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映画『レゴ(R) ムービー2』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

2014年の『LEGO(R) ムービー』から約5年、ついに前作のスケールを大きく凌駕する続編がスクリーンに登場。ブロックシティ改めボロボロシティに住む能天気な建設作業員エメットが、今度は宇宙で大活躍!?

映画『レゴ(R) ムービー2』の作品情報

レゴ(R) ムービー2

タイトル
レゴ(R) ムービー2
原題
The Lego Movie 2: The Second Part
製作年
2019年
日本公開日
2019年3月29日(金)
上映時間
107分
ジャンル
アニメ
コメディ
監督
マイク・ミッチェル
脚本
フィル・ロード
クリストファー・ミラー
製作
ダン・リン
フィル・ロード
クリストファー・ミラー
ロイ・リー
ジンコ・ゴトー
製作総指揮
ジル・ウィルファート
キース・マローン
マシュー・アシュトン
クリス・マッケイ
ザレー・ナルバンディアン
ライアン・ハルプリン
ウィル・アレグラ
クリス・レイヒー
キャスト
クリス・プラット
エリザベス・バンクス
ウィル・アーネット
ティファニー・ハディッシュ
ステファニー・ベアトリスメイ
アリソン・ブリー
ニック・オファーマン
チャーリー・デイ
製作国
アメリカ
配給
ワーナー・ブラザース映画

映画『レゴ(R) ムービー2』の作品概要

「すべてがもっとサイコー!」になって戻って来た、レゴ®ワールドの世界が、ついに日本上陸。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督を筆頭に、トップクリエイターたちが年間ベスト映画に選出するほどの渾身の作品。明るく、少しとぼけたところがある優しい建設作業員エメット。彼の前に現れたのは、地球の外からやって来た宇宙人!再び“選ばれし者”になったエメットは、前代未聞の領域で戦うことに。大人も子供も魅了し、誰もが一度は遊んだことのあるレゴの世界で、エメットたちが大暴れする。

映画『レゴ(R) ムービー2』の予告動画

映画『レゴ(R) ムービー2』の登場人物(キャスト)

エメット・ブロックスキー(クリス・ブラット)
ブロックシティで生活している、何から何まで“フツー”の建設作業員。明るさと優しさとポジティブさと、少しのおとぼけが取り柄。
ルーシー / ワイルド・ガール(エリザベス・バンクス)
エメットが最初に出会ったマスター・ビルダー。芯のある女性で、新年のために戦う戦士でもある。エメットのことが好き。
バットマン(ウィル・アーネット)
言わずと知れたDCコミックスのスーパーヒーローで、マスター・ビルダーの1人。ただ、自己チューで皮肉な一面もあるが、たまにドジ。
ウルトラキャット(アリソン・ブリー)
ユニコーンと猫が合わさった生き物で、マスター・ビルダーの1人。ふわふわが大好きで、いつもは陽気でニコニコした性格だが、怒ると獰猛な戦闘マシンに変身することがある。

映画『レゴ(R) ムービー2』のあらすじ(ネタバレなし)

ブロックシティで平穏に暮らしている、建設作業員のエメット。どこにでもいる普通のデザインで、普通のパーツを持つ、普通の男。だが、ひょんなことから世界を救うことのできる奇跡のパーツを手にしたことで、“選ばれし者”として勘違いされ、マスター・ビルダーの1人となった。それが今から約5年前。

ブロックシティがデュプロ星人たちに襲われ、町の秩序が崩壊し、ぼろぼろの街となった現在は、住人たちの心は荒み切ってしまっている。しかし、エメットは相変わらず持ち前の明るさとおバカさで仲間たちと楽しい毎日を過ごしていた。

ある日、流れ星に願いを込めようとしていたエメットの目の前に、奇妙な宇宙船が現れる。その宇宙船に乗っていたスウィート・メイヘム将軍は、エメットの見ている前で仲間のルーシーやバットマンたちを攫って行ってしまった。

フツーの生活をしていたエメットは、仲間を取り戻すためにいざ宇宙へ飛び立つ。向かう先は、ミュージカルが大好きなわがまま女王の支配する星。選ばれし者エメットの、フツーを取り戻す戦いが、前代未聞の領域で繰り広げられる。

映画『レゴ(R) ムービー2』を無料視聴できる動画配信サービスと方法
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映画『レゴ(R) ムービー2』のネタバレあらすじ結末と感想
映画『レゴ(R) ムービー2』のネタバレあらすじと感想。ストーリーを結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説しています。映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載。

