人々から愛され続け、映画史に名を残すヒットとなった『メン・イン・ブラック』シリーズが復活。新たなキャストが集結し、これまでとは違うメン・イン・ブラックがここに誕生。
映画『メン・イン・ブラック インターナショナル』の作品情報
- タイトル
- メン・イン・ブラック:インターナショナル
- 原題
- Men in Black International
- 製作年
- 2019年
- 日本公開日
- 2019年6月14日(金)
- 上映時間
- 不明
- ジャンル
- SF
アクション - 監督
- F・ゲイリー・グレイ
- 脚本
- マット・ホロウェイ
アート・マーカム - 製作
- 不明
- 製作総指揮
- 不明
- キャスト
- クリス・ヘムズワース
テッサ・トンプソン
リアム・ニーソン
エマ・トンプソン
レベッカ・ファーガソン - 製作国
- アメリカ
- 配給
- ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
映画『メン・イン・ブラック インターナショナル』の作品概要
ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズを主役に、これまで全三部作が制作されてきた『メン・イン・ブラック』シリーズ。2012年を最後に制作が途絶えていたが、なんとこの度キャストを新たに復活。これまでは、地球に侵略してくるエイリアンとの戦いが描かれることが多かった本シリーズであるが、今作では焦点が主人公達が所属する『MIB』機関そのものに向けられる。エージェントHとエージェントMの凸凹コンビは、果たしてMIB内に潜む裏切り者を見つけ出すことができるのか。
映画『メン・イン・ブラック インターナショナル』の予告動画
映画『メン・イン・ブラック インターナショナル』の登場人物(キャスト)
- エージェントH(クリス・ヘムズワース)
- MIBに所属するエージェントMの先輩。どこかチャラついており、まじめなエージェントMの反感を買うこともしばしば。
- エージェントM(テッサ・トンプソン)
- エリート新人エージェント。真面目な人物で、自分とは正反対のエージェントHに逆らうこともしばしば。過去にエイリアンと遭遇し以降、その存在を知っていた。
- ハイ・T(リアム・ニーソン)
- MIBロンドンオフィスに所属する超大物エージェント。
- エージェントO(エマ・トンプソン)
- 過去作にも登場している、エージェントJの上司。MIB内でも数少ない女性エージェント。
映画『メン・イン・ブラック インターナショナル』のあらすじ(ネタバレなし)
実は、地球上には人知れず数多くのエイリアンが暮らしている。そんなエイリアンを監視し地球の平和を守る役目を負うのが、秘密組織である『メン・イン・ブラック』ことMIB。そんなMIBでは、数多くのエージェント達が所属しており、日々地球の平和を人知れず守り続けている。エージェントは、二人コンビで活動するのが基本。そして、MIBに所属するイケメンだがどこかチャラチャラしているエージェントHに、新たなパートナーができることとなった。そのパートナーとは、新人であるエージェントM。彼女は新人であるものの非常に優秀で、エリート街道まっしぐら、仕事に忠実な真面目人間だった。そんな正反対な二人に与えられた任務は、MIB内に潜むスパイを見つけ出すこと。果たして二人は、MIB、そして、世界を守ることができるのか。
映画『メン・イン・ブラック インターナショナル』の感想・評価
超豪華キャスティング
『メン・イン・ブラック3』の続編制作が発表された時、ファンの間でキャスティングが誰になるか、という点に大きな注目が集まった。前作での主人公の一人を演じていたトミー・リー・ジョーンズは現在かなりの高齢。続編への出演も難しいのではないか、というのがファンの見解だった。そして、発表されたキャスト総入れ替え。分かっていたことではあるが、ファンの間では一時期落胆の声が上がった。それだけに、ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズの存在は大きかったのである。しかし、新キャスティングが発表され、その声もかき消えた。今人気絶頂のクリス・ヘムズワースに加え、ベテラン実力俳優であるエマ・トンプソンやリアム・ニーソンの参戦。なんとも豪華なメンバーが肩を揃えたのである。彼らが描く新たなMIBシリーズを、純粋に楽しもう。
クリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンのタック再び
