今村は、恋人の若葉と共にプロ野球選手の尾崎の部屋に侵入する。尾崎の部屋でくつろいでいると、女性の声で助けを求める電話が留守電に入る。興味本位で告げられた場所に向かうと、ストーカーに悩む少女がいて、尾崎と誕生日が同じだと自慢する今村は代打を買って出る。しかし少女の相談が狂言だったとわかり、今村は怒りをあらわにする。尾崎に対する今村の執着に疑問を抱いた若葉は、今村が懐いている先輩の黒崎に相談する。

注目ポイント&見所

東日本大震災の被災地、仙台への恩返しとし、全て仙台で撮影されたというのが見どころ。井坂幸太郎の短編小説が原作、中村義洋監督の作品で、過去に同じ製作陣で作られた映画が何本も存在するというチームワークのよさがにじみ出ているのが注目ポイント。他の作品にも出演している黒崎役の大森南朋や、今村役の濱田岳の存在感も注目ポイントになっている。今村の勉強のできなさと、ちょっとズレたツッコミをする若葉の関係性も見どころのひとつ。

⇒ポテチの感想

第15位 イン・ザ・プール

あらすじ

精神科医、伊良部の元には今日も変わった患者が訪れる。勃ちっぱなしで、泌尿器科から回されたサラリーマンの田口。自分で診断してから受診したという、強迫神経症のルポライター涼美。伊良部の適当な治療の後、泌尿器科で怒りを爆発させた田口は平穏な生活に戻り、涼美も仕事と伊良部の個人的な好奇心から通常の生活が送れるようになる。そんな彼らと時を同じくして、プール依存症のサラリーマン大森は、こらえきれないストレスを爆発させていた。そして大森は伊良部の元を訪れることになる。

注目ポイント&見所

三木聡の初監督映画で、松尾スズキ初主演作品なのにも関わらず、高い完成度の作品というのが注目ポイント。また、原作は奥田英朗の小説、伊良部シリーズという点も注目ポイントになっている。豊富な小ネタや、妙にリアル感がある仕草や表情の数々は見どころ。伊良部の破天荒な治療に健気に付き合う田口や涼美が、やがて治療を終えた後に不安がる伊良部の姿と、我関せずという姿を崩さないセクシーナースのマユミちゃんの立ち位置も、見どころのひとつになっている。

⇒イン・ザ・プールの感想

第16位 クヒオ大佐

あらすじ

自称、カメハメハ大王の子孫の父とエリザベス女王の親戚の母を持つアメリカ空軍パイロットのクヒオ大佐。実は英語もまともに話せない日本人の結婚詐欺師。弁当屋を経営するしのぶからお金を騙し取っているが、学芸員の春、ホステスの未知子にも目をつけている。だが、しのぶの弟に正体がばれてお金を返すよう脅され、警察にマークされている未知子はクヒオ大佐の、みるからに怪しい人物像を警察官にしゃべりだす。いよいよごまかしきれなくなったクヒオ大佐。

注目ポイント&見所

アカデミー賞を受賞した作品の監督でもある吉田大八監督の作品というのが注目ポイント。胡散臭いクヒオ大佐の言動や、長いものには巻かれるという考えが妙に人間味あふれるものになっているのが見どころ。また、騙すクヒオ大佐と騙される春、騙されていることに気が付かないしのぶ、クヒオ大佐よりも頭がキレて騙そうとしてくる未知子の、それぞれの関係性も見どころのひとつになっている。

⇒クヒオ大佐の感想

第17位 ハッピーフライト

あらすじ

ドジな副操縦士の鈴木は、機長昇格試験の訓練生。キーポイントになる今回のフライトの教官が手厳しい原田に代わった事を嘆いていた。国際線デビューを迎えたCAの悦子は、厳しい先輩の麗子が同じ便だと知り緊張。様々なトラブルを抱えながらも、なんとか離陸までこぎつけたホノルル行きの便。離陸してからもトラブルは続き、デザートが足りなくなる失敗を悦子がカバーするなど、まるで戦場。やがて鳥がぶつかった衝撃と悪天候で、飛行機墜落の危機に陥る。

注目ポイント&見所

矢口史靖監督の作品で、リアルな世界観のあるドタバタコメディに仕上がっているのが注目ポイント。離陸までにこれでもか、という手間をかけているにも関わらず、離陸後もまるで戦場になっている機内のスタッフたちの騒動が見どころになっている。また、地上での仕事の大変さや、離陸後の大騒動を治めようとするブレーンたちの行動力も見どころのひとつ。主演の田辺誠一の引きつった笑い方や、綾瀬はるかの凡ミスの数々は、特に印象に残るシーンになっている。