映画『レゴ(R) ムービー2』の感想・評価

誰もが大好きなレゴたちが暴れ回る

LEGOは、デンマークに本拠地を構える会社で、世界130カ国の人々から愛されているおもちゃメーカーである。その歴史は古く、1932年から「Only the best is good enough(最高でなければ、良いとは言えない)」をコンセプトに、子供の創造性のサポートを中心に活躍している。

デンマークの言葉で、Leg Godt(よく遊べ)という意味が込められた商品名は、ラテン語の「組み立てる」という意味も併せ持っている。創業から87年経つ中で、商品化されたレゴの種類は数えきれないほどあり、また、おもちゃだけでなく教育面などでも活躍の場を広げてきた。

レゴの世界を体感できるテーマパークも世界中にあり、日本では愛知県名古屋市にレゴランド・ジャパンが2017年にオープンしたばかり。1,700万個を超えるブロックと、10,000個以上のレゴモデルが出迎えてくれる、大人から子供まで楽しめるパークである。

社会に多くの夢と希望を与えてきたLEGOが、今度は映画の世界にやって来た。普通の男が、とあるきっかけで世界を救うヒーローとなる。物語としては、“よくある話し”かもしれないが、スクリーンで暴れ回っているのは人間ではなくレゴのおもちゃたち。これだけで、子供は興奮するし、大人は応援したくなる。続編でも、エメットの変わらない面白さに期待したい。

スクリーンで活躍するレゴヒーローたち

レゴ映画の面白いところは、スーパーヒーローが登場するにも関わらず、彼らが主人公ではない点である。登場するスーパーヒーローは、バットマンを始め、スーパーマン、ワンダーウーマン、グリーンランタン、アクアマン、そして悪役ハーレイクイン。

しかし、活躍するのはあくまでも“普通の男”エメットなのである。エメットは、おもちゃのレゴの中に何百個といる、他と全く同じデザインの中の1人の男である。そんな他と変わらない普通の男が、スーパーヒーローを押しのけて仲間たちの救出のために立ち上がる。

とは言え、やはり戦いにはスーパーヒーローがつきものなので、敵に捕まってしまってはいるが、バットマンたちにも活躍を期待したい。可愛らしいデザインとなっているレゴのヒーローが、スクリーン内で飛び回る姿はとても面白くて、見ていて爽快である。

コメディ映画にありがちな、アメリカンジョークも飛び交い、子供たちを楽しませてくれる以上に、大人も楽しめる映画となっている。家の奥にしまい込んでしまったと言うご家庭は、ぜひこの機会にレゴを押し入れから引っ張り出してみてはいかがだろうか。大人になった今、レゴの新たな魅力に気付けるかもしれない。

日本語吹き替え版も同時上映

映画公開時、字幕版だけでなく日本語吹き替え版も同時上映される。今回も、前作同様エメットは森川智之が担当し、ルーシーを沢城みゆき、バットマンを山寺宏一が担当している。更に、今回新たに登場するレックス・デンジャーベストも森川智之が担当することになっている。

2014年に公開された映画でも、8人の声優が全キャラクターを演じ分けていたので、今回もそうした演じ分けがされることだろう。森川智之は、アニメでの活躍はもちろんのこと、海外俳優の吹き替えで言えばアダム・サンドラーを始めとして、『スター・ウォーズ』のユアン・マクレガー、『マトリックス』のキアヌ・リーヴス、『ジャック・リーチャー』や『ミッション:インポッシブル』のトム・クルーズなど、多くの話題作を担当している。

山寺宏一は、声優が選ぶ声優ベスト100で何度も1位の称号に輝き、7つの声色を操る男として知られている日本を代表する声優界の大御所である。海外俳優の吹き替えでは、エディ・マーフィやジム・キャリー、チャーリー・チャップリンなどのコメディアンを担当することが多く、他にもウィル・スミスやデンゼル・ワシントン、トム・ハンクスなども担当する。

日本の声優界の大御所たちが、一堂に会して吹き替えを担当する『レゴ®ムービー』は、シリーズの1、2とも、字幕版だけでなく吹き替え版でも楽しめる映画である。

映画『レゴ(R) ムービー2』の公開前に見ておきたい映画

映画『レゴ(R) ムービー2』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。映画『レゴ(R) ムービー2』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

LEGO(R) ムービー

2014年に公開された、完全CGによるコメディ・冒険映画。世界中から愛されているおもちゃのレゴブロックを使った世界を舞台に、世界の危機を救う男の物語を描く。

レゴでできた世界「レゴワールド」には、一般的なデザインの住人の他に、唯一無二の存在にして自由な想像力を持ち、身の回りにあるレゴで様々な武器や武器を作ることのできるマスター・ビルダーという存在がいる。

