ハリウッドにおけるトップ俳優である二人、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが奇跡の共演。さらに監督はクエンティン・タランティーノという、間違いなくこの夏一番豪華な一本。
- 映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の作品情報
- 映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の作品概要
- 映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の予告動画
- 映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の登場人物(キャスト)
- 映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のあらすじ(ネタバレなし)
- 映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の感想・評価
- 映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の公開前に見ておきたい映画
- 映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の評判・口コミ・レビュー
- 映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のまとめ
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の作品情報
- タイトル
- ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
- 原題
- Once Upon a Time in Hollywood
- 製作年
- 2019年
- 日本公開日
- 2019年8月30日(金)
- 上映時間
- 159分
- ジャンル
- サスペンス
- 監督
- クエンティン・タランティーノ
- 脚本
- クエンティン・タランティーノ
- 製作
- デビット・ハイマン
シャノン・マッキントッシュ
クエンティン・タランティーノ - 製作総指揮
- ジョージア・カカンデス
ユー・ドン
ジェフリー・チャン - キャスト
- レオナルド・ディカプリオ
ブラッド・ピット
マーゴット・ロビー
エミール・ハーシュ
マーガレット・クアリー
ティモシー・オリファント
オースティン・バトラー
ダコタ・ファニング - 製作国
- アメリカ
- 配給
- ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の作品概要
1969年にハリウッド界を震撼させるとある事件が起きた。それは、超有名映画監督であるロマン・ポランスキーの妻、シャロン・テートがカルト集団に惨殺されるというおぞましい事件。本作は、そんな実話とリンクさせたスリラー映画。しかし、本作はスリラー映画としての一面だけでなく、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという超人気俳優二人が共演する、という豪華な映画としても楽しめるようになっている。
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の予告動画
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の登場人物(キャスト)
- リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)
- かつてテレビドラマに多数出演し、名声を欲しいがまました俳優。落ち目となった今、ハリウッドで再起を誓う。
- クリフ・ブース(ブラッド・ピット)
- 長年リックのスタントマン兼付き人を務めている男性。名声に執着するリックとは違い、気ままに生きる自由人。
- シャロン・テート(マーゴット・ロビー)
- アメリカの女優で、映画監督、ロマン・ポランスキーの妻。彼女との出会いが、リック達の運命を大きく変えていく。
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のあらすじ(ネタバレなし)
ハリウッド、それは数多くの名作映画を世に送り出してきた知らぬ者はいないほどの映画産業の中心地。1969年は、ちょうどそんなハリウッドの黄金時代だった。リック・ダルトンは、そんな時代に活躍していたテレビ俳優。しかし、かつては栄光を欲しいがままにしていた彼も、時代の流れと共に徐々に人々に忘れられるようになっていた。そんな中、彼が再起を誓い進出したのがハリウッド。彼は常にスタントマンであり付き人であるクリスと行動を共にしていた。厳しい業界で生き抜くことばかり考えるリックと、自由気ままに生きるクリス。そんな二人は、ある日当時名を上げ始めたばかりだった監督、ロマン・ポランスキー監督と出会う。そして、その出会いが二人の人生を大きく変えていくのだった。
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の感想・評価
ブラピとレオ様、奇跡の共演!
本作の目玉は、なんといってもレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという超豪華俳優の共演。それぞれが長い間、ビッグタイトルに絶えず出演し続ける、過去にアカデミー賞にノミネート、または受賞を果たしたことがある誰もが知る名優である。オファーを出したクエンティン・タランティーノ本人も、まさか二人共が出演を承諾してくれるとは思っていなかったようで、この奇跡の共演に感動しているコメントをインタビューで残している。さらに驚きなのが、二人共が長年ハリウッドで活躍しているにもかかわらず、二人の共演は今作が初ということ。映画ファンにはたまらないこのキャスティング。二人の名優のトップレベルの演技力を楽しもう。
実際の事件を背景にした作品
ロマン・ポランスキーといえば、『戦場のピアニスト』や『ローズマリーの赤ちゃん』など、数多くの名作を世に送り出してきた映画監督。まだまだ現役で活躍する同監督に、実は辛い過去があることをご存知だろうか。現在はエマニュエル・サニエという妻と幸せに暮らしている監督であるが、実は彼には前妻がいた。彼女の名前はシャロン・テート。監督が以前撮影した映画、『吸血鬼』に出演していた女優である。しかし、結婚からたった一年、なんと彼女はカルト集団に襲われ惨殺されてしまったのだ。さらに、それが人違い殺人だったというのだからたまらない。本作は、そんな残虐非道な事件とリンクさせている作品となっている。ハリウッド界を震撼させた事件の真実に迫る。