本作の主人公は二人いる。エージェントHとエージェントMである。それぞれの主人公を演じるのは、クリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソン。クリス・ヘムズワースは『マイティ・ソー』シリーズ、『アベンジャーズ』シリーズで広く世間に知られることとなったアクション俳優。テッサ・トンプソンはミュージシャンとしても活躍し、近年ビッグタイトルに続けて出演を果たしている女優。実は、この二人は過去に『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で共演を果たしている。その際は、息の合う相棒的役割を果たしていた二人。既に協力してのアクションも経験済みであるため、二人の息もピッタリ。3度目の共演となる本作でも、息の合った演技が期待できる。
魅力的なエイリアンも続々登場
『MIB』は、そもそもが地球上に潜むエイリアン達を監視する組織を描いた物語。当然のように、作中には数多くのエイリアン達が登場する。さらに、これまで監督を務めていたのは『E.T.』など、数多くのSF映画を手がけてきたスティーブン・スピルバーグ。そのスティーブン・スピルバーグが、他の映画にはない個性的なエイリアン達を次々と生み出してきた。本作では、ストーリーはエイリアンとの対決よりも、MIB内に潜む裏切り者を見つけることが主軸になっており、エイリアンの登場があまりないのではないか、という懸念がファンの間であった。しかし、残念ながら本作ではスティーブン・スピルバーグはメガホンを取ってはいないものの、これまで同様に多くのエイリアンが登場する予定となっている。SF好き、これまでのメン・イン・ブラックの世界観が好きというファンの期待にも必ず答えてくれる一本に仕上がっている。
映画『メン・イン・ブラック インターナショナル』の公開前に見ておきたい映画
メン・イン・ブラック
言わずと知れた、『メン・イン・ブラック』シリーズの原点であり、最高峰とも呼ぶべき一本。1997年に発表され、第55回ゴールデングローブ賞では最優秀作品賞を獲得した名作。E.T.や宇宙戦争など、SF界において右に出る者がいないほどの名監督、スティーブン・スピルバーグがメガホンを取った。ニューヨークで刑事として活動していたジェームズ・エドワーズは、捜査の途中で犯人を誤って殺害してしまう。しかし、なんとその犯人が突然異形の姿へと変身したのである。混乱する彼の前に、Kと呼ばれる黒尽くめの男が現れる。彼はエイリアンを監視するMIBに所属するエージェントで、ジェームズを組織へとスカウトする。そして、ジェームズことエージェントJと、エージェントKの凸凹コンビが結成されたのだった。
詳細 メン・イン・ブラック
オーシャンズ8
最新作は、かつて人々から愛された大人気シリーズ『メン・イン・ブラック』を、時が経ってからキャスト総入れ替えで新たに制作したもの。そして、本作もその一つ。ジョージ・クルーニーやブラッド・ピット、ドン・チードルといった超一流俳優ばかりを起用した奇跡のシリーズ、『オーシャンズ』シリーズ。オリジナルキャストでは最後となった『オーシャンズ13』から11年、主要キャストを全て女性に変更した本作が公開された。前作までの主人公、ダニー・オーシャンの妹であるデビー・オーシャンは、5年の時を経て刑務所から出所した。二度と犯罪には手を出さないと公言した彼女だったが、彼女の頭の中にはメットガラという、超高級宝石を盗み出す計画が既に描かれていたのだった。
詳細 オーシャンズ8
裏切りのサーカス
最新作は、MIB内に潜む裏切り者を見つけ出すストーリー。そして、同じく組織内の裏切り者を調査する主人公達を描いているのが今作である。一度見ただけではなかなか理解が難しいほどに複雑に組み立てられたストーリーが話題となった。時は東西冷戦下まで遡る。イギリス秘密情報部内、通称サーカスでは、次々と作戦が失敗するという憂き目に遭っていた。そんな状況に、サーカスの長官は組織内に裏切り者がいることを確信する。そして、その裏切り者探しは、『スマイリー』というコードネームを持つ老エージェントに託されることとなった。彼はサーカスの中堅幹部であるピーター・ギラムを相棒に、サーカスが抱える闇と直面していくこととなる。
詳細 裏切りのサーカス
映画『メン・イン・ブラック インターナショナル』の評判・口コミ・レビュー
メンインブラック インターナショナル
全く新しいメンインブラック
マーベルでお馴染みのソーとヴァルキリーの共演でアベンジャー感ハンパない
実際マーベルネタもありアクションやストーリーも中々楽しめた
そしてヴァルキリーが可愛すぎ😍#メンインブラックインターナショナル #メンインブラック pic.twitter.com/f5a566ifE7— 私がアイアンマンだ (@Yb1DZBb9PlADMr0) 2019年6月14日
『MIBインターナショナル』
気軽に楽しめるSFアクション!!
