これまでなんども映画化されてきた大人気ヒーロー、スパイダーマン。今作ではそんなスパイダーマンが複数人登場!?これまでになかった、新しいスパイダーマン映画の誕生。
映画『スパイダーマン スパイダーバース』の作品情報
- タイトル
- スパイダーマン スパイダーバース
- 原題
- Spider-Man: Into the Spider-Verse
- 製作年
- 2018年
- 日本公開日
- 2019年3月8日(金)
- 上映時間
- 117分
- ジャンル
- アクション
- 監督
- ボブ・ペルシケッティ
ピーター・ラムジー
ロドニー・ロスマン - 脚本
- フィル・ロード
ロドニー・ロスマン - 製作
- アビ・アラド
フィル・ロード
クリストファー・ミラー - 製作総指揮
- 不明
- キャスト
- シャメイク・ムーア
ジェイク・ジョンソン
ヘイリー・スタインフェルド
ニコラス・ケイジ
キミコ・グレン
ジョン・モラニー - 製作国
- アメリカ
- 配給
- ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
映画『スパイダーマン スパイダーバース』の作品概要
マーベルコミック誌上に、スパイダーマンが初めて登場したのは1961年のこと。登場してから50年以上もファンから愛され続けているビッグヒーロー、それがスパイダーマン。これまで何度も監督や出演俳優を一新しリメイクしてきた名作が、2019年再びスクリーンに蘇る。しかも、これまでのシリーズは全てピーター・パーカーが主役であったことに対し、本作は主人公も一新。なんと、これまでの主人公であるピーター・パーカーが死亡し、その後を継ぐという形で新しい主人公が登場するのだ。『スパイダーマン』シリーズを長年応援してきたファンからすると非常に衝撃的な展開。さらに、複数のスパイダーマンが一度に登場するという熱い展開が繰り広げられる。これまでとは一味違う、新たなスパイダーマンの幕開け。
映画『スパイダーマン スパイダーバース』の予告動画
映画『スパイダーマン スパイダーバース』の登場人物(キャスト)
- マイルス・モラレス(シャメイク・ムーア)
- 今作の世界戦におけるスパイダーマン。本当の姿は、有名中学校に通う学生。スパイダーマンとしての力を制御しきれていない。
- ピーター・パーカー(ジェイク・ジョンソン)
- 元祖スパイダーマン。ピーターが死んだことで、マイルスの世界線では彼がスパイダーマンを継ぐこととなる。
映画『スパイダーマン スパイダーバース』のあらすじ(ネタバレなし)
ある日、特殊な蜘蛛に刺されたことで蜘蛛と同様の力を手に入れたスパイダーマン。そんな力を元に、彼はこれまで数多くの事件を解決してきた。決して正体を明かさないスパイダーマン。そんな彼の本当の顔は、ニューヨークのブルックリンにある名門中学に通う中学生、マイルス・モラレスだった。しかし、そんなマイルスにはある悩みがあった。ある日突然授かったスパイダーマンの力を、なかなか制御できずにいたのだった。そして、ある日突然事件が起こる。謎の存在によって、時空が歪められてしまったのだった。時空が歪められたことで複数のパラレルワールドが交差してしまう。そして、なんとそれぞれの世界で活躍していた『スパイダーマン』がマイルスの世界に集結してしまったのだ。自分とは違う、スパイダーマンとしての役割をしっかりと努めている先輩達からの指導を受けるマイルスだったが…?
映画『スパイダーマン スパイダーバース』の感想・評価
個性の違う、複数人のスパイダーマン
これまで、『アベンジャーズ』や『ジャスティス・リーグ』など、複数のスーパーヒーロー達が一堂に会し共闘するといった映画は数多く公開されてきた。今作でも、スーパーヒーローは複数名登場する。しかし、本作がこれまでの映画と違う点は、”登場する複数のスーパーヒーロー”が、全て同一人物という点である。本作に登場するスーパーヒーローが、全員がスパイダーマンなのである。元々映画『スパイダーマン』は、原作とは異なる次元、パラレルワールドが舞台となっていることが公式で明らかになっている。そんな、パラレルワールドに存在数複数のスパイダーマンが一挙に集ったのが本作。しかも、全員がそれぞれの個性を持っていて、同じ『スパイダーマン』でも全く違う戦い方を見せるのだ。これまでありそうでなかった展開。まさしくスパイダーマン好きのための映画といってもいい一本。
スパイダーマンが死ぬ!?
