スティーブ・アルトン原作のSF小説『Meg: A Novel of Deep Terror』が、ジェイソン・ステイサムを主演に迎えてついに映像化。200万年前に絶滅したはずの巨大サメ、メガロドンに襲われた潜水艦を助けに、レスキューダイバーたちは超危険な深海へと潜って行く。
映画『MEG ザ・モンスター』の作品情報
- タイトル
- MEG ザ・モンスター
- 原題
- The Meg
- 製作年
- 2018年
- 日本公開日
- 2018年9月7日(金)
- 上映時間
- 113分
- ジャンル
- アクション
ホラー - 監督
- ジョン・タートルトーブ
- 脚本
- ティーン・ジョーガリス
ジョン・ホーバー
エリック・ホーバー - 製作
- ロレンツォ・ディ・ボナベンチュラ
ベル・アブリー
コリン・ウィルソン - 製作総指揮
- ジェラルド・R・モーレン
ウェイン・ウェイ・チアン
ランディ・グリーンバーグ
キャサリン・クージュン・イン
チャンタル・ノン
バリー・M・オズボーン - キャスト
- ジェイソン・ステイサム
リー・ビンビン
レイン・ウィルソン
ルビー・ローズ
ウィンストン・チャオ
クリフ・カーティス
マシ・オカ
ペイジ・ケネディ - 製作国
- アメリカ
- 配給
- ワーナー・ブラザース映画
映画『MEG ザ・モンスター』の作品概要
1997年に発売されたSF小説を、アメリカと中国の合作アクション・ホラー映画として制作。監督は『ナショナル・トレジャー』シリーズを手掛けるジョン・タートルトーブ。今作はタートルトーブ監督の映画にお馴染みのニコラス・ケイジではなく、アクション映画の名俳優ジェイソン・ステイサムが主演を務める。ヒロインには『トランスフォーマー/ロストエイジ』や『バイオハザードV リトリビューション』にも出演経験のある実力派女優リー・ビンビンが熱演。
映画『MEG ザ・モンスター』の予告動画
映画『MEG ザ・モンスター』の登場人物(キャスト)
- ジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)
- 元海軍大佐で、現在は海洋レスキュー隊を務め、更に深海での救助も得意とするプロフェッショナル。過去にメガロドンに遭遇して、任務途中でクルーを見捨て撤退している。
- スーイン・ザン(リー・ビンビン)
- マリワナ海溝にある最新設備を搭載した海洋研究施設マナワンで、海洋学者として勤務する。
映画『MEG ザ・モンスター』のあらすじ(ネタバレなし)
世界で一番深い海とされるマリワナ海溝。そこに海洋研究施設マナワンが建設され、海洋学者たちは海溝よりも更に深い海域を発見する。世紀の大発見に探査チームは歓喜を露わにするが、突如として現れた巨大な“何か”に襲われる。
かつて200万年前に実在していたとされる巨大なサメ、メガロドン。全長23メートル、体重20トンもの巨大な生き物は、いつの間にか音もなく近づき、人間が逃げる隙を与えず、巨大な歯の生える口を広げ何もかもを呑み込んでいく。
海洋レスキューのジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)は、海中で身動きの取れなくなった探査チームの救助に向かう途中、メガロドンに遭遇する。海を縦横無尽に自由に動き回る高速の巨大サメが、海上へ押し寄せ人々をパニックに陥れる。果たしてメガロドンの存在とは、海を知りすぎた人間へ制裁を加える使者なのか、それとも地球の神秘に迫る者たちへの試練なのか。
映画『MEG ザ・モンスター』の感想・評価
超度迫力の巨大サメがスクリーンで暴れまわる
MEGが公開されるにあたり、映画自体の内容やアクションも期待したいところだが、今回は映画館自体にも期待できそうだ。公開されている予告編を見ると、今作は映画館によっては3D/4Dでの上映が行われる。3D映画とは、特殊なメガネを掛けるとスクリーンから飛び出したように見える仕掛けが施してある映画である。そして4Dは、更に進化して映像に合わせて風が吹いたり炎の熱を感じたり、水しぶきを浴びたりと、実際に体感することもできるようになっている。
スクリーンを暴れまわる巨大サメが、映像から飛び出してくるだけではなくその雰囲気まで体感できるとは、映画館の進歩にも感服せざるを得ない。このようなパニック映画の臨場感を鑑賞するには打ってつけである。
現在公開されているMEGの映画告知ポスターは、浮き輪に乗って優雅に海面を漂っている女性の下から、桁外れの大きな口を開け迫ってきているMEGが描かれている。こんなサメがスクリーンから飛び出して来たら叫ばずにはいられない。ホラー映画とはまた違ったスリリングな映画に、鳥肌が立ちそうなものだ。今作はぜひ3Dもしくは4Dで鑑賞し、MEGの恐ろしさの目の当たりにしたい。