⇒ハッピーフライトの感想

第18位 オーバードライヴ(2004)

あらすじ

人気バンド、ゼロデシベルのギタリスト弦は、記者会見の場でボーカル美潮からクビを言い渡される。酔っ払ってタクシーに乗り、下北沢まで行くはずが、着いたのは青森県の下北半島。成り行きから津軽三味線を習う事になってしまう弦。やがて三味線の大会があることを知り、予選を突破できれば三味線の師匠の美人の孫娘とキスしてもいいと言われた弦は、大会に出ることを決意。しかしその大会には、悪魔に魂を売った三味線の演奏者もいて、優勝を目前に控えた弦はピンチに陥る。

注目ポイント&見所

俳優業の傍らバンド活動も行っている、主演の柏原収史のギター演奏シーンは見どころ。また、悪魔に魂を売って邪悪なバチを手に入れた悪い三味線弾きと、下心はありつつも純粋に三味線を弾く弦との差がしっかり作られていて、注目ポイントになっている。また、若者にとってはメジャーではない、津軽三味線という楽器をモチーフに選んだ点も注目ポイントになっている。バンドのボーカル美潮と弦、それから三味線の師匠の孫娘の晶と、幼馴染で優秀な三味線弾きの青年の恋愛模様も見どころのひとつ。

⇒オーバードライヴの感想

第19位 荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE

あらすじ

荒川の河川敷を不法占拠し、自給自足で暮らす奇妙な住民たちがいた。御曹司の行は立ち退きを促すために足を運ぶが、川に落ちたところを自称金星人のニノに助けられてしまう。恋をしたいというニノの願いを叶え、貸し借りをチャラにするために行も「リク」という名前を与えられて住み始める。七夕が立ち退き期限、そして金星人のニノが星に帰る日も七夕。河川敷での暮らしに居心地の良さを感じ始めたリクは、住民たちの味方になって、工事を阻止しようと考える。

注目ポイント&見所

中村光のギャグコメディ漫画が原作になっていて、TBS系列で放送されていたドラマの未完結部分などを補足した映画化作品というのが注目ポイント。出会いの部分から映画が始まり、カッパの村長がつけた「リク」という名前の由来や、ニノサンとの甘酸っぱい恋模様が描かれているのが見どころ。ドラマでは描ききれなかった父子の絆やリク自身の出生の秘密が明らかになり、笑えるけれど心が温かくなるストーリーになっているのも見どころのひとつ。

⇒荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIEの感想

第20位 ステキな金縛り

あらすじ

出来の悪い弁護士、宝生エミは、妻殺しの容疑をかけられた矢部五郎の事件を担当する事になる。矢部が主張する事件の当夜のアリバイは、旅館で金縛りにあっていた、というものだった。その旅館に赴いたエミは矢部に金縛りをかけた張本人、落ち武者の幽霊の更科六兵衛に出会う。無罪を勝ち取りたいエミは、更科六兵衛に法廷で証言してもらう約束をするのだが、当然幽霊は誰にも見えない。しかも、検事の小佐野は潔癖なオカルト嫌いだった。

注目ポイント&見所

日本が代表するコメディ作家の三谷幸喜監督、脚本の作品というのが注目ポイント。犯人のアリバイ証明を幽霊に任せるという大胆な発想が見どころ。更科六兵衛の姿を、なんとかして見えるようにして、証言を有効にさせようと奮闘するエミと、実は霊感があるのだが知らないフリをし、オカルト否定の議論まで持ち込んでくる小佐野のやりとりが見どころのひとつになっている。

⇒ステキな金縛りの感想

まとめ

豊富な毛色のコメディ映画を集めてみました。ランキング形式にはなっていますが、どの作品にも独特の世界観があって、どの順位の作品でも同じように楽しんでいただけると思います。原作ありきだったり、舞台やドラマ、アニメ化がされているものも数知れず。同じ監督や脚本家の名前も、何度も出てきます。好きな製作チームがいる場合は、その世界観を楽しめますし、どれも同じようなもので終わらず、その作品特有の空気が存在するのが、コメディ映画の面白いところですよね。気になったものから楽しんでいただければ、と思います。

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