12000作品を紹介！あなたの映画図書館『MIHOシネマ』

映画『ソング・トゥ・ソング』のあらすじ・感想・評判・口コミ（ネタバレなし）

2020.11.24

テキサス州オースティン。音楽プロデューサーとして成功しているクック、フリーターのフェイ、売れないシンガーソングライターのBV、ダイナーのウェイトレスのロンダ。四人の男女が出会い、恋や友情に翻弄されていく。

映画『ソング・トゥ・ソング』の作品情報

ソング・トゥ・ソング

タイトル
ソング・トゥ・ソング
原題
Song to Song
製作年
2017年
日本公開日
2020年12月25日（金）
上映時間
128分
ジャンル
ヒューマンドラマ
ラブストーリー
監督
テレンス・マリック
脚本
テレンス・マリック
製作
サラ・グリーン
ニコラス・ゴンダ
ケン・カオ
製作総指揮
グレン・バスナー
クリストス・V・コンスタンタコプーロス
タナー・ビアード
キャスト
マイケル・ファスベンダー
ライアン・ゴズリング
ルーニー・マーラ
ナタリー・ポートマン
ケイト・ブランシェット
ホリー・ハンター
ベレニス・マーロウ
バル・キルマー
製作国
アメリカ
配給
AMGエンタテインメント

映画『ソング・トゥ・ソング』の作品概要

映画『名もなき生涯』（19）や映画『ツリー・オブ・ライフ』（11）などを手掛けるテレンス・マリックが監督＆脚本を務めた。マイケル・ファスベンダー、ライアン・ゴズリング、ルーニー・マーラ、ナタリー・ポートマンら豪華なキャストが共演を果たしただけでなく、「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」を始めとした人気ミュージシャンがカメオ出演していることでも大きな注目を集めている作品。テキサス州オースティンを舞台に、四人の男女の複雑な恋模様と友情が描かれている。

映画『ソング・トゥ・ソング』の予告動画

映画『ソング・トゥ・ソング』の登場人物（キャスト）

クック（マイケル・ファスベンダー）
成功した音楽プロデューサー。恋愛を気軽に楽しんでおり、ロンダに声をかける。
BV（ライアン・ゴズリング）
売れないシンガーソングライター。フェイに思いを寄せている。
フェイ（ルーニー・マーラ）
フリーター。ギタリストとしても活動している。クックと密かに交際している。
ロンダ（ナタリー・ポートマン）
ダイナーのウェイトレス。夢を諦めた過去を持つ。

映画『ソング・トゥ・ソング』のあらすじ（ネタバレなし）

テキサス州オースティン。クックは音楽プロデューサーとして成功しており、悠々自適な生活を送っていた。女性とも気軽に恋愛を楽しみ、楽しい日々を過ごしていた。フリーターのフェイは「何者かになりたい」という思いを抱いているときクックと出会い、密かに交際を始める。

売れないシンガーソングライターのBVは、クックが開催したパーティーでフェイに出会い恋に落ちる。フェイはクックとの関係を続けながらも、BVと付き合い始める。そして、秘密を抱えたまま、クックとBVと一緒に旅行に出かける。

クックはダイナーのウェイトレスとして働いているロンダに声をかける。二人は付き合い始め、楽しい日々を過ごした。しかし、ロンダは色んな女性と関係を持つクックに、心を痛めていた。四人の複雑な関係の行く末とは？

映画『ソング・トゥ・ソング』を無料視聴できる動画配信サービスと方法
映画『ソング・トゥ・ソング』を無料視聴できる動画配信サービスと方法を分かりやすく紹介しています。映画『ソング・トゥ・ソング』を無料視聴できる動画配信サービスと方法
mihocinema.com
2023.11.22
映画『ソング・トゥ・ソング』のネタバレあらすじ結末と感想
映画『ソング・トゥ・ソング』のネタバレあらすじと感想。ストーリーを結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載。
mihocinema.com
2024.06.06

映画『ソング・トゥ・ソング』の感想・評価

複雑な大人四人の恋模様を、豪華キャストが熱演！

女性関係が派手な音楽プロデューサーのクック、フェイに思いを寄せる売れないシンガーソングライターのBV、クックと密かに付き合うフリーターのフェイ、クックに口説かれるウェイトレスのロンダ。四人の男女が出会い、複雑な恋愛を繰り広げる大人のラブストーリー作品。

彼らを演じているのは、マイケル・ファスベンダー、ライアン・ゴズリング、ルーニー・マーラ、ナタリー・ポートマンの四人。マイケル・ファスベンダーは映画『スティーブ・ジョブズ』（15）で「アカデミー賞・主演男優賞」にノミネートされ、演技が高く評価された。そして、ライアン・ゴズリングは大ヒット映画『ラ・ラ・ランド』（16）で、エマ・ストーンと共に主演を務めたことで有名である。ルーニー・マーラは映画『ドラゴン・タトゥーの女』（11）に出演し、一躍有名になった。ナタリー・ポートマンは数々のヒット作に出演しており、日本でも人気の女優である。

