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映画『ジョーカー』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

悪役であるにも関わらず、D.C.コミックスにおいて最も人気のあるキャラクターと言っても過言ではない『ジョーカー』。そんなジョーカーの誕生秘話が今語られる。

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映画『ジョーカー』の作品情報

ジョーカー

タイトル
ジョーカー
原題
Joker
製作年
2019年
日本公開日
2019年10月4日(金)
上映時間
118分
ジャンル
サスペンス
監督
トッド・フィリップス
脚本
トッド・フィリップス
スコット・シルバー
製作
トッド・フィリップス
ブラッドリー・クーパー
エマ・ティリンガー・コスコフ
製作総指揮
リチャード・バラッタ
ジョセフ・ガーナー
ブルース・バーマン
キャスト
ホアキン・フェニックス
ロバート・デ・ニーロ
ザジー・ビーツ
ビル・キャンプ
フランセス・コンロイ
ブレット・カレン
グレン・フレシュラー
ダグラス・ホッジ
製作国
アメリカ
配給
ワーナー・ブラザーズ映画

映画『ジョーカー』の作品概要

あの「ジョーカー」が主演の映画が作られる。そのニュースは、瞬く間に多くの映画ファンの間に広まった。それほどまでに、本作は映画ファンにとってまさに待望の一本なのである。数多くいるヴィランの中でもトップレベルの人気を誇るジョーカー。初登場からかなり時が経過しているものの、その実態の多くは未だ謎に包まれている。そんなジョーカーの謎のベールがとうとう明らかになる本作。元々ジョーカーのファンである人がハマるのは勿論のこと、これまで彼を知らなかった人も間違いなくその魅力にやられることになる。

映画『ジョーカー』の予告動画

映画『ジョーカー』の登場人物(キャスト)

アーサー・フレック/ジョーカー(ホアキン・フェニックス)
大道芸人として生活する男性。とある出来事から、バットマンやゴッサム・シティを苦しめる強敵、ジョーカーへと変貌を遂げる。
マレー・フランクリン(ロバート・デ・ニーロ)
数々のテレビ番組に出演する大物司会者。アーサーがジョーカーへと堕ちていく大きな原因を作る。
ソフィー・デュモンド(ザジー・ビーツ)
日々を必死に生きるシングルマザー。ジョーカーが目をかけている女性。

映画『ジョーカー』のあらすじ(ネタバレなし)

舞台は、バットマンがその活動を開始する以前のゴッサム・シティ。アーサー・フレックは、街の片隅で大道芸人として生きる冴えない男。そんな彼を支えていたのは、母が幼少期よりアーサーに言い続けた、「どんな時でも笑顔で人々を楽しませなさい」という言葉。母の願いを叶えようと、常にピエロの扮装で笑顔を携え必死に生きてきたアーサー。しかし、そんなアーサーに世界は優しくなかった。アーサーを恫喝しては金を奪い取っていく若者達。それでも必死に前を向いて生きてきたアーサーだったが、とうとうそんなアーサーの心を折る出来事が起こる。こうして、アーサーはその後バットマンの最大の敵となる『ジョーカー』へと変貌していくのだった。

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映画『ジョーカー』の感想・評価

『ジョーカー』というキャラクター

ヒーロー映画において悪役とは、物語を盛り上げるために必要不可欠な存在。しかし、後にも先にも、これほどまでに視聴者からの人気を得た悪役はいないのではないだろうか。それ程の魅力を持つのが、この『ジョーカー』というキャラクターである。1940年に誕生して以降、バットマンの最大の敵として立ちはだかり続けてきたジョーカー。『犯罪界の道化王子』のキャッチコピーから分かるように、ピエロに扮した独特の格好、犯罪に対する独自の理念、掴み所のない性格、そして、そのカリスマ性から、多くのファンを虜にしてきた。とても『普通』ではないジョーカーのパーソナリティがどのようにして構築されたのか。ジョーカーファン必見の作品。

ホアキン・フェニックスのジョーカー

ジョーカーという人気キャラクターは、これまでジャック・ニコルソンやジャレッド・レトなど数多くの俳優達によって演じられてきた。その中でも最も有名なのが、同キャラクターでアカデミー賞助演男優賞も獲得したヒース・レジャーではないだろうか。そして、本作で主人公、ジョーカーを演じるのはホアキン・フェニックス。ホアキン・フェニックスといえば、『ザ・マスター』や『グラディエーター』など数多くのビッグタイトルに出演してきた実力派。そんな彼が、過去に名優達が演じてきたキャラクターを、どのように自分流に染めるのか。ジョーカーというキャラクターの新たな一面が見られることを期待しよう。

名言は出るのか?