世界を牛耳り、自分の理想の形にしたがっているおしごと大王は、目障りなマスター・ビルダーの自由を奪うために、マスター・ビルダーをまとめる預言者のウィトルウィウスが持っている世界最強武器・スパボンを奪う。それによって、マスター・ビルダーたちは次々とおしごと大王に捉えられてしまう。

エメットは、一般的なデザインのよくあるレゴの1人だったが、ひょんなことから奇跡のパーツを手に入れ、マスター・ビルダーの1人となった。そして、“選ばれし者”としてマスター・ビルダーたちをまとめ上げ、おしごと大王を見事倒すのであった。

これまで決められたデザインで、決められたマニュアル通りに生活していたエメットは、“想像力”の持つ強さを目の当たりにする。そして、誰もが想像力によって未来を切り開けるのだと、その身をもって教えてくれるのであった。

詳細 LEGO(R) ムービー

LEGO スーパーヒーローズ:ジャスティス・リーグ シリーズ

『レゴ®ムービー』では、アメリカのDCコミックスに登場するスーパーヒーローが、クロスオーバーで登場する。誰もが知っているスーパーマンや、バットマンの他にも、実に多くのヒーローが登場し、主人公のエメットと共に映画を盛り上げてくれる。

『レゴ®ムービー』は、レゴワールドの住人たちの物語だが、レゴの形をしたスーパーヒーローたちの映画が、2015年に制作される。その名も、『LEGO スーパーヒーローズ:ジャスティス・リーグ』である。これは、レゴブロックとDCコミックスの『ジャスティス・リーグ』を合わせており、2014年の『レゴ(R)ムービー』の後に公開された。

シリーズは全部で4作品あり、1作目の『クローンとの戦い』から始まり、『悪の軍団誕生』、『地球を救え』、『ゴッサム大脱出』に続いている。

実写版のスーパーマンやバットマンは、もちろん映像が美しく、俳優の鍛え上げられた筋肉美も見応えがある。しかし、レゴのカクカクした動きで悪者をやっつけるスーパーヒーローもまた、かわいらしくて面白い。表情はもちろんのこと、腹部に書かれている筋肉の模様がまるで強くなさそうで、微笑ましいのだ。

一般人のエメットが活躍する映画を見た後は、本物のスーパーヒーローの活躍も見ておきたい。

詳細 LEGO スーパーヒーローズ:ジャスティス・リーグ シリーズ

シュレック フォーエバー

『レゴ®ムービー2』の監督を務めているマイク・ミッチェルが手掛けた、アメリカのアニメ映画『シュレック』シリーズの最終章。2001年に最初の『シュレック』が上映され、映画は瞬く間に話題となり、アカデミー賞長編アニメ賞に輝く。その後、続編やスピンオフ作品が製作され、2010年にマイク・ミッチェルがメガホンを取り、最終章の『シュレック フォーエバー』が完成した。

緑色の怪物シュレックは、愛する女性フィオナと結婚し、3人の子宝に恵まれる。だが、余りにも平凡な毎日に飽きてしまったシュレックは、フィオナと喧嘩して家出をする。道中で出会った魔法使いに過去に戻れると言われ契約したシュレックは、「自分の赤ん坊の日」を差し出し過去に行く。しかし、魔法使いがシュレックの生まれた日を消してしまい、シュレックは存在しない者とされ、仲間たちからも知らない怪物扱いされる。

平凡だった毎日が、実はとてつもなく大切でかけがえのないものだったことに、ようやく気付いたシュレック。自分を怖がる以前の仲間たちとの絆を何とか取り戻し、魔法使いに捉えられてしまったフィオナを助けに行くのだった。

シュレックの物語は、5話完結と言われており『シュレック フォーエバー』が4作品目であることから、続編が期待されていた。2019年、ついに第5弾が公開されるとのことで、緑色の怪物の活躍にまだまだ期待したい。

詳細 シュレック フォーエバー

映画『レゴ(R) ムービー2』の評判・口コミ・レビュー

映画『レゴ(R) ムービー2』のまとめ

『レゴ®ムービー2』には、いろいろなスーパーヒーローが登場するとご紹介したが、そのほかにも多くのパロディが散りばめられており、映画は片時も目が離せない。『ダイ・ハード』シリーズの、ジョン・マクレーン刑事を模したレゴも登場し、『マッドマックス』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ジュラシック・ワールド』などの要素もそこかしこに登場する。最高にクレイジーなアイディアを詰め込んだ今作は、みんなの“大好き”が詰まったドラマチック作品に仕上がった。

映画『レゴ(R) ムービー2』を無料視聴できる動画配信サービスと方法
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