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の公開前に見ておきたい映画
レヴェナント 蘇えりし者
これまで数多くの名作に出演し、高い演技力を見せ付けながらもオスカーを受賞できなかったレオナルド・ディカプリオ。その険しすぎる道のりは、人々に「ディカプリオはアカデミー会員に嫌われている」とまで言わせるほどだった。しかし、2016年、そんなディカプリオがとうとうアカデミー主演男優賞を手にする瞬間が訪れた。その作品こそが本作。ディカプリオの名前が授賞式で呼ばれた時、会場は総立ちで彼のこれまでの苦労を労った。実在した罠猟師、ヒュー・グラスの半生を再現した伝記映画であり、彼がかつて経験した超過酷なサバイバルの様子を、事細かに再現している。あまりの厳しい撮影環境でも、圧倒的な存在感を発揮したディカプリオが圧巻。
詳細 レヴェナント 蘇えりし者
ファイト・クラブ
最新作でブラッド・ピットが演じるのは、長年リック・ダルトンの付き人兼スタントマンを務めているクリス・ブーフ。ブラピと言えば知らぬ者はいないほどの大物俳優であるが、近年のサスペンス作品などに多く出演する彼しか知らない人は、ブラピがスタントマン役を演じることに驚くのではないだろうか。しかし、実はブラピはこれまで数多くのアクション映画に出演している。本作はその代表作。タイトルでもあるファイト・クラブとは、男達が一対一の喧嘩をする秘密の集まりのこと。ブラピが演じるのは、そんなファイト・クラブを取り仕切る人物であり、謎に満ちた危険な男。彼自身も日々殴り合いに勤しんでおり、ブラピの鍛え上げられた身体、アクション俳優としてのブラピを楽しむことができる。
詳細 ファイト・クラブ
パルプ・フィクション
本作は、最新作で監督を務めているクエンティン・タランティーノが1994年にメガホンを取った作品。これまで『キル・ビル』や『ジャンゴ 繋がれざる者』など、数多くの有名作を世に送り出しているタランティーノだが、その中でも本作は最も高い評価を受けた作品。アカデミー脚本賞やパルム・ドールなど、あらゆる名高い賞を獲得した。とあるギャングを描いたストーリーだが、基本的には短編集を組み合わせたオムニバス形式をとっている。公開から25年以上経った今でも、根強い人気を誇る一本。短編の並べ順は実際の時系列とは異なっており、一度全て見終わった後、もう一度見返すことで新しい発見が得られる、二度美味しい作品。
詳細 パルプ・フィクション
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の評判・口コミ・レビュー
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は、世の中にあるゴルフとかキャンプとかクラブとかの楽しい事より、クソダサい映画館の暗闇を選んだおれたちへのタランティーノからの贈り物だ。だって普通人なら中盤なんか退屈なはずだもの。こっちはどこもかしこも幸福過ぎて泣きそうだっつーの。 pic.twitter.com/wHg5qu69Uh
— 阿乱隅氏 (@yoiinago417) 2019年8月30日
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」感想。見たか、これが映画だ。
クソみたいな現実を、虚構が吹き飛ばす快感。絶望と悲しみを喜びの涙に変えられるのは、作り手だけの特権だ。
「イングロリアス」「ジャンゴ」に続く映画の逆襲。これをずっと観たかったんだ。ありがとう。 #ワンハリ pic.twitter.com/jXgErOEU3k
— SYO(映画ライター) (@SyoCinema) 2019年9月1日
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド、鑑賞!
リック&クリフの人生落ち目バディを中心に描かれるハリウッド。
過去と現実に振り回されながらも、酒と煙草と気合いと「フ○ック!」で乗り切る2人は人間味に溢れていました。「ラスト13分、映画史が変わる」って宣伝されてますが…うーん。 pic.twitter.com/lDYECUVWN8
— チャーリー@映画アカウント (@LseydouxJbardem) 2019年8月31日
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を観賞。
1969年8月9日の悲劇、シャロン・テート殺人事件の直前のハリウッドを舞台に2人の男の友情を描く。タランティーノ節のオフビートな空気に魅了されながらも、実在の事件へのカウントダウンは刻一刻と迫る。映画への愛が溢れる至高の161分間。 pic.twitter.com/QVilMVeR6E— 趣味のいい生活 (@littlelennoncom) 2019年9月1日
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
この映画は実際に起きたシャロン・テート殺人事件を知った上で観ないと真意を理解できないので、これから観る人は注意しましょう。
そして評価としては難しいですが、この映画はその事件を知った上でのラストに全てが詰まっています。
【83点】 pic.twitter.com/Du43GXfJgI— みねさん@映画垢 (@inpakuto12345) 2019年8月31日
タラちゃんの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』早速観てきました。賛否両論あるようですが、SテートやSマックイーンのエピソードや最後のまとめなど彼の映画愛が溢れていて涙してしまいそうな程、私は良かったです。デカプリオもブラピも良く、69年にタイムスリップしたみたいな気持ち pic.twitter.com/9UJlqeCj3K
— ムーミン (@moomin_art78) 2019年8月31日
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のまとめ
ギャングやマフィアなどの暴力映画を得意とするクエンティン・タランティーノが新たに挑むのは、なんとスリラー映画。ブラッド・ピットやレオナルド・ディカプリオといった超強力俳優陣とタッグを組んだ意欲作に仕上がっている。本作の恐るべき点は、映画界を震撼させた実際の出来事とリンクさせている点。その事件とは、1969年に起きた女優でありロマン・ポランスキー監督の妻であるシャロン・テートがカルト集団に殺害されたというもの。映画界のタブーとも呼べるこの事件の映画化。その悲惨さに、観客は大きな衝撃を受けること間違いなし。
みんなの感想・レビュー