イギリスのアクション俳優の代名詞、ジェイソン・ステイサムが巨大サメに挑む
数いるイギリス出身の名俳優の中でも、アクション俳優として名高いジェイソン・ステイサム氏が、今作では海洋の巨大生物に戦いを挑む。ステイサムの代表作『トランスポーター』や『ワイルド・スピード』を見ても、ステイサムが挑んでいるのは多くが人間であるが、今作は未知の生物、それも超巨大なサメ。
常識では測れないその巨大さに圧倒され、不測な事態ばかりが起こり、陸上とは勝手の違う海中で巨大なサメをどのように倒すのか、予想もつかない。公開されている予告ムービーでは、MEGは多くの人が賑わうビーチを襲い、船にも食らいつき、果てはヘリコプターまで墜としている。全長23mと言えば、小中学生が授業で泳ぐプールと同じくらいの大きさ。そんな巨大な生き物に、いくら鍛えている元軍人とは言え人間が太刀打ちできるのか。
人間以外を相手にする貴重なステイサム氏を、ぜひスクリーン前から応援したい。
鑑賞者の冒険心をくすぐる海洋ロマン
今作の監督・ジョン・タートルトーブと言えば、『ナショナル・トレジャー』シリーズでもお馴染みだ。しかし、彼を知る者からすればタートルトーブの監督作品にはコメディ映画が多く、また『ナショナル・トレジャー』や『魔法使いの弟子』と言ったファンタジー映画を世に送り出している。要するに、ここまで規模の大きなアクション映画を作っている監督ではないのだ。
しかし、そこはさすがファンタジー映画を手掛けているだけあり、予告動画からも窺える未知の海域の映像などは目を見張る。深海とは、かくもロマンが詰まった領域であるが故に、想像が無限に広がっていく。前人未到のロマン溢れる深海に、一体何が待ち受けているのか。タートルトーブが描く未発見の深海には、期待するばかりである。
MEGの巨大さが強烈にアピールされた予告映像やポスターが発表され、その迫力に誰もがドキドキを隠せないでいるが、タートルトーブがこれまで手掛けてきたファンタジーの総集でもあるようなロマンの詰め込まれた海への冒険を、早く体験したいものだ。
映画『MEG ザ・モンスター』の公開前に見ておきたい映画
ジョーズ
巨大サメが登場する映画と言えば、この映画を無くしては語れない。スティーブン・スピルバーグがその名を世界に轟かせた、1970年代の名作。
アメリカの田舎町の海岸に、突如打ち上げられた女性の遺体。その遺体は巨大サメに襲撃されたことを物語っていたが、夏の観光シーズンでかき入れ時の田舎町では、当初の予定通り海開きしてしまう。そして、予想通りの悲劇が起こる。主人公の警察署長マーティンは、大の水嫌いだが漁師のサムと共にサメ退治に乗り出した。
マーティン自体劇中では大した活躍もせず、サメが力尽きて生還するだけの役どころではあるが、ジョーズの迫力やその恐怖はしっかりと見た者に刻み込まれている。その後、続々と巨大サメを題材にしたパニックホラー映画が製作され、普通のサメだけでなく双頭のサメやゾンビサメ、幽霊サメ、ロボットサメ、生物兵器として開発されたサメなど面白い題材も揃っている。
初心に戻りジョーズを振り返った後、こうした変わり種の映画を観てから、今作に臨むのも悪くない。
詳細 ジョーズ
ナショナル・トレジャー
MEGの監督・ジョン・タートルトーブが手掛けた、トレジャーハント系アクション映画。名優・ニコラス・ケイジが主演を務め、続編『ナショナル・トレジャー2』も公開されるほどの人気を見せる。
内容も、これまで嘘か真かと何度も議論されてきている「テンプル騎士団」や「フリーメーソン」などの謎が盛り込まれ、題材として興味をそそられるものばかり。これまでのジョン・タートルトーブは、コメディ映画を多く手掛けてきていたが、『ナショナル・トレジャー』の成功によってアクション映画監督としても知られることとなる。
個人的には、タートルトーブの得意としているファンタジー要素が存分に盛り込まれているディズニー映画、『魔法使いの弟子』もぜひ鑑賞を勧めたい。『ファンタジア』に出てくる『魔法使いの弟子』を題材にしたこの作品は、魔法の存在を知らない人間たちの陰に隠れて、新たな指導者を探している魔法使いバルサザール(ニコラス・ケイジ)が、気弱な青年を無理やり弟子にし、魔法使いに育て上げるまでを描いた作品。
ニコラス・ケイジの珍しい長髪が、タートルトーブらしいコメディ的要素でクスッと笑ってしまう。
詳細 ナショナル・トレジャー
トランスポーター