超大人気ミュージシャンらがカメオ出演

豪華なのは俳優達だけではない。「第62回グラミー賞・特別功労賞・生涯業績賞」を受賞した伝説のロックシンガーのイギー・ポップ、「クイーン・オブ・パンク（パンクの女王）」の異名を持つシンガーソングライターのパティ・スミス、全世界のトータルセールスが8000万枚以上を記録した大人気ロックバンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のメンバー。

そして、イギリスのバンド「フローレンス・アンド・ザ・マシーン」のボーカルを務めるフローレンス・ウェルチ、パンク・ロックバンド「セックス・ピストルズ」のリードボーカルを務めていたジョン・ライドンなどなど、超大物ミュージシャンらがカメオ出演を果たしている。今までにないほど豪華なミュージシャン達が集結しているため、彼らの出演シーンにも注目して欲しい。

巨匠　テレンス・マリック監督＆脚本作品

本作の監督＆脚本を担当したのは、映画監督、脚本家、プロデューサーとして活躍するテレンス・マリック。事件を起こしながら逃避行を続ける男女の姿を描いた映画『地獄の逃避行』（1973）で長編映画監督デビューを果たし、映画『天国の日々』（1978）で「第32回カンヌ国際映画祭・カンヌ国際映画祭監督賞」をするなど高い評価を受けた。

近年では人気俳優のブラッド・ピット＆ショーン・ペンが主演を務めた『ツリー・オブ・ライフ』（11）で「第64回カンヌ国際映画祭・パルムドール」、良心的兵役拒否を行った実在の人物フランツ・イェーガーシュテッターの生涯を描いた映画『名もなき生涯』（19）で「第72回カンヌ国際映画祭・エキュメニカル審査員賞」を受賞している。

映画『ソング・トゥ・ソング』の公開前に見ておきたい映画

映画『ソング・トゥ・ソング』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。映画『ソング・トゥ・ソング』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

名もなき生涯

テレンス・マリックが監督・脚本を担当した作品。実在の人物、フランツ・イェーガーシュテッターの生涯を描いた伝記映画。「第72回カンヌ国際映画祭・エキュメニカル審査員賞」と「第72回カンヌ国際映画祭・フランソワ・シャレ賞」を受賞している。演技力が高く評価されているドイツ出身の俳優、アウグスト・ディールが主演を務めた。

農夫のフランツ・イェーガーシュテッターは、妻のファニと愛する子供達と幸せな日々を送っていた。しかし、彼らが暮らすオーストリアがナチス・ドイツに併合されたことで、平穏な日常が一変してしまう。農夫達は軍事訓練に参加し、兵役を義務付けられた。もし拒否すれば、待っているのは死だった。フランツはナチス・ドイツの指導者ヒトラーに忠誠を誓うことができず、兵役を拒否した。

詳細 名もなき生涯

スティーブ・ジョブズ

マイケル・ファスベンダーが主演を務めており、「2015年ロサンゼルス映画批評家協会賞・主演男優賞」を受賞している。アップル社の共同設立者の一人として知られているスティーブ・ジョブズを演じた。ウォルター・アイザックソン原作の伝記本『スティーブ・ジョブズ』を元に制作されている。

スティーブ・ジョブズはコンピューターの可能性を信じ、「アップルコンピュータ・カンパニー」を設立して成功を収めていた。仕事が順調なその一方で、私生活にある問題を抱えていた。元恋人・クリスアンとの間に生まれた子供を自分の子だと認めず、度々口論になっていたのだ。その後、スティーブ・ジョブズは「Macintosh 128K」を開発・発売するが、予想以上に売れ行きが悪かった。その結果、会社を追われることになる。

詳細 スティーブ・ジョブズ

ブレードランナー 2049

映画『ブレードランナー』（1982）の続編の物語。ライアン・ゴズリングは主演を務め、ネクサス9型レプリカントのKを演じた。前作で主演を務めたハリソン・フォードが、再びリック・デッカード役で出演していることでも大きな話題を集めた。「第90回アカデミー賞・視覚効果賞」を始め、様々な賞を受賞している。

2049年カリフォルニア。天才科学者のネアンダル・ウォレスは、新たなレプリカント（人造人間）ネクサス9型レプリカントを開発した。Kはネクサス9型レプリカントで、旧型のレプリカントを抹殺する任務に就いていた。そんなある日、任務を遂行中に、30年前のレプリカントの遺体を発見する。遺体の女性は、帝王切開をした形跡があった。Kはレプリカントが妊娠していた事実を隠ぺいするため、子供を抹殺するよう上司から指示される。

詳細 ブレードランナー 2049

映画『ソング・トゥ・ソング』の評判・口コミ・レビュー

映画『ソング・トゥ・ソング』のまとめ

音楽の街として有名なテキサス州オースティンを舞台に、音楽プロデューサーのクック、売れないシンガーソングライターのBV、フリーターのフェイ、ウェイトレスのロンダ、四人を主軸とした物語が描かれている。夢に成功した者、夢を追っている最中の者、夢に破れた者、それぞれの事情を抱える大人達が出会い、恋や友情に翻弄されていく。四人には一体どんな未来が待っているのか？美しい映像美と音楽にも注目しながら、彼らの恋の行方を見届けて欲しい。

みんなの感想・レビュー