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ロサンゼルス映画批評家協会賞の歴代受賞作一覧

ロサンゼルス映画批評家協会賞の概要

ロサンゼルス映画批評家協会賞とは、ロサンゼルス映画批評家協会が1975年に設立した賞である。前年度に公開された作品から投票が行われ、毎年1月中旬に開催されるロサンゼルス映画批評家協会の年次総会で授賞式が行われている。

ロサンゼルスと言えば映画産業の中心地であるハリウッドがあるのだが、あまりそのことを意識していない独自の路線で受賞作品の選出が行われている。そのため、受賞作品はアカデミー賞を受賞した作品と異なっていることが多く、主要な賞にアメリカ以外の作品や俳優達が選ばれることも多い。さらに、キャリアがある監督だけでなく、新世代を担う監督にも注目しているところが大きな特色と言える。

ロサンゼルス映画批評家協会賞の歴史・沿革

ロサンゼルス映画批評家協会賞は特別古い賞ではないが、アメリカの映画業界を語る上では欠かせない存在となっている。賞を作ったロサンゼルス映画批評家協会は、映画の批評だけでなく検閲などに対する抗議活動や支援活動を行ってきた。また、賞によって功績を称えるだけでなく、映画のイベントを開催したり映画の保存に尽力を尽くしている組織に寄付をしたりと、アメリカ映画業界にとって重要な活動も行っている。

2018年には宮崎駿がロサンゼルス映画批評家協会賞の中でも最高の栄誉とされる「キャリア功労賞」を受賞している。ロサンゼルス映画批評家協会賞はアメリカ国内に留まらず、グローバルな視点で映画の功績を称えている賞と言える。

ロサンゼルス映画批評家協会賞の歴代受賞作一覧

作品賞

開催回開催年度受賞作品
第48回2022年エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
TAR/ター
第47回2021年ドライブ・マイ・カー
第46回2020年スモール・アックス
第45回2019年パラサイト 半地下の家族
第44回2018年ROMA/ローマ
第43回2017年君の名前で僕を呼んで
第42回2016年ムーンライト
第41回2015年スポットライト 世紀のスクープ
第40回2014年6才のボクが、大人になるまで。
第39回2013年ゼロ・グラビティ
第39回2013年her 世界でひとつの彼女
第38回2012年愛、アムール
第37回2011年ファミリー・ツリー
第36回2010年ソーシャル・ネットワーク
第35回2009年ハート・ロッカー
第34回2008年WALL・E/ウォーリー
第33回2007年ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
第32回2006年硫黄島からの手紙
第31回2005年ブロークバック・マウンテン
第30回2004年サイドウェイ
第29回2003年アメリカン・スプレンダー
第28回2002年アバウト・シュミット
第27回2001年イン・ザ・ベッドルーム
第26回2000年グリーン・デスティニー
第25回1999年インサイダー
第24回1998年プライベート・ライアン
第23回1997年L.A.コンフィデンシャル
第22回1996年秘密と嘘
第21回1995年リービング・ラスベガス
第20回1994年パルプ・フィクション
第19回1993年シンドラーのリスト
第18回1992年許されざる者
第17回1991年バグジー
第16回1990年グッドフェローズ
第15回1989年ドゥ・ザ・ライト・シング
第14回1988年リトル・ドリット
第13回1987年戦場の小さな天使たち
第12回1986年ハンナとその姉妹
第11回1985年未来世紀ブラジル
第10回1984年アマデウス
第9回1983年愛と追憶の日々
第8回1982年E.T.
第7回1981年アトランティック・シティ
第6回1980年レイジング・ブル
第5回1979年クレイマー、クレイマー
第4回1978年帰郷(1978)
第3回1977年スター・ウォーズ
第2回1976年ネットワーク
第2回1976年ロッキー
第1回1975年狼たちの午後
第1回1975年カッコーの巣の上で