ジェイソン・ステイサムが出演している映画は、そのほとんどがとても面白い映画ばかりで、高度なアクションを駆使し、見どころ満載な作品が多い。そのため、ジェイソン・ステイサムの作品を勧めるにあたり、アクション俳優としての名を轟かせたと言っても過言ではない程人気を博し、シリーズにもなった代表作を記載したい。
運び屋を生業としているフランク(ジェイソン・ステイサム)は、ある組織から品物の運搬を依頼される。だが途中でその品物が少女だと分かり、少女と共に人身売買の被害に遭う子供たちを救い出す。黒いスーツに身を包み、鋭い眼光で次々と敵をなぎ倒していくステイサムのアクションは、何度見ても惚れ惚れする。
この作品を経て、ステイサムは様々なアクション映画に出演し、シルベスター・スタローンや、アーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリスなどとの共演も果たしている。
近年では『ワイルド・スピード』にも出演し、増々アクション俳優としての地位を確立させていると言えるだろう。また、出演する映画も年々アクションがド派手になって行き、そのたびにステイサムの美しく鍛え上げられた肉体美が披露されることも恒例となりつつある。こうした名作を経て培われたアクション技術が、今作ではどのように披露されるのか楽しみである。
詳細 トランスポーター
映画『MEG ザ・モンスター』の評判・口コミ・レビュー
MEG ザ・モンスター昨日観てきた。IMAX3d効果かもしれんけど終始ドキドキしっぱなしで緊張感ある映画でした。いい感じのB級感もあるので気楽に2dでも楽しめると思う。
— ハンマー44口径 (@serow225_1117) 2018年9月8日
MEG ザ・モンスター
唐突なストーリー展開や回収されない伏線等、B級映画の特徴を遺憾なく発揮 頭カラッポで楽しめましたw
久々のステイサム分補給できて何より— ace666metal (@ace666metal) 2018年9月8日
映画「MEG ザ・モンスター」は予想以上にステイサム映画だった。
・ステイサムのアクション有り
・ステイサムのお色気シーン有り
・ステイサムがずっっっとカッコイイ
・ステイサムと幼女先輩のコンビぐう萌え
・サメは男(ステイサム)のアクセサリー
・人はめっちゃ船から落ちる— くず (@kienaikamo) 2018年9月8日
MEGザ・モンスターを観賞。ジェイソンステイサムとサメがノーガードで殴り合うのをひたすら楽しむ作品でした。ところどころ「は?マジ?さすがに」とツッコミどころも交えつつ、サメの絨毯爆撃に飽きることなく楽しめました。
— ふらんき~ (@frankie318jp) 2018年9月8日
『MEG ザ・モンスター』観た✨
迫力満点で面白かった!いやぁほんとにサメ怖い。ただ危機一髪のシーンもステイサムだとどこか安心して観れてしまって。もっと絶望的な内容の方が個人的にはグッとくるかな。海底のシーンは海底2万マイルのようでドキワクだったし、アトラクション感覚で観るのが良し! pic.twitter.com/D9GLsdMUm1— ぴえーる@マーク47バルク済 (@S2Love0721) 2018年9月8日
イオンシネマでMEG ザ・モンスターを観てきた。なんとなく危険な香りがしてたが、まあ金の掛かった豪華なB級パニック映画だった。想像通りの展開とある意味予想できない展開(笑)ランペイジを思い出した。こういう映画は、なんで?とかそんな訳無いだろと思ったら楽しめない系映画。
— 鰰 (@kaminariuo) 2018年9月8日
MEG ザ・モンスター見てきた。サメ映画かジェイソンステイサム映画かどっちになってるかなー、と思ってたが、ジェイソンステイサム映画でした。安心感パネェ。いや、サメ映画としてもだいぶ面白かったよ。サメにもお金かけてるわーこれ。しっかりポイント押さえてるし。うむ、当たりだ!
— はる (@haru_cat) 2018年9月8日
映画『MEG ザ・モンスター』のまとめ
2017年に、「渋谷男子」「六本木男子」などと並んで「ステイサム男子」という言葉が若い世代に流行ったのは記憶に新しい。おしゃれな服装の若者や、クラブに通うちょっとイケてる系男子の紹介に混ざって、鋭い眼光をしたステイサムの写真が挙げられている。紹介文には「人に媚びず、文句がある奴は殴るか殺す」の文。まさにパンチの利いた紹介文だが、実は笑うとチャーミングなステイサム氏が、今度は人間ではなくサメを殴る様子を劇場で見守りたい。
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