奇抜な外見、独自の悪のポリシーなど、ジョーカーには数えられないほどの魅力がある。その一つとして作中に何個も登場する名言の数々がある。2008年に公開されたクリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』でも、「Hit me!」や「How about a magic trick?」など、観客を痺れさせるような名言を連発。その中でも特に「why so serious?」は、映画のキャッチコピーとしても使用されている程の人気。元来のジョーカーファンは、そんなジョーカーのカリスマ的名言を本作でも期待している筈。演者も監督も前作とは違う今作では、また違う今作では、また異なった系統のジョーカーが楽しめる筈。そんなジョーカーから果たしてどのような名言が飛び出すのか、期待が集まるところ。

映画『ジョーカー』の公開前に見ておきたい映画

映画『ジョーカー』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。映画『ジョーカー』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

ダークナイト

過去に『ジョーカー』というキャラクターが出演した作品は数多くあったが、その中でも最も有名且つ高く評価されたのは本作ではないだろうか。本作は、クリストファー・ノーラン監督がメガホンを取ったバットマン三部作の第2部にあたる作品。ストーリーは勿論のこと、特にジョーカーを演じたヒース・レジャーの演技が高く評価されており、あらゆる賞、さらにはアカデミー賞助演男優賞獲得という功績を残している。犯罪がはびこる町、ゴッサム・シティ。そんな街で、夜な夜なバットマンが犯罪者を捉えていた。バットマンの存在により、徐々に減少していく犯罪率。しかし、そんな中、史上最もバットマンを苦しめることとなる敵が現れる。その敵の名前は、『ジョーカー』。

詳細 ダークナイト

グラディエーター

2000年に公開された、本作の主演を務めるホアキン・フェニックスの出世作。アカデミー賞で作品賞や主演男優賞を獲得した名作であり、当時26歳であったホアキンも本作で助演男優賞にノミネートされている。アントニヌス朝のローマ帝国が舞台の本作。皇帝であるマルクスから、信頼を勝ち取る人物がいた。その男の名前はマキシマス。皇帝自らマルクスに次期皇帝になって欲しいと願い出るが、それを妬んだ皇帝の息子、コモドゥスによって皇帝が暗殺されてしまう。さらに、マキシマスは処刑を命じられ、さらには妻子を殺されてしまう。命辛々逃げ延びたマキシマスは、奴隷に身を落としながらもコモドゥスへの復讐を誓うのだった。

詳細 グラディエーター

マレフィセント

ハリウッドでも1、2位を争う色気の持ち主、アンジェリーナ・ジョリー。そんな彼女が2014年に主演を務めたのが本作。本作のタイトルにもなっているマレフィセントとは、『眠れる森の美女』に出てくる悪役の名前。本作は最新作同様、物語の悪役を主人公に描いた物語なのである。昔、妖精の国と人間の国が対立していた時代。妖精の国に生まれたマレフィセントは、国に迷い込んできたステファンという少年と恋に落ちる。2人の愛は揺らぐことなく、彼らは大人になっていく。しかし、自らの出世という欲望に飲まれたステファンは、マレフィセントを裏切り彼女の翼を切り落としてしまう。最愛の人に裏切られたマレフィセントは、人間達への復讐を誓うのだった。

詳細 マレフィセント

映画『ジョーカー』の評判・口コミ・レビュー

映画『ジョーカー』のまとめ

近年、映画における悪役、通称『ヴィランズ』の人気が高まっている。ディズニーなどにおいても、ヴィランズを主役としたスピンオフ作品が次々と作られている。しかし、数多くある映画の中で、最も人気な悪役といえば本作の主人公、『ジョーカー』ではないだろうか。出演回数自体はそれ程多くないにも関わらず、最早カルト的人気を誇っている彼。依然多くの謎に包まれているジョーカーの真実に迫った一本。ジョーカーのファンであるならば、見ないと言う選択肢はない。

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みんなの感想・レビュー

  1. とっさん より:

    しょうもなかった、ぜんぜんおすすめ感なし。

  2. アフォリズム より:

    これだけ悲惨な人生なら自殺を選ぶ日本人は多いのではないか?自分の人生を悲劇ではなく、実は喜劇だったと喝破して、やりたいように生きる。反社会的でも、爽快なのかもしれない。人生は繰り返す。最初は悲劇で、二回目は喜劇。