現実離れしたガジェットにエイリアンに、これぞメンインブラックって感じ!
ストーリーは結構複雑で、もう少し単純明快なのが観たかったかも…
テッサトンプソンの新人エージェントがキュートで賢くて素敵!彼女の役の中で1番好きかも。 pic.twitter.com/iD7j3FZssl— ある@映画 (@aluko_koko) 2019年6月14日
『メン・イン・ブラック:インターナショナル』
ハリウッドムービー王道のストーリー展開といえばそうなのだが、MIBという題材を使ってのこの展開はやはり普通すぎるか。
クリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンという人気俳優の個性を生かしたキャラクター設定やバディ感は悪くなかったと思う。 pic.twitter.com/mnMvQjknXI
— Hidezou (@hidezou777) 2019年6月15日
『メン・イン・ブラック インターナショナル』映画館にて89本目。
いくらスピンオフとはいえ、過去作無視しすぎじゃない?エージェントOがいるにも関わらず、KとJの存在がなきものにされてるシリーズファンガン無視描写に不満。ソー&ヴァルキリーコンビには上がったがそれだけの映画。 #EDDIE映画2019 pic.twitter.com/AdcuKnOsl7— EDDIE@来季こそKingsPlayoffいこう (@eddie2yuji) 2019年6月15日
『メン・イン・ブラック:インターナショナル』鑑賞
うーん、めちゃつまらなくはなかったけど、予告で期待しすぎたかな。
映像面では進化してたけど、ストーリーが過去作に比べて少しイマイチ。
クリヘムも良かったけど、やはりウィルスミスがハマり役すぎたかな。
あのサントラが聞けたのは良かった。 pic.twitter.com/yIbW9kqKP1— Taka cinema (@Taka_cinema1226) 2019年6月14日
「メン・イン・ブラック:インターナショナル」
面白かった。面白かったけどMIBではなかったかな。
設定だけ継承した別の作品みたいな。それがリブート作品なんだろうけど。ソー、ヴァルキリーコンビは安定でよかった。
ちょっとシリアス過ぎたかなぁぁぁ。— どりあん (@movgamanov) 2019年6月15日
映画『メン・イン・ブラック インターナショナル』のまとめ
映画史に名を刻み、あらゆる世代から愛された『メン・イン・ブラック』が帰ってくる。クリス・ヘムズワースという、現代のアクションスターを起用し気合も十分。パートナーであるテッサ・トンプソンもアクション経験者であり、SF要素は勿論、激しいアクションも期待できるキャスティング。前作までの良さも残しながら、さらにパワーアップして帰ってきた『メン・イン・ブラック』。再び『メン・イン・ブラック』の世界観を楽しむことができる幸せを感じながら、最新作を思う存分楽しもう。
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