長年愛され続けてきたスパイダーマン。これまで何度も映画化されてきた名作だが、唯一ロバート・ダウニー・Jr.が演じた『アイアンマン』などとは異なり、これまで担当俳優が何度か入れ替わっている。トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールド、トム・ホランドなど、これまで錚々たるメンバーが演じてきたスパイダーマン。しかし、彼らが演じたのは全て「ピーター・パーカー」。ピーター・パーカーは、特殊な蜘蛛に噛まれヒーローとしての力を手に入れたスパイダーマンの歴史において唯一無二の主人公。しかし、本作の主人公はピーター・パーカーではなくマイルス・モラレス。なんと、ピーター・パーカーは、本作で死亡するのである。これまでの主人公が死ぬという衝撃の展開。どうなるか、注目が集まる。
映画『スパイダーマン スパイダーバース』の公開前に見ておきたい映画
スパイダーマン
『アメイジング・スパイダーマン』や『スパイダーマン ホームカミング』など、これまで何度も映画化されてきた大人気ヒーロー、スパイダーマン。そんなスパイダーマン劇場化シリーズの原点とも呼ぶべき作品が、2002年に公開された本作。サム・ライミ監督のもと、トビー・マグワイアを主役に迎え全3部作で構成された。原作とは異なる世界、パラレルワールドを舞台として描かれており、原作がアース616という世界であるのに対し、本作はアース96283が舞台だという。シリーズ3部作の全てが大ヒットを収めたという爆発的人気を誇ったシリーズであり、さらに続編となる3部作の製作案まで持ち上がっていたもの。今作を見なければ、スパイダーマンは語れない。
詳細 スパイダーマン
ジャスティス・リーグ
MARVELにとっての『アベンジャーズ』のように、D.C.コミックス誌上に登場するスーパーヒーロー達が、作品の垣根を超えチームを組み、悪と対峙するのが本作。D.C.コミックスはMARVELと比較して、よりシリアスな展開が売り。本作でも最強のスーパーヒーローであるスーパーマンが、他のヒーロー達と相対するシーンや、ダークヒーロであるバットマンが策略を巡らせるシーンなどシリアスなシーンが多数存在する。最新作のようにパラレルワールドが絡んでいるわけではないが、複数人のスーパーマンが一堂に会するといった点では最新作と共通している。個性の違う5人のスーパーヒーロー達。彼らは手を取り合って、迫り来る強大な敵に立ち向かうことができるのか。
詳細 ジャスティス・リーグ
LOGAN/ローガン
これまで、様々な困難に立ち向かい、圧倒的な力と正義の心を持って数多くの難敵を打ち破ってきたスーピーヒーロー達。正義は常に勝つもの。どんな映画であれ、基本的にはスーパーヒーローか仲間と協力して敵を打ち破り世界は救われハッピーエンド、そんなエンディングを迎えるものが少なくない。しかし、スーパーヒーローも完璧な存在というわけではない。中には、普通の人間であるスーパーヒーローも存在する。描かれることは少ないが、スーパーヒーローの敗北、そして、最悪の場合死を迎えることもないわけではないのだ。その点で、最新作と今作は共通している。最新作ではこれまでスパイダーマンの唯一無二の主人公であったピーター・パーカーが死に、本作では『X-MEN』の主要キャラ、ウルヴァリンが死亡する。しかし、ヒーローの死は悲しいだけではなく、次の世代に大きな何かを残してくれるのだ。彼らが残したものが一体どういう形で花開くのか、要注目。
詳細 LOGAN/ローガン
映画『スパイダーマン スパイダーバース』の評判・口コミ・レビュー
『スパイダーマン:スパイダーバース』鑑賞!!
何度倒れても立ち上がる、勇気があれば人はヒーローになれる事を改めて感じさせられる映画でした。
友達、師弟、親子の絆を深く感じさせられ、主人公マイルスの成長っぷりに大いに関心しました!
大画面でコミックを観るような感覚でとても楽しめました😊 pic.twitter.com/J0Dm7Sid75— Isamame (@Isamame_MARVEL) 2019年3月10日
スパイダーマン スパイダーバース観ました!
色んなスパイダーマンがいて設定よくわかんないしどうなのかなーと思ってたんですが!!
めちゃめちゃ良かったです!!
何も予備知識なくても全然楽しめる!!4Dで観たので臨場感がすごかったー!!
マイルスがスパイダーマンになるとこはほんと胸熱✨✨ pic.twitter.com/l2tXFlHhNn— ミュウ (@trumpetkigaku) 2019年3月9日
「スパイダーマン スパイダーバース」
3Dで鑑賞したのでまさに立体で動く漫画!見せ方にセンスが溢れすぎて凄いしか出てこない✨
目で楽しめるだけでなく、ストーリーも笑いあり涙あり。アカデミー賞取る訳ですよ…
予告で流れたトムホスパイダーマンもとても面白そう!どんどんこの世界にハマっていく pic.twitter.com/BL307Xoi2w— 柚子 (@Yuzu_s) 2019年3月9日
『スパイダーマン:スパイダーバース』
アニメならではの派手な色合い、躍動感のある映像がとても良かった!異なる世界からのスパイダーマン・ウーマンが個性的だし擬音などのコミックのような演出が面白い!サムライミ版などの過去作のオマージュもある✨メイおばさんがめちゃめちゃカッコよかった笑 pic.twitter.com/l4oT6EuBEz
— ヤマハ@映画垢 (@yamahamovie) 2019年3月8日
『スパイダーマン:スパイダーバース』吹替版は全体的に素晴らしかったんだけど、中でも宮野真守のピーターが凄かった。本人のパブリックイメージとリンクしつつキャラクターの本質を見事に表現してたんだよね。「これは僕にしかできない」と言うだけのことはある。ファンの人は絶対観た方が良いよ。 pic.twitter.com/cbFgrwqOwH
— ナガマサ (@nagamasa_san) 2019年3月10日
「スパイダーマン:スパイダーバース」観た!!
こんなに興奮したアニメーションは初めてかもしんない…説明ができひんくらい最高でした!!
スパイダーマン好きにはもちろんですがあまり知らないって人にもとにかく観てほしいです😆
笑いもあり感動もありで終始目が離せません!全てにおいて最高傑作✨ pic.twitter.com/JsNReOws1y— はる (@mirucho18) 2019年3月9日
映画『スパイダーマン スパイダーバース』のまとめ
スーパーヒーローでありながら、その親しみやすさから多くのファンから愛され続けているスパイダーマン。これまでのスパイダーマン映画の殆どは、ピーター・パーカーが特殊な蜘蛛に噛まれ、特殊能力を手に入れスパイダーマンとして活躍するまでの過程が描かれている。しかし、本作ではこれまでと全く異なる視点からスパイダーマンにアプローチする。スパイダーマンファンであればあるほど楽しめる仕上がりになっている。今作が、長年のスパイダーマンの歴史を大きく変えることになる。
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