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ヴィゴ・モーテンセンが出演するおすすめ映画5選

ヴィゴ・モーテンセンは、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作でアラゴルン役を演じ、聡明な王子様で人気となった俳優です。また「イースタン・プロミス」でアカデミー賞主演男優賞にノミネート。彼の魅力あふれるおすすめ映画5作品を紹介します。

ヴィゴ・モーテンセンが出演するおすすめ映画5選

ビィゴ・モーテンセンは、デンマーク人の父とアメリカ人の母の間に生まれました。少年の頃、ヨーロッパの各地を転々とした為、フランス語やアラビア語など語学が堪能です。
2015年に公開された「涙するまで、生きる」では、元軍人で教師役を演じ、知的な人物を体現させています。ビィゴ・モーテンセンの魅力は、汚れ役を演じても気品漂う存在感がある点です。彼の魅力あふれる作品をぜひご覧下さい。
「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルン役だけでない、彼の凄さをお伝えします!
1度見たら彼のトリコです。

ロード・オブ・ザ・リング 3部作

注目ポイント&見所

アラゴルン役を演じ、人気となった作品です。聡明な王子だが、王様になるまでにはいくつか越えなければならない試練があり、その成長過程を楽しむことができます。全3作のテーマは、魔の指輪に象徴される、”執着を捨てる”こと。
そして最終章「王の帰還」のアラゴルンの即位式のシーン。ホビット族に支えられ、王になる瞬間は鳥肌がたちますよ。フロド&サムが主人公だと思って初めは見ますが、真のヒーローはアラゴルンです!また「王の帰還」では、ノミネートされたアカデミー賞11部門の全てで賞を受賞。

詳細 ロード・オブ・ザ・リング
詳細 ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔
詳細 ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還

ヒストリー・オブ・バイオレンス

注目ポイント&見所

ザ・フライ」や「クラッシュ」の奇才デヴィッド・クローネンバーグ監督の暴力を主題とした映画。組織の一員という過去を捨てて、良き家庭人として生きてきた男が、ある日再び、暴力の負の連鎖に巻き込まれてしまう。前半は二重人格者?と思わせるほど善人の顔を魅せていたが、家族を守る為、過去の自分を取り戻してゆきます。
ヴィゴ・モーテンセンの善と悪を巧みに切り替える演技に注目して下さい。リアルな暴力シーンも見どころ。たくさん殺しても息一つ乱れていない。汚れ役だが、彼の気品ある佇まいがいい。

詳細 ヒストリー・オブ・バイオレンス

涙するまで、生きる

注目ポイント&見所

ヴィゴ・モーテンセン主演のカミュの原作「客」を基に描いた人間ドラマ。アルジェリアを舞台に元軍人で教師のダリュと殺人容疑のアラブ人モハメドとの濃い逃避行を描いています。やがて2人に友情が生まれ、差別や民族を超えて生きる意味を問う!知的なヴィゴ・モーテンセンの演技と狂気の宿る瞳に注目して下さい。
流暢なフランス語やアラビア語を話す彼の姿に繊細さと多民族国家で生きる大変さが垣間見えます。アラブ人モハメド役レダ・カレブの演技もいい。

詳細 涙するまで、生きる

イースタン・プロミス

注目ポイント&見所

「ヒストリー・オブ・バイオレンス」のデヴィド・クローネンバーグと再び組んだ、ロシアンマフィアの犯罪映画。「イースタン・プロミス」とは人身売買を表し、ロシアンマフィアが関わっています。ヴィゴ・モーテンセンは、マフィアの運転手をしながら実は潜入捜査官という役どころ。冒頭から、ロシアンマフィアの抗争が描かれ、首を掻っ切るシーンなど残酷きわまりない。血が苦手な人はご注意下さい。
サウナでの乱闘シーンが見どころです。一糸まとわず闘う、ヴィゴ・モーテンセンの鍛え上げられた肉体に釘づけ!

詳細 イースタン・プロミス

ギリシャに消えた嘘

注目ポイント&見所

太陽がいっぱい」などの原作者でもあるパトリシア・ハイスミスの小説「殺意の迷宮」をホセイン・アミニ監督が映画化。ギリシャで詐欺師夫婦と知り合った、遺跡ガイドの青年が殺人事件に巻き込まれるサスペンス。ヴィゴ・モーテンセンとキルステン・ダンストが詐欺師夫婦を演じ、彼の初老の魅力がたっぷりです。ミステリーとしては物足りなさもあるが、ヴィゴ・モーテンセンの軽快な詐欺師っぷりには憧れます。
遺跡ガイドの青年役を演じたオスカー・アイザックの演技もいい。パルテノン神殿やクレタ島のクノッソス遺跡、イスタンブールのグランバザール等を巡り、旅行気分も味わえます。

詳細 ギリシャに消えた嘘

まとめ

「ロード・オブ・ザ・リング」3部作のアラゴルン役で彼のファンになった人が多いと思いますが、筆者もその1人です。その後の作品を観て、彼の知的さやダークな部分の演技に更に惹かれていきました。アラゴルン役のイメージだけで観るとびっくりするかもしれませんね!年々、渋さが増し良いおじ様になってゆくヴィゴ・モーテンセンの作品をぜひご覧下さい。
特におすすめは、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」での演技です。エド・ハリスとも共演しており、マフィアの館での乱闘シーンは必見です!

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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