幽霊が出てくるようなホラー映画は飽きた!名探偵が犯人を追うようなミステリーサスペンスは刺激が足りない!そんな人にオススメの、スプラッター映画をご紹介します。
スプラッター映画のおすすめランキング10選
背筋がヒヤッとするようなホラー映画であり、ハラハラドキドキの展開が続くサスペンス映画の要素も持つ、スプラッター映画。苦手な方は、DVDパッケージを見るだけでゾッとするものも多いでしょう。そんな中でも特にゾッとする10作品を、ランキング形式でご紹介します。
第1位 クライモリ
注目ポイント&見所
「ターミネーター」シリーズや「ジュラシックパーク」などの特殊メイクなどを手がけたSFXスタッフ、スタン・ウィンストン製作のホラー映画。クリーチャー3人組や、バラバラにされる被害者たちの特殊メイクがリアルで恐怖を誘う。謎の怪物に追いかけられる若者たちが森の中で逃げ惑う様子には、ハラハラドキドキさせられる。クリーチャーのひとり、3本指の男を演じているのが名脇役のジュリアン・リッチングスというのは、見どころのひとつ。
詳細 クライモリ
第2位 悪魔のいけにえ(1974)
注目ポイント&見所
スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮の「ポルターガイスト」の監督、トビー・フーバーの監督デビュー作品。低予算映画のために16ミリフィルムが使われたが、それが何とも言えない不気味さを醸し出している。人間の皮膚から作った仮面を被り、チェーンソーを使って襲ってくる、恐怖のレザーフェイス一家のシリーズ1作目。画面に映さない残酷描写や流血シーンが多く、見えないからこそ倍増する恐怖シーンが詰まっている。
第3位 ヘルレイザー
注目ポイント&見所
クライヴ・バーカーの小説「ヘルバウンド・ハート」が原作で、原作者が監督、脚本も担当した人気シリーズの第1作目。シリーズ9作目まで製作され、第1作目のリブート作品の製作も発表されている。「ヘルレイザー」の代名詞にもなった、魔道士ピンヘッドの独特の風貌が目を引く。作り物ではなく本物の蛆虫を多く使うなど、低予算映画ならではのリアル感が顕著に出ている作品。
詳細 ヘルレイザー
第4位 ホステル
注目ポイント&見所
日本映画界の鬼才、三池崇史監督が本人役として出演している作品。クエンティン・タランティーノが製作総指揮を取った、秘密クラブの存在と拷問を綿密に描いた作品。後半からの拷問描写や流血シーンの連続はトラウマになるほど強烈で、前半での異国のパラダイス感からの突き落とし方が巧妙。ホラー映画やサスペンス映画にありがちな、お約束の展開が通用しない作品になっている。
詳細 ホステル
第5位 ラブド・ワンズ
注目ポイント&見所
ショーン・バイルンの初監督映画で、脚本も手がけた作品。主人公ローラのキャラクターが飛びぬけて恐ろしく、プロムに誘ったら断られたという理由で拉致、監禁、拷問をする女子高校生。それを手伝う父親も狂気が漂っていて、「悪魔のいけにえ」や「ミザリー」、「ホステル」のいいとこ取りしたような作品。残酷描写や流血シーンはもちろん、ローラの狂気に満ちた行動の数々にも背筋が凍る。
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第6位 死霊のはらわた(2013)
注目ポイント&見所
1981年に公開された、カルト的人気のスプラッターホラー映画「死霊のはらわた」のリブート作品。オリジナル版の監督サム・ライミが脚本、製作に携わっていて、オリジナル版で主人公を演じたブルース・キャンベルがゲスト出演、製作にも携わった。CGを極力使わなかった作品だが、グロテスクなシーンが妙にリアルで生々しい。オリジナル版ではチープだった流血シーンも、リブート版ではリアリティのあるものに変化している。
第7位 マーターズ
注目ポイント&見所
殉教者(=マーター)を作って、死ぬ間際に見えているものを知ろうとする集団の拷問という、残酷描写や流血シーンをこれでもか、というほど詰め込んだトラウマになるような作品。監禁、拷問を受けていた少女リュシーが逃げ出すという、冒頭のシーンから背筋が凍るような不気味さがまとわり付く。親友アンナが見てしまうリュシーの復讐シーンや、その後に発見する拷問写真の数々も衝撃的。似た雰囲気の「ホステル」よりも過激、救いのないラストは見る側を選ぶ。
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第8位 ソウ SAW
注目ポイント&見所
ジェームズ・ワン監督、リー・ワネル脚本コンビのデビュー作品。低予算だからこその密室でのストーリーと、そこからの脱出劇は息を呑む。そしてゲームを仕組んだ“ジグソウ”に関する謎が、シリーズを通して明らかになっていくという人気シリーズの第1作目。シリーズは7作目まで製作され、完結した。脱出するために自分の体を切り落とすなど、助かるための残酷描写ばかりだが、自分で自分を傷つけるという精神的な恐ろしさがある作品。
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第9位 サプライズ
注目ポイント&見所
アダム・ウィンガード監督、サイモン・バレット脚本のスプラッター映画。家に押し入ってきたトラ、ヒツジ、キツネの目的や正体が気になる反面、残酷描写や流血シーンに驚かされ、ヒロインのエリンのたくましさに関心するストーリー。終盤にかけてのエリンの行動はすさまじく、エリンの手にかかる犯人たちも悪者なので、スプラッター映画には珍しく、意表をついたラストには爽快感すら覚える。
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第10位 パーフェクト・トラップ
注目ポイント&見所
「ソウ SAW」シリーズ4作目以降を手がけたマーカス・ダンスタン監督、パトリック・メルトン脚本の2012年の作品。第1作目は「ワナオトコ」で、「パーフェクト・トラップ」はシリーズ2作目になる。ソウシリーズと同じように、沢山のトラップ(罠)が使われているが、残虐な最期を演出するだけのトラップの数々に度肝を抜かれる。トラップを避けながら、閉じ込められた屋敷の中で出会った女性を信用できるかという、微妙な信頼関係を描いているのも見もの。
詳細 パーフェクト・トラップ
まとめ
スプラッター映画のオススメの10作品を、ランキング形式でご紹介させていただきました。ランキングの順位に関係なく、楽しんでいただける作品ばかりになっています。また、スプラッター映画ならではの、トラウマになるほど衝撃的な残酷描写が入った作品も入っています。そういった作品は、体調が悪い方にはオススメできないので、注意してご覧ください。
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